記事と筆者の信頼性
・筆者はポレポレを勉強し、早稲田大学に合格
・手元にポレポレを用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
数ある大学受験の英語の参考書の中でも、特に有名な「ポレポレ英文読解プロセス50」。
私が受験生の時も、ポレポレを勉強して成績を伸ばし、早稲田大学に合格しました。
予備校講師としても、たくさんの受験生にポレポレを勧めています。
ここでは「ポレポレの特徴とレベル」「他の解釈系の参考書との違い」「偏差値を伸ばす使い方」の3点を詳しく解説していきます!
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目次
私の英語の偏差値が1ヶ月で40から70まで伸びた話
私は現役の受験生の時、偏差値は40ほどで、日東駒専を含む12回の受験全てに失敗してしまいました。
その原因は配点が最も高い英語長文を、全く攻略できずに、大きく失点してしまったこと。
英語長文を攻略できない限り、どこの大学の英語でも高得点が取れず、受験に失敗してしまうんです。
浪人をして最初の1ヶ月間、「英語長文の読み方」を徹底的に研究して、英語長文がスラスラ読めるようになり、偏差値も70を超えるようになり、早稲田大学に合格できました。
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ポレポレ英文読解とは?
ポレポレ英文読解プロセス50は、西きょうじ先生の「信者」と呼ばれる人が神とあがめるくらい、熱狂的なファンを持つ参考書。
「難関大学を目指す人は、とりあえずポレポレをやっておけ」という感じで、多くの受験生が取り組んでいます。
目的は早稲田や慶應、東大・京大といった難関大学の、英文読解のつまずきやすいポイントを50個おさえて、英文を読みやすくすること。
構成は下の写真のように、左上に例題があり、それを解説していくという流れ。
例えばこの例題では、英文の中で「省略」されている部分がいくつかあり、それについて詳しく解説してあります。
英文の構造まで詳しく解説されているので、しっかりと理解できるでしょう。
このように「難関大学の英文でつまずくポイント」を1つ1つ克服していくことで、英文の読解力が大きく上がります。
ポレポレの中でつまずくポイントを徹底的に勉強して、「無意識に読めるようにする」ことがとても大切です。
つまずくポイントを無意識で読めるようになれば、早慶などの難しい英語長文もスラスラ読めるようになっていくということですね。
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ポレポレ英文読解のレベル/難易度
ポレポレ英文読解プロセス50は、早慶や上智などの難関私大、東大京大といった難関国公立大学を目指す受験生向け。
日東駒専・産近甲龍、共通テストレベルであればオーバーワークになる可能性が高いです。
これらの大学のレベルであれば、ポレポレを勉強しなくとも、間違いなく高得点を取ることができます。
ポレポレは数ある英文解釈系の参考書の中でも、トップクラスに難しいといえるでしょう。
例題のレベルもかなり高いですし、だからこそ難しい大学の英語を攻略できる力を身につけられます。
私も受験生の時にポレポレを勉強しましたが、「andがたくさん出てきて、どことどこがつながっているのか分からない」など、早稲田大学の長文を読んでいてつまずいてしまう部分を、克服することができました。
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他の英文解釈の参考書との比較
英文読解の透視図との比較
英文読解の透視図も難関大学向けの解釈系の参考書として、とても有名です。
難易度はポレポレと同等か、やや難しい程度。
ポレポレと比べると、下の写真のように英文の文章量が多く、後半になると特に長い文章も出てきます。
「長文の中で和訳問題を解きながら、解釈を勉強したい」という人におすすめです。
特に国公立大学向けという色が強く、東大や京大といった難関大学を志望する方に人気です。
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ビジュアル英文解釈との比較
ビジュアル英文解釈はPart1とPart2に分かれていて、Part1は共通テストレベルと難易度は易しめ。
一方でPart2は早慶レベルとなり、ポレポレよりも少し易しい程度。
ビジュアル英文解釈も1つ1つの文章量が多く、「長文を読む中で解釈を学ぶ」というイメージ。
難しい長文を読む力を、総合的に伸ばしたいという人におすすめです。
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英文解釈の技術シリーズとの比較
英文解釈の技術シリーズでは、「英文解釈の技術英文解釈の技術100」が早慶レベルで難易度が高いです。
こちらは「1文1文を正確に訳す」ことを目的としていて、下の写真のように構文の解説もとても詳しいです。
「難しい英文の構文を理解して、精読する力を磨く」場合は、英文解釈の技術シリーズがおすすめです。
ポレポレ英文読解に取り組む前に
ポレポレ英文読解プロセス50は、ただでさえ難しい英語長文の中でも、さらにつまずきやすい部分にフォーカスした参考書。
例題を訳して解説を読む形で進みますが、偏差値60以上は無いと例題に太刀打ちできないでしょう。
解説を読んでもなんとなくの理解で終わってしまい、力は伸びていきません。
