東南アジアは、中国・インドの交易の要地として重要な役割を持った地域です。
東南アジアを理解することは、交易で関わりを持つ中国やインドの歴史をより深く理解することにもつながります。
しかし中国やヨーロッパのように、比較的出題頻度の高い地域と比べて、受験生にとっては手を抜きがちな分野です。
入試で他の受験生と差をつけられるように、確実に理解しておきましょう。
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東南アジア史を勉強する上でのポイント
ポイント①地図を使う
東南アジア史を勉強する上で、絶対に必要になるのが地図。
東南アジアは海上交易や中国・インドとの交流などにおいて、地理的側面が歴史と密接な関わりを持っています。
さらに特に古代〜中世の東南アジア史では、地名や川、海峡などの名前とセットで学習していくことになります。
そのため、地図を見ながら勉強するかしないかで理解度に大きな差がでます。
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ポイント②中国・インドの政治状況と合わせて考える
東南アジアは、中国・インドの交易の要地として発展した地域です。
そのため、中国やインドの政治状況に応じて、東南アジア自体の勢力も変動しています。
例えば、中国で唐が力を弱めた時には、東南アジアの国々の自立が進んでいます。
中国・インドの学習と合わせて勉強していくと効率が良いでしょう。
ポイント③簡単なことを確実に覚える
東南アジアはそれ単体で様々なことを聞かれることは少なく、あくまで他国との関連で出題されることが一般的です。
そのため、あまり細かいところまで覚えようとせず、絶対に捨ててはいけないところを確実におさえるようにした方が良いです。
東南アジア史をマスターするための勉強法
勉強法①まずは国・地域名を覚える
東南アジアの国名などがまだあやふやな場合は、最初にきちんと覚えておきましょう。
特にマレー半島やメコン川など、地域や川、海峡、島などの名前は頻繁に登場するので、毎回のように調べていては時間がかかってしまいます。
勉強法②各地域で栄えた国名を並べていく
近世以前の東南アジア史の勉強は、地域ごとに栄えた国の名前を覚えていくことが中心になります。
ノート左側に、縦に「マレー半島」「インドシナ」というように東南アジアの地名を並べていき、
マレー半島:〇〇建国(△△世紀)→〇〇最盛(△△世紀)→〇〇滅亡(△△世紀)→××建国(△△世紀)
というように、地域ごとの国の隆盛を、矢印を使ってまとめていきましょう。
いたってシンプルなまとめ方ですが、そこまで深い内容は入試で問われないので、どの国が何世紀ごろに栄えたかをおさえていれば十分です。
ここで重要なのが、国ごとの宗教もまとめておくことです。
仏教・ヒンドゥー教・イスラーム教の三つの宗教が登場するので、国名を蛍光ペンで宗教ごとに色分けするなどして、宗教が一目でわかるようにしましょう。
勉強法③近世以降は国ごとに簡単に
近世以降では、東南アジアの大部分は植民地となります。
古代・中世に比べ時間軸は狭いため、地域ごとではなく国ごとで見ていきます。
タイ・ベトナム・ミャンマーのように、国名を並べていき、国ごとに以下の内容をまとめます。
・どこの国に支配を受けたか
・どんな作物を栽培したか
・起こった出来事や反乱(団体・人物名も含めて)
教科書を参考に、支配されたおおよその年代や出来事の年号も記入しておきます。
次に、第二次世界大戦後は独立が進んでいくので、今度は以下のようなことをまとめましょう。
・独立を進めた指導者、団体
・独立までの簡単な経緯(反乱名など
・独立した際の国名
・独立した年
入試で問われることはこの4つのポイントです。
これを覚えておけば論述問題でも十分にまとまった文章を作ることができます。
あまりたくさんのことを理解する必要はないので、上記のようなことを簡単に、確実にまとめておきましょう。
東南アジア史の勉強法まとめ
東南アジアは他の地域に比べると出題頻度が低く、受験生にとっては捨ててしまいがちな範囲ですが、手を抜いていると本番で出題された時に大失敗する可能性があります。
たくさんのことを頭に詰め込む必要はなく、基本的な内容を理解していれば、論述問題・正誤問題両方に対応できるので、しっかりと勉強しておくようにしましょう。
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