記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・受験講師として、2,000人以上の受験生を指導
・京都外大の過去問を実際に解きながら解説
目次
京都外国語大学の英語の傾向
京都外国語大学の試験問題は、公募推薦入試も一般入試もさほど違いはありません。
一般入試の問題は最後に英文の並び替え問題が出題され、やや問題量が多い程度。
京都外国語大学を第一志望にする受験生は十分に試験の対策をしておけば、公募推薦で失敗してしまっても問題の形式が同じなので、一般入試を有利に戦えるでしょう。
私立大学では珍しく、10分間のリスニング試験が課されています。
リスニングは対策している受験生とそうでない受験生で、大きく点数に差がつきますので、十分に対策しておきましょう。
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公募推薦試験の特徴
京都外国語大学の公募推薦入試の科目は英語のみで、連日で試験があります。
120点満点の試験ですが、外国語学部の英米語・スペイン語・フランス語学科は特に人気が高く、合格最低点が100点近くになることも。
国際貢献学部や外国語学部のその他の学科は、90点が合格の1つの目安になります。
基礎的な問題が多い分、合格最低点が高いので、9割くらい取る気持ちで対策をしておきましょう。
応用的な内容に手を出す必要はないので、基礎問題をミスなく回答していってください。
京都外国語大学の英語のレベル/難易度
全体的な難易度は易しく、基礎・基本的な問題が大部分を占めています。
推薦入試は80分、一般入試は90分(どちらもリスニング試験10分を含む)の試験時間があるので、時間にもある程度の余裕があります。
一方で問題が易しく時間に余裕がある分、合格最低点がとても高いです。
基礎・基本をしっかりと固めたうえで、ミスなく1つずつ回答できるようにトレーニングをしましょう。
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京都外国語大学の英語長文の対策法
京都外国語大学の英語長文は難易度がさほど高くなく、時間にも余裕があるので、簡単な文を正しく読んでいく力を磨いておきましょう。
精読力を鍛えるためには、SVOCMの構文を何度もペンを使って書き込んでいくトレーニングが大切。
最初は簡単で短い文から始め、徐々にレベルを上げて最後は英語長文の全ての文に構文を振れるようにしてください。
このレベルまで到達すれば、京都外国語大学の英語長文はかなり簡単に感じるようになるでしょう。
逆に「左から右へ、なんとなく英文を読む」という形では、点数にムラが出てしまいます。
「英文解釈の技術シリーズ」などを活用して、精読のトレーニングをしてください。
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指示語と代名詞がポイント
長文を読む際にポイントとなるのが、指示語と代名詞。
京都外国語大学では指示語や代名詞を明らかにしたうえで、和訳させる問題が出題されます。
長文を読みながら出てくる[it][that][he]と言うような指示語や代名詞は、「それ」「あれ」「彼」と訳すだけでなく、具体的に何を指しているかまで理解するように心がけましょう。
そうすれば得点率が上がるのはもちろん、長文の理解度も深くなります。
設問の解き方のコツ
1題目の英語長文は極めてオーソドックスな形式なので、特に意識することなく普通に解いていけばOK。
2題目の英語長文は少しだけ工夫が必要。
リード文の後に続く英文を選ぶ形式で長文の内容の理解を問われるのですが、本文に下線が引かれていません。
ですから長文の中のどの部分について問われているかが分かりにくいんです。
混乱して時間を取られないようにするために、1つパラグラフを読むごとに簡単な要約をメモしてください。
基本的に設問の順番と、長文の流れは並行で進んでいきます。
例えば1問目の設問の答えは、長文の冒頭に隠れているケースが多いです。
「設問を読む→答えを探しながら長文を読む→答えが見つかったら次の設問へ」という短いサイクルで読み解いていくことで、スピードも正答率も上がります。
またパラグラフの要約問題が出題されることもあるので、その時にもパラグラフごとの要約メモは役立ちます。
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空所補充問題の解き方とコツ
長文の中に空所があり、適切な語句を選択肢から選ぶ問題が出題されています。
空所の前後だけで考えずに、文脈をしっかりと理解しましょう。
選択肢を見る前に自力で推測してから、一番近い選択肢を選ぶようにしてください。
先に選択肢を見てしまうと先入観が入ってしまい、ミスの原因になります。
要約問題の解き方
要約問題はとても配点が高いので、しっかりと得点しておきたいところ。
要約問題は日ごろから長文を解いた後に要約を行い、解答・解説と見比べてください。
大変な作業ではありますが、要約を何度も行う事で自然と要点をつかみながら英文を読むクセがついていきます。
全く書けない場合は、最初に解答や解説を見て、「こんな要約を書かなければいけないんだな」というイメージをつかむことから始めてください。
要約のトレーニングをすれば、要約問題を解けるようになるだけでなく、長文の読解力も上がりますよ。
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京都外国語大学の文法の対策法
