名古屋大学の化学の傾向と難易度
2008年以降は例年大問5問で構成されており、例年理論・無機化学から3問、有機化学から2問ずつ出題されています。
試験時間は理科二科目で合計150分となっており、回答は全て記述形式です。
名古屋大学の化学の大きな特徴としては、解答時間に比べて問題数がとても多いことが挙げられます。
また、毎年20字〜150字程度の論述問題や導出過程を含む計算問題が出題されるため、記述や化学計算に慣れていないと必要以上に時間がかかってしまい時間切れになる恐れがあります。
日頃から問題集や過去問を使い論述問題や計算問題の演習を重点的に行うことで、問題を手際よく処理出来る力を培いましょう。
問題の傾向としては理論・無機・有機ともに全分野に渡り幅広く出題されています。
そのため苦手分野を出来るだけ無くし、全範囲に渡って基礎的な問題が解けるようになるような勉強が必要です。
頻出問題の傾向としては、有機化学分野で高分子の異性体の構造決定の問題が高確率で出題されているため、問題集や過去問の構造決定の問題に重点的に取り組みましょう。
また、例年注目されている物質を取り上げた問題が出題される傾向にあるため、日頃から身近な化学物質に関心を持つことが大切です。
難易度は標準よりやや難しいです。
しかし、教科書の内容から逸脱した問題は出題されないため、基本事項をしっかり理解し計算問題の演習を積むことで十分攻略が可能です。
名古屋大学の化学の対策&勉強法
対策&勉強法①基本事項を深く理解する
名古屋大学の化学では全分野から満遍なく出題されるため、基本事項を幅広く理解することが重要です。
また、論述問題や計算の導出過程を書かせる問題といった理解度を問われる出題も多いので、自分の言葉や式を使って原理を説明できる力が必要となります。
基本的な事項を深く理解するためには、普段からただ問題を解くだけではなく間違えた問題の解説を完全に理解できるまで読んだり、分からないことがあればその周辺の分野も含めて見直したりする習慣をつけましょう。
また、論述問題の対策として、普段から化学用語を文章で説明する練習をすることが効果的です。
センター試験などの選択型の問題の選択肢を見ずに論述で答える練習をすると、自分の理解度を知ることができ復習の必要な分野がおのずと見えてきます。
対策&勉強法②計算力を付け
名古屋大学の化学では問題の数が非常に多く、時間内で問題を手早く正確に処理する能力が必要となります。
また、計算問題も多く出題されるため、普段から化学の計算問題に慣れておくことが重要となります。
特に、反応速度と平衡や溶解度、熱化学方程式といった問題は頻出な上、解くのに慣れていないとミスをしやすくなるので普段から重点的に演習しましょう。
計算のスピードを上げるためには、普段問題集などで問題演習する時にも時間を測る癖をつけるのが効果的です。
そして、時間がかかってしまった問題は時間がかかった原因を分析し、問題の解説を繰り返し読んで解法を覚えましょう。
最終的に入試標準レベルの問題を見た瞬間に解法が頭の中でイメージ出来るようになれば、本番の試験でも余裕を持って問題に取り組むことが出来ます。
対策&勉強法③過去問練習で総仕上げ
教科書や問題集を用いてある程度基礎事項を理解した後は、過去問を使って総仕上げを行いましょう。
過去問を使って演習することで傾向を掴み本番形式の問題に慣れることが出来、本番の試験でのスピードアップに繋がります。
そして、過去問を解いてみて間違えた部分や理解が足りないと感じた部分は教科書に戻って復習し、きちんと正解できるまで繰り返し演習することが大切です。
また、過去問を解く際には必ず時間を測るようにしましょう。
本番の時間配分に慣れることで問題を解くスピードを上げることが出来る他にも、自分の苦手な範囲を把握することにも役立ちます。
時間がかかった問題に関しては関連する問題を教科書や問題集などで探し、繰り返し演習することで幅広い分野の問題に対応する力を付けることが出来ます。
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