センター試験から共通テストに移行して、「時間内に解き終わりません」という相談がとても多くなりました。
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
・共通テストのプレテストを実際に解きながら解説
目次
共通テストの時間配分を考える前に
共通テストは確かに時間の制限が厳しいテストではありますが、学校の授業のレベルを超えるほどの内容ではありません。
本来であればテクニックや時間配分などを考えずとも、長文がスラスラ読める実力があれば、時間内に十分解き終えることができます。
今の時点で長文を読むということに自信が無い人は、まずは下のラインアカウントを追加して、英語長文の読み方を学んでください。
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大学入学共通テストの英語の時間配分
大学入学共通テストの英語の筆記試験の制限時間は80分。
センター試験よりも、時間の制限はかなり厳しくなりました。
実際に共通テストのプレテストを解いて、ベストな時間配分を算出しました!
時間配分
第1問 8分
第2問 14分
第3問 14分
第4問 12分
第5問 14分
第6問 16分
上記の通りに解くと、78分で解き終えられます。
残りの2分でマークミスが無いかなど、最後の確認をしましょう。
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大学入学共通テストの英語の配点
大学入学共通テストの英語の配点は、下記のようになっています。
第4問以降から、1問あたりの配点が高くなっていることが分かります。
配点
第1問 各2点×5問=10点
第2問 各2点×10問=20点
第3問 各2点×5問=10点
第4問 設問1,2,4,5 各3点
設問3 4点=16点
第5問 各5点×4問=20点
第6問 各3点×8問=24点
合計100点
時間配分をミスして、配点が高い後半の問題に時間をかけられないと、大幅な失点になってしまいます。
第1~3問までは、イラストを含んだ少し短めの広告文などが多く、とにかくスピーディに解いていきたいところ。
第4~6問は文章量が多めの英語長文で、しっかりと文章を読まなければいけない分、配点も高くなっています。
第1~3問をいかにスピーディに解いて、第4~6問に時間を残せるかがカギになってくるでしょう。
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共通テストの英語の解く順番
大学入学共通テストに限らず、英語の試験を解く際には「速く解けるものから解く」ことが鉄則。
時間がかかる大問ほど、タイムスケジュール通りに解き切れない可能性が出てくるからです。
例えばいきなり第6問から解き始めて、想定以上に時間がかかってしまったとします。
そうすると残りの問題を解く時間がかなり少なくなってしまい、焦りも出て大崩れしてしまうこともあるでしょう。
そのため早く解ける大問から順番に解いて、タイムスケジュールが狂わないようにするのがおすすめです。
大学入学共通テストの英語は第1問が速く解きやすいですが、それ以外の大問はさほど変わりません。
ページをめくる手間や、マークミスをしてしまう危険性も考慮すると、第1問から順番に解いていくのがベストでしょう。
本番は焦りも出て、解く順番を複雑にしてしまうと、そこでタイムロスをしてしまう可能性もありますからね。
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大学入学共通テストの英語のスピードを上げるコツ
共通テストの英語はこれまでのセンター試験と比べて、「部分的な理解で解ける問題」も多くなりました。
特に前半の問題はその傾向が強く、例えば広告文の問題では、設問で問われている情報を見つけられさえすれば、すぐに答えられることもあります。
「設問を先に読み、その答えを文章から探し出す」というイメージで解いていくと、スピーディかつ正確に解き進められるでしょう。
最初に英文を全て読んでから解こうとすると、細かい部分が頭から抜けてしまい、設問の回答をもう一度探しに行かなければいけないケースも出てくるはずです。
大きなタイムロスになってしまうので、「設問の答えを探すために長文を読む」という意識で、問題に取り組んでみてください。
読み飛ばしやテクニックでは攻略できない
「部分的な理解で解ける問題」が多くなったとお伝えしましたが、1つ誤解がないように解説していきます。
これは「英文があまり理解できていなくても、解ける問題が増えた」ということではありません。
設問の内容をしっかりと理解したうえで、必要な部分に目星をつけて、そこを正確に読めればスピーディに解ける問題も多くなったということです。
