新潟大学理工学部の数学の傾向とレベル
2016年(平成27年度)から全学部共通問題が大幅に増えたために、標準的な問題が多くなりました。
特に、前半の設問は、文系受験生と同一の問題であるために、問題の全体的な難易度は下がりました。
しかしながら、受験生間の競争という意味では、難易度は同じですので、高得点が必要となります。
近年3年間の出題数は、5問となっています。
問題1から3までは、数学ⅠA・ⅡBの範囲の問題であり、問題4は数学ⅡBの応用問題となることが多いようです。
問題5は、理学部・工学部(一部医学部・歯学部含む)選択者用の問題となっているため、微分法・積分法(数学Ⅱ・Ⅲ)の範囲の問題となっています。
そのため、理系学部受験者にとって問題1から3までは、比較的易しい問題となっていますが、問題4、5は、例年難しい傾向があります。
理系学部での高得点は、問題4、5の出来が重要です。
大学入試の中では、地方国立大学ということもあり、平均値的な難易度です。
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新潟大学理工学部の数学の問題別対策&勉強法
対策&勉強法①大問1~3
問題1〜3は、数学IA・ⅡBの範囲となっています。
この範囲は、文系受験生と同一問題となります。
比較的出題の頻度が高いのは、ベクトル、方程式と解、場合の数と確率、平面図形です。
その次に出題される傾向があるのは、数列、指数・対数となっています。
ベクトルの問題は、平面図形と組み合わせ問題となることが多く、特に、ベクトルを利用して、三角形の様々な性質(重心、垂心、外心、内心)を解く問題が良い練習になると考えます。
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対策&勉強法②大問4~5
問題4に関しては数学ⅡBの応用問題、問題5は数学Ⅲの範囲を含めた応用問題です。
特に問題5は、微分法・積分法の応用問題が出題される傾向が強いです。
数列と合わせて出題される傾向がありますので、積分と数列の関係を深めておく必要があります。
具体的には、漸化式の問題で、等比数列、等比数列の和を利用する問題が頻出です。
対策&勉強法③全体のまとめ
問題1〜5、全体を通しては、指数・対数の問題は、毎年出題されています。
従って、指数・対数の問題は確実に解けるようにしておきましょう。
繰り返しになりますが、問題1〜3の難易度は、標準的なレベルの問題となっていますので、教科書レベルの問題を解けるようにすることで得点できます。
教科書の問題を真っ黒になるまでやってください。
問題4、5に関しては、教科書レベルを超えるものが出題される可能性があります。
三角関数を利用した置換積分等、積分範囲に注意する問題に慣れておいてください。
事前に難関大学の応用問題の学習を行い、自信を養うことも必要です。
対策&勉強法④受験に向けて
近年は理系学部の数学試験時間は120分、問題数5問となっていますので、今後も同様であることが予想されます。
120分集中できる体力を養ってください。
数学が不得意な理系学部受験者は、問題1〜3を確実に解けるようにすることが合格に近づくことになります。
問題1〜3については、教科書の例題・類題を解くことで、十分対策になりますので、この範囲をまずは固めることが重要です。
高得点を目指す受験者は、問題4、5の対策が必要になります。
問題は指数・対数、微分法・積分法の応用問題である可能性が高いですので、この分野の応用問題、特に過去問を多く解くことが重要です。
特に数列と微分・積分の関係を組み合わせる問題が頻出していますので、類似の練習問題は積極的に取り組みましょう。
また最後の問題ということで、時間との戦いになりますので、じっくり考えるというよりも、問題のパターンをたくさん暗記しておいて、時間を節約するということも有効です。
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