MARCHや関関同立レベルであれば、ポレポレに取り組まずに合格点が取れるので、まずはMARCHで合格点を取ることを目指してください。
それからポレポレに取り組むことで、さらに成績を伸ばすことができます。
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ポレポレ英文読解の使い方&勉強法
ステップ①例題を訳す
まずは初見で、例題を訳していきましょう。
この時のポイントは2点。
2つのポイント
①必ず訳を紙に書き出す
②文章全体をヒントにする
①必ず訳を紙に書き出す
英文を読んですぐに解説を見てしまうと、「どこが読めなかったのか」があいまいになってしまいます。
必ず紙に回答を書き出して、自分がミスした部分が明確になるようにしましょう。
回答を書き出すことで、和訳問題のトレーニングにもなります。
難しい英文ばかりなので、訳が全然出てこないこともありますが、それでも自力でペンを使って回答を書き出す粘り強さを養ってください。
②文章全体をヒントにする
訳す際のポイントは、「文章全体をヒントにする」こと。
知らない単語や、読みにくい部分が含まれた英文ばかりなので、そう簡単には訳せません。
文章の流れや前後の内容から、分からない部分を推測する意識がとても大切です。
「一部分が読めないからお手上げ」ではなく、読めないなりにどうやって訳していくかを考えてください。
推測力はポレポレに限らず、入試本番でも求められる力なので、鍛えていきましょう。
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注意:ライオンマークは難しい
ライオンマークの例題はかなり訳しにくく、私が英語の偏差値が70を超えていた時に解いても、訳せないケースが多かったです。
まずはライオンマークがついていない例題を完璧にしてから、ライオンマークへステップアップすると良いでしょう。
ステップ②丸付けをして解説へ
自分が紙に書き出した訳をもとに、じっくりと解説を読んでいきましょう。
上手く訳せなかった例文には必ずチェックをつけて、何周も復習できるようにしてください。
重要なポイントはノートにまとめて、「マイポレポレルール」を作るのがおすすめ。
2題目、3題目と例題を進めていく中で、そこまでに学んだポイントは必ず活かせるようにしてください。
1冊終えた時に「マイポレポレルール」を見直して、そのルールを守って英文を読めるようにしていきましょう。
そうすればポレポレで学んだことが最大限に活きて、難しい英文も読めるようになっていきます。
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ステップ③復習
解説を深く理解したら、解き直しをしていきます。
この時に大切なのは、解説を自分で再現しながら訳していくこと。
「西きょうじ先生の訳し方をマネする」意識で取り組んでください。
ただ訳していくのではなく、「文の構造やプロセスを理解して訳す」ことがとても大切です。
ステップ④読み直し
例題をひたすら読み直して、理屈で理解したポイントを「感覚」でつかめるようにしていきます。
入試本番では理屈で1つ1つを訳している時間は無いので、無意識的に訳せるようになることが大切です。
スキマ時間も活用して、1回でも多く例題を読み込むことで、身体にポイントを染み込ませていきましょう。
初見で訳せなかった例題は、特に何周も復習するようにしてください。
ポレポレの音読について
確かに音読はとても効果的だから、普段から取り組むことは大切です。
しかし音読は「英文を声に出しながら理解する」ので、黙読よりもはるかに難易度が上がります。
ポレポレほど難しい英文を聴きとったり、話させたりすることはほとんどありません。
ポレポレのような難しい英文は、「訳せるかどうか」が問われますから、黙読で徹底的に理解することが大切です。
黙読で完璧に理解するだけでもとても大変ですから、無理に音読にまで手を広げると、逆に浅い勉強になってしまいます。
またポレポレにはCDがついていないので、正しい音声が分かりません。
間違った発音で音読を繰り返してしまうと、スピーキングやリスニングに悪影響が出てしまいます。
音読をするのであればポレポレではなく、CD付きの音読を推奨した参考書でトレーニングしましょう。
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ステップ⑤実践で活かせたら完璧
過去問や問題集、模試の英語長文を読んでいく中で、「あ!ポレポレで出てきたやつだ!」と反応できるようにしていきましょう。
そのためには、まずは頭の中に、「ポレポレで出てきた英文は、絶対に読み間違えないぞ」という意識を持ってください。
そして反応できなかった場合には、ポレポレのテキストにチェックをつけましょう。
チェックがついた英文は、入試本番までに何周も定期的に復習してください。
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ポレポレ英文読解のレビューまとめ
ポイント
・難しい英文を読めるようにするための参考書
・MARCHレベルで合格点を取れるようになってから取り組もう
・訳を紙に書き出して、ミスしている部分をチェック
・解説を自分で再現できるようにする
・例題を徹底的に、何周も読み込んで無意識で訳せるようにする
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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