とにかくスピードを上げようとするあまり、「英文を読み飛ばす」「英文を理解せずに、答えだけを探す」といった解き方をしている受験生もいます。
ただしこれでは、いつまで経っても英語力は伸びていかないので注意してください。
大学入学共通テストの英語は多くの人が関わって作っているので、「テクニック」で解けてしまうような問題は、ほとんど出題されません。
設問の意図を十分に理解し、英文をしっかりと読み取るという「正当な英語力」を鍛えていくことがとても大切です。
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入試本番で大崩れしないために重要なポイント
入試本番で大きな失敗をしないために、2つのポイントをお伝えします。
1つ目は見直しの時間を必ず作ること。
マークが1個ズレてしまったなどというミスは、意外とよくあるものです。
上記でお伝えした時間配分で問題を解いていき、最後に2分だけでも残しておくことで、大失敗を防ぐことができます。
2つ目はわからない問題で立ち止まりすぎないこと。
本番は1点でも多く取りたいと考えますから、1問も落としたくないという気持ちが出てきてしまうものです。
しかしその1問を考えすぎた結果、他の問題に手が回らなくなってしまい、結果として大失敗してしまうという受験生も多く見られます。
共通テストを実際に解いてみて、「この問題は受験生は迷うだろうな」という設問もやはりありましたからね。
入試本番でも冷静に「分からない問題にはチェックをつけて、後で解く」という切り替えをできるようにしてください。
仮に解きなおす時間が無かったとしても、他の問題でカバーできますからね。
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共通テストのプレテストを解く前に!
センター試験は何年分も過去問がありましたが、共通テストは実施されてからの期間が浅い分、ほとんど解ける問題がありません。
とはいえもちろん、共通テストの英語を時間内に解き切れるようにするには、同じ形式の問題演習が大切です。
そのため大学入学共通テストの模試を積極的に受けるようにしてください。
模試を受ける前に時間配分をしっかりと確認しておき、実際に解く中で「もっとこの問題を速く解こう」「この問題はもう少し時間をかけたい」など、自分なりの反省が見えてくるはずです。
反省点をノートにまとめていき、自分なりの「共通テストのタイムスケジュール」を確立していきましょう。
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模試やプレテストの点数が低い場合は
模試の点数が悪いと、「とにかく問題演習をしよう」「スピードを上げて解き切れるようにしよう」という、得点に直結する部分に目が向きますよね。
しかし本当に大切なのは「英語力を鍛える」ことです。
点数を上げるための勉強は、必要とされる英語力が備わっているからこそ、活きてくるものです。
英語力が無い状態で点数を伸ばそうとしても、「付け焼き刃のテクニック」にしかならないので、時間の無駄になってしまいます。
まずは「英単語や熟語を覚える」「文法をしっかり勉強する」「英語長文を正確かつスピーディに読めるようにする」という、大切な英語力を伸ばすことを一番に考えてください。
まずはスピードよりも正確性を重視しよう
共通テストは「英語長文が読めれば高得点が取れる」という形式になっていますから、最も時間をかけてトレーニングをしてください。
スピードを上げることももちろん大切ですが、英文を理解できない状態ですと、速く読むことはできません。
読解力がまだ足りない状態で、速さばかりを求めてしまうと、ただ雑に読むだけになってしまって、英文は読めるようになりません。
また雑に読むクセがついてしまい、長文がどんどんニガテになってしまう可能性もあります。
まずは1文1文の英文を正確に読む力を身につけてから、徐々にスピードも上げていきましょう。
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大学入学共通テストの配点と時間配分まとめ
ポイント
・第1問から順番に解いて、見直しの時間も数分は確保する
・分からない問題で立ち止まりすぎて、タイムスケジュールを崩さないようにしよう
・長文を速く読む力をつける前に、正確に読めるようにしよう
・模試を積極的に受けて、問題の形式に慣れていく
・テクニックではなく実力を磨くことが大切
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原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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