京都外大の文法問題は易しいので、9割以上得点することを目標に勉強していきましょう。
「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」などで英文法をしっかりと理解したうえで、「アップグレード」などの問題集でアウトプットをしてください。
インプットもアウトプットもテキストは1冊ずつで良いので、これでもかというくらいやりこむことが大切です。
2冊とも完璧になれば、京都外大のオーソドックスな空所補充問題に対応できるようになります。
並び替え問題の強化をしたい場合は、「英語整序問題200」にも取り組みましょう。
整序問題のルールを学ぶことができるので、整序問題が苦手な人にとてもおすすめです。
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正誤問題の解き方
正誤問題については、英文法の土台が固まってからたくさんトレーニングしましょう。
正誤問題は、知っているはずなのにいざ間違えを指摘しろと言われると迷ってしまうというのが難しいポイント。
「主語が三人称なのに、動詞にsがついていない」「不可算名詞なのに、複数形のsがついている」など、狙われるポイントがある程度決まっています。
たくさん正誤問題を解いて「このあたりがミスしてそうだな」と予想をつけて、気付けるようになっていきましょう。
「スーパー講義英文法・語法正誤問題」などで、正誤問題を繰り返して解きましょう。
全ての問題を解く必要は無いので、レベルの低い問題だけを解きましょう。
京都外国語大学の正誤問題はそこまで難易度が高くないので、難問への対策は不要です。
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京都外大の英訳問題の対策法
京都外国語大学の一般入試では、英訳問題が出題されています。
内容はとても簡単なので、たくさんの時間をかける必要はありません。
「世界一わかりやすい英作文の授業」など易しい英作文の参考書を1冊だけ勉強しましょう。
そしてその際に「できる限りたくさん例文を暗記する」ことを心がけてください。
基礎的な例文をたくさん覚えておけば、その例文の単語を少し置き換えることで、色々な英文が書けるようになりますからね。
日本語をかみ砕こう
「日本語をよりかみ砕いた、英語に書き換えやすい文に直す」作業をしてから英訳するようにしましょう。
日本語の表現と英語の表現は少し異なるので、日本語をそのまま英語に直そうとすると難しく感じるはずです。
先にその違和感を取り除いた、易しい日本文を作ってから英訳することで、難易度がグッと下がりますよ。
日ごろからできるトレーニング
京都外国語大学の英語では、会話文を書く英作文が出題されることもあります。
日ごろから「これを英語で言ったらどうなるだろう」と頭の中で考えるようにしてみてください。
その時に英語が思いつかなかった場合は、インターネットで検索して、正しい表現を覚えていきます。
このトレーニングを毎日繰り返すことで、英語で表現できる幅がどんどん広がっていきます。
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京都外大英語のリスニングの対策法
リスニングの傾向
京都外大のリスニングは、対話とモノローグ(2人の会話と、1人の人が話すナレーション)が2題ずつ出題されます。
それぞれに対して2~3問ずつ設問があり、それらの設問は印刷されていません。
何が問われるか分からないので、その分難しくなっています。
対話・モノローグと設問はそれぞれ2回読まれます。
英語の内容はさほど難しくありませんが、1つの対話・モノローグに対して複数の設問があるのがやっかいなところ。
要点をしっかりとメモし、なおかつ情報を整理しておかないと混乱してしまって答えが導き出せなくなってしまいます。
何度も過去問を解いて、落ち着いて解けるようにしておきましょう。
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リスニングの対策法
以下の5つのステップに沿って、問題を解いていきましょう。
5ステップ
①音声を聴き、話の展開を理解する
②ストーリーを追い、話の要点とキーワードをメモ
③1回目の設問が流れたら、可能な限り書き留める
④設問で問われる部分に注意して、2度目の音声を聴く
⑤設問の答えとなりうる部分をメモしていく
上記のステップに沿って解いていけば、正答率が上がります。
本番で落ち着いて問題を解けるように、何度も過去問演習をして自分の中でルールを確立してください。
メモや回答のタイミングを安定させておかないと、本番で大崩れしてしまう可能性がありますからね。
ノートにリスニングの問題を解くルールをまとめて、入試までに固めていきましょう。
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京都外国語大学の英語の対策まとめ
京都外大の英語は、とにかく基礎を完璧にすることが攻略のカギ。
共通テストや旧センター試験の英語で8割を取ることを目標にして、基礎を抜け目なく勉強してください。
リスニングの対策も重要なので、早い時期から対策しておきましょう。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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