大学入試 無敵の難単語PINNACLE 420は早慶・東大レベル!システム英単語・単語王・鉄壁と比較


大学入試 無敵の難単語PINNACLE 420とは

・本書の概要: 難単語を多面的に理解したい英語上級者

・著者: 山崎 竜成、駒橋 輝圭、荻澤 大輝

・出版社: 河合出版

・単語数: 見出し語 420語

・ページ数: 464ページ

・レベル: 早慶レベル・英検一級程度

・評価: 4.1/5 (Amazon)となっており、評判は良いです。

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無敵の難単語PINNACLE 420のレベル、難易度

本書は早慶レベルに見られる難単語がたくさん載せられています。

ターゲットやシステム英単語などを完璧にした人でも、まったく知らないような単語が多々ありますが、英語の語彙に自信がある人は、本書で誰にも負けない語彙力をつけることができます。

本書には、他の単語帳のように例文や類義語などが掲載されています。

 

しかし本書の強みは、例文の質や類義語の豊富さが他の単語帳とは一線を画します。

加えて、コロケーション例や語源なども書かれているため、単純暗記だけでは得ることのできない知識や経験を得ることができます。

各章の終わりにアウトプット問題もついており、記憶の定着を促す創意工夫がされています。

本書はDay1-14に分かれていて、理論上2週間で一周終えることができますが、ひとつひとつの質が高いため、必ずしも一日一章とはいかないかもしれません。

また、あるレビューでは、英検対策にもなるという意見もありました。

 

口コミを見てみると、読解力が優れていて知らない単語を推測できる人はこのレベルの単語帳は必要がないとありますが、長文の単語レベルが上がっていく今日では突拍子もなく難単語の意味を問う問題があるため本書は必ずしも必要ないとは言えないでしょう。

というのも、特に単語が難しい大学を受ける人は、長文を読解するのには多大な時間を要するので、単語を長文の中から推測する時間が省くことができれば大きな時短につながりますね。

 

※東大などの読解力を重視するような大学には有効ではない単語帳なので、自分が受ける大学に応じて本書をやるかどうか判断してください。

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無敵の難単語PINNACLE 420と有名な英単語帳の比較

さて、それでは本書を他の単語帳と比較してみましょう。

まず前提として、ターゲットとシステム英単語に自信ついてから以下の単語帳に入りましょう。

比較する単語帳は、単語王・鉄壁・速読英単語上級です。

各書の使い方とともに比較していきましょう。

まず、本書の特徴を簡潔に言うと、単語の音声暗記と豊富な周辺知識の解説が手厚い点です。

 

単語王

単語王の特徴は、何といっても単純暗記の効率のよさです。

この点で本書とは使い方が異なっています。

掲載される単語の難易度の違いはもちろんですが、単位時間当たりの暗記量は単語王の方が多く効率的です。

一方、本書は単語数も少なく単位時間当たりの暗記量も少ないですが、音声と豊富な解説によって、暗記の質とその応用力を養えます。

よって、英語の語彙に自信にある人は単語王に掲載される単語を七割から八割を覚えてしまっていると思うので、単語の推測力に自信がない人には本書はマストでしょう。

 

英語の語彙に自信がある人は、PINNACLE 420をやりましょう。

効率よく単語をたくさん暗記したい人は、単語王をやりましょう。

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鉄壁

鉄壁の特徴は、単語を意味や場面のまとまりで覚えることができる点です。

よって幅広い受験に必要な単語を有機的に覚えることができます。

一方、本書は難単語に焦点を当てているため、鉄壁ではカバーしきれない単語を有機的に覚えることができます。

この2つは非常によく似ている印象です。

 

筆者としては鉄壁をやった後に本書をやるとより効果的だと思います。

しかし、この2つを取り組むにはあまりにも時間がかかるので、高1高2や英語に時間がさける受験生は、鉄壁→PINNACLE 420の流れで進めることをオススメします。

 

速読英単語上級編

速読英単語上級の特徴は、単語が実際にどう使われるかを長文の中で学ぶことができる点です。

やはり実際の出題のされ方は長文の中にあるので、その点では他の単語帳とは使い方が大きく異なりますね。

一方、本書は見出し語1つにつき短文がついているので、英長文の中で単語をおぼえていくことはできません。

 

単語を長文から覚えたい人は、速読英熟語上級を使いましょう。

単語を理解して覚えたい人は、PINNACLE 420を使いましょう。

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無敵の難単語PINNACLE 420の使い方・勉強法

本書はキクタンなどで有名な「アルク」から出ているだけあって音声が非常に活躍します。

他の単語帳よりも音声学習を中心において勉強できるように、1周目で解説をよく読ましょう。

ただ暗記するのではなく、「理解」することを務めてください。

 

①   見出しの単語から見る

まずは、見出し語→解説の順で読み進めましょう。

目安は1日1章(Day1つ分)です。

パッパッと次に進むのではなく、ひとつひとつ噛み砕くように覚えていきましょう。

 

②   音声を利用し5周する

学んだその日のうちに音声を繰り返し聞きましょう。

単語を頭で理解したらあとは五感で理解し、反射で思い出せるようにしましょう。

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③   時間を空けて復習する

何日か音声を聞き続けたら、1か月ほど日にちを空けてまた復習しましょう。

復習すればするほど1周の時間は短くなるので、途方なく感じても諦めずに繰り返しましょう。

 

筆者は受験直前期に単語帳を3冊追加しましたが、1周するのに1日3時間を1か月かけないとすべて終わりませんでした。しかし、次の月には同じ時間をかけて2週間で、しばらく経つと1日で3冊すべて1周できるほどまで時間を短くすることができました。

もちろん類義語を思い出しながらですよ。

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無敵の難単語PINNACLE 420が終わったら次は

PINNACLE 420が終われば単語はもう十分だと思います。

しかし、それでもまだ単語を覚えたい人は「英検1級 でる順パス単」などをやりましょう。

 

皆さんの受験勉強と志望校合格を応援します!

頑張ってください!!


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