東京工業大学の物理の傾向と難易度
本学の1−7類は全て共通問題であり、試験問題は大問3問の構成で、制限時間は120分です。
出題範囲としては、力学と電磁気から各1問ずつ、残りの一問は波動か熱力学であり、年によります。
どの問題もAとBの二つに分かれており、それぞれは4問前後の小問から構成されています。
基本的にAの問題設定を複雑にしたものがBとして出題されるのでAよりBの方が難易度は高くなっています。
また、一つの大問の中では後ろに行くほど難易度は高くなります。
しかし、設定が複雑なものや見慣れないものなどが多いために、本質からの理解ができていないと大問の一番初めの問題からつまずいてしまいます。
そのため、全体を通して難易度は高いといえるでしょう。
合格点に行くには全ての大問においてAの完答は必須であり、得意な分野においてはBの最後の方まで、得意でない問題においてはBでも1-2問程度は取れるようにしないと合格点には到達しないと推定されます。
さらに、試験における時間的余裕も少ないため、時間内に合格点を取る難易度は高いと言えるでしょう。
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東京工業大学の配点についての注意
本学においては、数学300点、英語化学物理は各150点満点です。
合格には420点程度で合格する年もありますが、6割である450点を目指すことが望ましいでしょう。
本学の化学は全国的にも難易度が高く、高得点は難しいために他の科目で6割以上は必須と考えてください。
東京工業大学の学習の指針
本質からの理解が問われる問題が多く出ます。
つまり、式を使いこなせるだけでは合格点に到達することができないということです。
したがって、どのような問題を解く際も、導出された式からは何がわかるのか、その式が表す物理現象などを考えながら解くようにしましょう。
また、微分積分によって解くと比較的簡単にできる問題も出ますが、対策の時間の余裕のない中で微分積分で物理を解こうとするのはお勧めしません。
受験まで余裕があり、且つ物理が大変得意な人のみ微分積分で解く物理を学ぶのがいいでしょう。
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東京工業大学の対策&勉強法
対策&勉強法①基礎を固める
各分野において一つずつ基礎から固めましょう。
まずは、学校で配られる定期テスト対策で使いような基礎的な問題集で基礎を固めましょう。
難易度としてはセミナー物理(第一学習社)や物理のエッセンス(河合塾シリーズ)程度のものが良いでしょう。
基本的な式は確実に覚えた上で、導出するためにはどうすれば良いのか、どのような時にその式が使えるのかを考えながら学習してください。
問題を解くだけではなく、違う状況の場合はどうなるのか、例えば摩擦があると現象は変わってくるのかなど考えながら解くようにしましょう。
対策&勉強法②受験演習用の問題集に取り組む
次は受験演習用の難易度の問題集に取り組みましょう。
重要問題集(数研出版)や名門の森(河合塾シリーズ)程度の難易度を想定してください。
この程度のレベルの問題集を1冊確実にできるようにすることが大切です。
受験当日までに3周はしたいところです。
一週目二周目は全問解きますが、三周目は間違えた問題のみで結構です。
解いた問題の横に日付を書いておくとやった記録になり、進度がわかりやすくなるのでオススメです。
このように問題集を進めていくのですが、一冊ずつやるよりも各分野において交互にやるのがいいでしょう。
つまり、力学の範囲のセミナーをやった後に力学の範囲の重要問題集をやる、ということです。
そうすると、途中の模試ではいい点を取ることが難しくなりますが、一つの範囲がしっかり定着するので本番までのことを考えるとこの方法が良いでしょう。
対策&勉強法③過去問や予想問題を解く
最後に、過去問や予想問題を解くようにしてください。
文章量もある特徴的な出題なので慣れておかないと合格点を取るのは難しくなります。
問題を体に叩き込むように何度も解いてください。
大問の一番最初の問題で間違えるようであればその範囲はもう一度重要問題集程度の問題集、必要によってはセミナー程度の問題集から見直しましょう。
また、本学の問題は一つ間違えるとその後の問題ほぼ全てに響くように作られているために計算ミスをしないように日頃から見直しの癖をつけておくといいでしょう。
そのため、問題は解き終わったらすぐに答え合わせをするのではなく一度見直す癖をつけるようにしてください。
さらに、数学のような式変形を要求されることがあるので数学の際も見直しをするようにしましょう。
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