静岡大学の数学の傾向と難易度
全体的な傾向と難易度
大問は4、数学ⅡBから2問、数学Ⅲから2問という形式での出題です。
新課程に入ってからもこの構成に変化はなく、ほぼ確定と考えてよいです。
全体を通して誘導式ですのでセンター試験のように、最初から順を追って解くことで最後までの完答が可能になります。
各大問最後が応用的な問題になっていますが、それまでの設問でしっかりと正解できていればやはり流れに沿う事で完答可能ですので、捨て問題とよばれる部類の難問は入っていません。
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出題分野ごとの傾向と難易度
2次試験では450点満点2科目で数学と理科科目の選択になり、数学は250点満点になります。
数学があまり得意でない人にとっては鬼門となってしまうでしょう。
センター試験との合計得点(センターは950点満点を500点まで圧縮)で合否が決定し、2次試験の比重もおよそ5割ですので、2次試験では5割から6割の得点が望まれます。
以下、頻出問題をまとめていきます。
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数学ⅡBの傾向
ベクトル、数列、微分積分の考えが頻出となっています。
最後の設問を除いて、センターレベルより少し上の難易度とみて良いでしょう。
数列とベクトルが2年連続での出題となっており、特にベクトルは3年連続です(旧課程ではの試験であまり出題されていない)。
として新課程におけるベクトルを重要視している可能性が高く、今後も超頻出な分野となるでしょう。
ベクトル…証明問題は頻出です。
公式を理解していれば難なく証明できる設問が多いので、最低限公式理解と証明を対策として行ってください。
また、ベクトルを用いた面積の計算やベクトルの大きさを求める問題も出題されています。
重要視されている分ベクトル全体をしっかり理解する必要があります。
数列…各年で問題が大きく変わっています。
ですが、難易度は高くありません。
数列の和積については対策しておくべきでしょう。
やはり誘導形式となっていますので、最初の設問で間違えてしまうとなし崩し的にすべて不正解となってしまいます(計算方法が間違えていなければ部分点はもらえるでしょう)。
微分積分の考え…新課程初年度に出題されています。
難易度はセンター試験レベルでした。
増減、極値を求めグラフの概形を記す問題から始まり、面積を求める問題になる為、今後出題された場合も同様に基礎から応用までの流れとなる可能性が高いです。
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数学Ⅲの傾向
積分法、曲線と複素数平面が3年連続で出題されています。
この流れは変わらない可能性が大きいでしょう。
積分法…自然対数を用いた設問が超頻出です。
設問数は2~3問となっています。
やはり誘導形式ですので、設問の最初は特に計算間違えが無いよう注意が必要です。
2017年度では証明問題が出題されており(~を示せ)、2016年度まではほぼ計算問題でした(~を求めよ。形式)。
こういった急な出題方式の変更は可能性がありますが、難問はでにくいのでまんべんなく分野の対策をしていけば完答を目指せるでしょう。
曲線と複素数平面…例年3つの設問からなり、誘導形式です。
難易度は一般的な参考書の応用問題程度でしょう。
すでに何度も述べていますが、最初の設問で間違えないことが重要です。
曲線と複素数平面は毎年出題傾向が変わっています。
そのため、分野全体的に抑える必要があります。
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静岡大学の数学の対策&勉強法
対策&勉強法①出題者の意図に沿う答案作成
全体を通して誘導形式なので、出題者の意図に沿う形での答案作成が必須となります。
数学が得意な人であれば、答えが出せるための勉強ではなく、採点者側に美しいと思わせるような答案づくりの練習が主になります。
こういった答案づくりの練習は個人では難しいので学校や予備校の先生に教わることを推奨します。
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対策&勉強法②1冊の参考書を完璧にする
赤本と一般的な参考書1冊この2つがあれば十分対策に可能です。
静岡大学の数学は典型問題と呼ばれる部類の出題が主です。
つまり、どの参考書にも必ず1問は類似した問題が乗っているという事ですので、悪手は沢山の参考書を買って問題数を稼ぐことでしょう。
そんなことをするよりかは1冊の参考書を完璧にする方がはるかに現実的と言えます。
以上、静岡大学の数学編でした。
みなさんの成功をお祈りしています。
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