日本大学生産工学部の数学の傾向と難易度
問題構成と出題範囲
大問7題で構成されており、試験時間は60分となっています。
解答はすべてマーク式で、『答えの数値を直接マークする』『解答群から選んで番号をマークする』のいずれかの形式です。
出題範囲は、マネジメント工学科・環境安全工学科・創生デザイン学科の3学科は
①数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B
②数学Ⅰ・Ⅱ・A・B
の選択、それ以外の学科は①となっています。
数学Bに関しては『確率分布と統計的な推測』を除きます。
なお、①のうちの数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの分野の大問は、すべて②と共通です。
出題傾向として、微分法・積分法(数学Ⅱ・Ⅲ)の分野は毎年1,2題が出題されています。
日本大学生産工学部を志望するのであれば、確実に押さえておきたい分野です。
次いで多いのは、ベクトル、場合の数・確率、指数関数・対数関数、数列です。
他の分野との複合問題を含めると、ほぼ毎年出題されています。
それ以外の分野も年によって出題されていますが、データの分析の分野の出題は見られません。
難易度
問題の難易度は、基礎または標準レベルです。
教科書の練習問題のような問題も出題されています。
ただし、基礎レベルの問題でも出題の仕方が工夫されていることがあるので、問題と解答を丸暗記するのではなく、『問題の種類』と『解答の流れ』を押さえることを意識しましょう。
例として『対数を含む関数の最大値・最小値』の問題では次のような流れで解答します。
1.底を揃え、式を整理する。
2.固まりをtと置く。
3.tの定義域を押さえる。
4.平方完成や微分などを用いて最大値・最小値を求め、その時のtの値を求める。
その際、tの定義域に注意する。
5.最大値・最小値を取るときの元の文字の値を求める。
問題を見た段階で頭の中にここまで浮かぶようにしておくと、安定して解答できます。
また、問題の難度が高い程、小問どうしに関連がある傾向があります。
『行き詰まったらこれまでの小問の情報を整理する』という癖をつけるとよいでしょう。
日本大学生産工学部の数学の対策&勉強法
対策&勉強法①基本事項の確認
まずは、教科書に載っている基本事項を確認しましょう。
特に、枠で囲んである定理や公式、太字になっている用語は確実に押さえておきたいところです。
時間に余裕があれば、例題や練習問題にも取り組みましょう。
同レベルの問題が出題されるということだけでなく、基本事項を実際に使うことでより深く定着し、標準問題のスムーズな理解につながります。
対策&勉強法②標準問題の演習
基本事項がある程度身についたら、問題演習を行いましょう。
学校から配付されている問題集があれば、それで構いません。
問題を読む段階で『問題の種類』を意識し、問題を解く・模範解答を確認する段階で『解答の流れ』を意識して取り組みましょう。
また、空欄補充の試験では途中点がないため、1つのミスが大きな失点につながります。
ただのケアレスミスで片付けてはいけません。
何故そのミスをしたのか、自分はどのようなミスをしやすいか、そのミスを防ぐにはどうすればよいか、といったことを常に考え、ミスをした数だけ精度を高めることを意識して取り組みましょう。
微分法・積分法の分野では、『微分を使って接線の式を求めさせる』『積分を使って曲線と直線で囲まれた図形の面積を計算させる』というオーソドックスな問題が頻出です。
演習を重ねて、早く正確に解けるようにしましょう。
また6分の1公式などのテクニックが使える場合には、時間を節約し、計算ミスを防げます。
余裕があれば押さえておくとよいでしょう。
対策&勉強法③過去問の演習
問題集での演習が一通り済んだら、日本大学生産工学部の数学の問題を使って演習を行いましょう。
実際の試験を意識し、時間を計って解いてください。
その際に、
・最初にすべての問題に目を通す
・こまめに時計を確認する
・分からない問題は後回しにし、時間内にすべての大問に手を付ける
といったことを心がけましょう。
また、『どの分野がどんな順序で出題されるか分からない問題に取り組む』『マーク式の問題と答案用紙に慣れる』といったことも重要な目的の1つです。
2015年度以降の問題は、間隔を空けて何度も解きましょう。
2014年度以前の問題は、現在と問題構成が異なります。
また、行列や期待値などの現在では出題範囲外の問題が含まれ、数学Ⅲの範囲の出題がありません。
難易度は大きく変わっていないため、出題範囲内の問題を選んで解けば十分に練習になりますが、時間を計って解く意味のある問題は2015年度以降のものしかないため、上手く使い分けましょう。
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