早稲田大学文化構想学部の英語で合格点を取る対策法
目次
早稲田大学文化構想学部の英語の傾向とレベル/難易度
早稲田大学の文学部と文化構想学部の英語は、問題形式がほとんど同じです。
受験の日程は異なるので、1つの形式を対策しておけば、2学部分の対策ができます。
早稲田大学に合格したい受験生にとっては、とても嬉しいですね。
早稲田大学文化構想学部の英語は、英語長文と会話問題、そして要約型の英作文の3つ。
1つ1つの長文の文章量は少ないですが問題数がとても多く、制限時間内で解き切るのは簡単ではありません。
スピーディかつ正確に、どんどん長文を読んでいく力が必要です。
難易度そのものは早稲田大学の中では平均的ですが、他の大学と比べるとやはり難しいです。
要約型の英作文は他の大学でも珍しく、しっかりと対策しておかなければ太刀打ちできないでしょう。
90分の制限時間の中で脳をフル回転させて、素早く情報を処理していく力が要求されています。
早稲田大学文化構想学部の英語長文の対策法
英語長文は空所補充型、内容の理解を問う形式、脱文挿入型の3つのタイプがメインで出題されています。
1つの長文の文章量は多くないので、1文1文を正確かつスピーディに読めるようにトレーニングをしていきましょう。
語彙力や文法の力に加えて、文章の内容を把握する力、文脈を推測する力など、応用的な力も求められています。
どの英語長文も難しすぎるという事はありませんが、レベルはそれなりに高いです。
時間内で75%ほどの正答率を切らないように、正確に解けるようにしてください。
ステップとしては、まずは1文1文の英文を読めるようにしてから徐々にスピードを上げていき、文化構想学部の設問の対策に入っていきましょう。
いきなり過去問を解いても、全く歯が立たないと思います。
1文1文の英文を読めるようにするためには、構文の解説が詳しい参考書を勉強して、構文を理解しながら英文を読めるようにしていきます。
英文解釈の技術シリーズなど短文解釈の参考書や、英語長文ハイパートレーニング、英語長文ポラリス、英語長文レベル別問題集などがおすすめです。
英文を読めるようにするためのトレーニングは、「スラッシュリーディングで、英文がスラスラ読める方法」をご覧ください。
まずは1文1文を読めるようにして、そこからスピードを上げて、文章量も増やしていくという流れです。
>>早稲田大学文化構想学部の英語長文が、どうしても読めない受験生はこちら
空所補充問題の解き方
空所補充問題は文章の理解力と、語彙力が問われています。
中学生レベルから早稲田レベルまでの英単語・英熟語を覚えてきましょう。
そして覚える際には、副詞や接続詞、前置詞も暗記しておいてください。
空所補充問題で狙われやすいですからね。
解き方としては文章をしっかり読んで、その文脈に合った選択肢を挿入すること。
空所の前後だけを見るのではなく、文章の流れを追っていってください。
分からない空所に関しては、一度飛ばしてしまってOK。
最後まで読み切って、文章の内容が全て頭に入った状態で、もう一度解きましょう。
そうするとより多くのヒントを活用できるので、解けるようになっているかもしれませんよ。
先に選択肢を見てしまうと先入観が入ってミスをする原因になってしまいます。
文脈をもとに空所の内容を自力で推測し、一番近い選択肢を選ぶようにしましょう。
内容の理解を問う問題の解き方
長文の内容に関する設問に対して、正しい選択肢を選ぶオーソドックスな形式の問題。
1つ1つの文章量が少ないので、スピーディに解くことはもちろん、回答に時間がかからないように正確に英文を読んでいきます。
何度も読み直さなければいけなくなってしまうと、制限時間に間に合わなくなってしまいますからね。
そのためには、設問に先に目を通しておくことをおススメします。
そして何が問われているかを頭に入れてから、回答の根拠を探しながら読みましょう。
そうすると正確度も上がりますし、時間も節約できますよ。
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脱文挿入型の問題の解き方
脱文挿入型の問題は、早稲田文化構想学部の設問の中でももっとも厄介な形式。
選択肢が8個あるのに、空所が7個しかないので消去法で完全に解き切ることができません。
この問題を解く際のポイントは、接続詞(副詞)・指示語・代名詞です。
空所の前後や選択肢に、接続詞(副詞)・指示語・代名詞がないかを、最初にチェックしてマークをつけておいてください。
例えば[He]という代名詞から始まる文があれば、その前には男性が出てきている可能性が高いです。
これらを手掛かりに、「必ずこれかこれしか入らない」という感じで、選択肢を1つずつ落としていきましょう。
そのうえで文脈に合う選択肢を入れていきます。
文脈だけで解こうとするよりも、ずっと解きやすくなりますよ。
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早稲田大学文化構想の会話問題の対策法
早稲田大学文化構想学部の会話問題は、空所補充型。
会話の内容を把握する力と、英熟語を中心に語彙の力が問われています。
さほど難しい大問ではないので、サッと解いていきたいところですね。
会話文の1番上に、[Two friends are talking.]など、会話の背景が書かれていることもあります。
会話の背景はとても大切なので、必ずチェックしましょう。
会話文は「登場人物の感情」や「会話の雰囲気」をイメージしながら、臨場感を持って読み進めることが大切です。
話の流れをしっかりと追っていき、その中で空所にぶつかったら問題を解いていきます。
選択肢を見る前に自力で「自分なら何を言うだろう」と推測して、一番近い選択肢を選ぶようにしましょう。
分からない問題はパスをして、最後まで読み切ってから解きましょう。
すべて読んで会話の内容を理解してからの方が、より推測しやすくなりますからね。
詳しい会話文の対策法については「会話文がイメージが大切!会話問題の解き方」をご覧ください。
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早稲田大学文化構想学部の要約問題の対策法
英語の文章を読み、内容を1文で要約する英作文問題です。
特に気をつけなければいけないのは、[ in your own words ]すなわち「自分のことばで」表現しなければいけない点。
事前に対策しておかないと、得点するのはなかなか難しいでしょう。
要約に取り組むためには、まずは基本的な英作文の力が身についていないといけません。
『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』などで、まずは英作文の力を鍛えましょう。
ある程度、自分で英文を書けるようになったら要約の勉強に入っていきます。
英作文の詳しい勉強法については「例文暗記がカギ!英作文の勉強法」をご覧ください。
参考書等で土台を固めたら、本格的に対策に入っていきます。
英語長文を読む際にはパラグラフごとに要点をメモして、内容を整理していってください。
そして重要なポイントにはチェックをつけておき、要点をまとめていきます。
長文を読み終えたら簡単に日本語で、全体の要約を書き出してみてください。
それを設問に合う形で、要約文として英語で表現していきましょう。
日ごろから英語長文を読む際には、「要点を整理してまとめる」ことを意識していけば、自然と要約問題にも対応できるようになっていきます。
可能であれば学校や予備校の先生に、書いた英文を添削してもらうことをおススメします。
難しいようであれば、要約問題が対策できるような参考書を勉強しましょう。
他の大学でもあまり出題されていない珍しい形式なので、同じ形式でなくても要約型の問題には積極的に取り組むと効果的です。
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早稲田大学文化構想学部の英語の対策と勉強法まとめ
文化構想学部の英語の攻略法、深く理解できましたでしょうか。
他の大学と比べても特徴が強い問題形式なので、気合を入れて対策しておきましょう。
文学部は文化構想学部と出題の傾向がほぼ同じなので、文学部の過去問もたくさん演習してくださいね。
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