多くの受験生が対策に不安に感じている「大学入学共通テスト」。
大学入学共通テストは必ず受けないといけないものなのでしょうか?
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・受験生の時はあえて、センター試験を受験しなかった
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
私大専願の場合は共通テストを受けないのもあり
国公立大学を志望する場合は、大学入学共通テストが第一次試験になりますから、もちろん受験しなければいけません。
一方で私立大学を専願で考えている受験生は、必ずしも大学入学共通テストを受けなければいけないわけではありません。
私立大学が専願であれば大学入学共通テストを利用した受験よりも、一般入試がメインですから、一般入試の対策だけをするのも良いでしょう。
私も現役の時は旧センター試験を受験しましたが、浪人したときは私立大学の一般入試のみを受験しました。
注意ポイント
共通テストのスコアの提出を義務付ける大学・学部も増えてきています。
受験する大学の公式ホームページは必ずチェックしておきましょう。
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大学入学共通テストを受ける4つのデメリット
私は私立大学を専願している人は、大学入学共通テストを受けることで、デメリットさえもあると考えています。
4つのデメリットを紹介していきますので、しっかりと理解したうえで、受験するかどうかを判断していきましょう。
共通テスト利用で、併願校をおさえるのは難しい
「共通テスト利用で併願校をおさえておきたい」と考えている受験生も多いでしょう。
共通テストで私立大学をおさえておけば、一般入試は志望校だけに集中できますからね。
しかし大学入学共通テストで私立大学に合格するためには、一般入試よりも高い能力が求められます。
というのも大学入学共通テスト利用では、併願校に確実に合格しようと考える受験生が多いため、ライバルのレベルが高くなります。
一方で一般入試では、第一志望校として挑戦する受験生や、ダメ元のチャレンジ受験の人も多いですから、大学入学共通テスト利用よりも難易度は低くなります。
大学入学共通テストの対策は大変
私立大学を専願しているのであれば、本来は志望校や併願校の対策に特化した勉強を進めていきたいところ。
しかし大学入学共通テストで私立大学の合格を狙うとなると、一般と共通テストの両方の対策をしなければいけなくなります。
旧センター試験から大学入学共通テストに変わり、英語のリスニングの配点が2倍以上になり、難易度も大きく上がりました。
つまり併願校の受験のために、リスニングの対策にかなり力を入れなければいけないんです。
片手間のリスニングの対策ではほとんど点数が取れず、併願校にも合格できず、共通テストを受験する意味が無くなってしまいます。
大学受験は限られた時間の中で効率良く勉強を進めていかなければいけないので、一般入試の筆記試験のみを対策するというのも1つの手でしょう。
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共通テストに失敗すると、自信を失う
私は浪人したときは、現役生の時の苦い経験から、センター試験をあえて受験しませんでした。
私が現役生の時は私立専願でしたが、高校の友達も全員がセンター試験を受けていたので、受験することにしました。
あくまで第一志望であった一般入試の対策をメインにしていたため、旧センター試験の対策はあまりしていない状態。
対策不足もあり本番は思うような点数が取れず、かなり落ち込んでしまったのを覚えています。
そこからは自信が無くなってしまい、なかなか私立大学の勉強に気持ちを切り替えることができませんでした。
準備不足で大学入学共通テストに挑んでしまうと、実力が発揮できずに自信を喪失してしまう可能性がありますので、注意しましょう。
併願校の入学金を支払わなければいけない
共通テスト利用の合格発表は、一般入試よりもかなり早いです。
そのため共通テスト利用で合格した大学には、入学金を支払わなければいけないケースがほとんど。
一般入試で志望校に合格した場合には、二重に入学金がかかってしまいます。
一般的に入学金は30万円ほどですから、金銭面で大きな負担になってしまいます。
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大学入学共通テストを受験する3つのメリット
ここまで私大専願の方が、大学入学共通テストを受験するデメリットをお伝えしてきました。
しかしもちろん、大学入学共通テストを受験するメリットもあります。
受験への危機感がわく
大学入学共通テストは、基本的に私立大学の一般入試よりも時期が早いので、受験に対する危機感をあおってくれます。
「共通テストまであと〇日だ・・・」と考えると、もっと勉強しなきゃという気持ちになりますよね。
目標となる試験が遠ければ遠いほど、危機感がわかずに勉強のモチベーションも上がりにくくなります。
ですからひとまず、大学入学共通テストの受験を申し込んでおくことで、受験への準備態勢を整えていくというのも1つの手でしょう。
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受験に慣れることができる
大学入学共通テストを受験すれば、「入試ってこんな感じなんだな」と体感できます。
1日のスケジュールや緊張感、問題を解く時間配分などを身をもって感じられます。
そして「いよいよ受験が始まったな!」と、気持ちの準備もできるようになります。
いきなり本命の私大の入試からスタートすると、緊張に耐えられない人もいるかもしれません。
共通テストを最後の模試だと考えて取り組むと、スムーズに私立大学の受験にも入れるでしょう。
英語長文の対策ができる
大学入学共通テストは旧センター試験と大きく形式が変わり、問題のすべてが「英語の文章を読む」形式に変わりました。
制限時間に対する問題の量も多くなり、今まで以上にスピードを意識して解かなければいけなくなりました。
つまり「英語長文をスピーディに読む力」が求められているのです。
これは大学入学共通テストに限ったことではなく、私立大学や国公立大学でも必要不可欠な力です。
どの大学を受験しても、英語長文の配点はダントツで高く、合否を大きく左右するポイントになりますからね。
共通テストレベルの長文が8割取れれば、MARCHや中堅国公立が見えてきますから、まずはこのラインを目標に勉強に取り組みましょう。
大学入学共通テストの対策をすると、自然と英語長文の対策ができるので、私立大学の一般入試の得点の向上にもつながります。
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私立専願者は大学入学共通テストは受けない?まとめ
ここまでお伝えした通り、私立専願の方は大学入学共通テストを必ずしも受けなければいけないわけではありません。
受験するデメリット、メリットの両方があります。
ご自身の受験の成功率が最大限に上がるよう、正しい選択をしていきましょう。
デメリット
・一般入試よりも、共通テスト利用の方が難しい
・私大と両方の対策をするのが大変
・対策不足で失敗したとき、かなり落ち込んでしまう
・入学金が二重にかかってしまうケースが多い
メリット
・日程が早いので、受験への危機感がわく
・会場に足を運び、試験を受けることで、受験に慣れていける
・英語長文の対策ができる
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