記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
・神戸市外国語大学の過去問を実際に解きながら解説
目次
神戸市外国語大学の英語の傾向
神戸市外国語大学の英語は、英語長文と自由英作文・英訳の3つがメイン。
加えてリスニング(音声テスト)の試験があります。
長文読解・英作文・リスニングと総合的な英語力を問われるので、バランス良く対策していかなければいけません。
リスニングの対策は特に力を入れよう
リスニングは問題用紙に設問も選択肢も書かれておらず、全て音声で流れます。
大学入学共通テスト(旧センター試験)よりもリスニングの難易度は高く、なおかつ形式も独特で慣れが必要です。
日ごろから英語の音声を聴く機会を増やし、そして過去問演習を繰り返してください。
読まれる英語も長いので、音声を聴きながら要点をメモしていく練習を繰り返しておきましょう。
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神戸市外国語大学の英語のレベル/難易度
神戸市外国語大学の英語は対策が必要な問題が多いですが、全体的な難易度はさほど高くありません。
筆記試験のみで90分の時間がありますので、時間にも余裕をもって取り組めるでしょう。
「外国語大学」と聞くと難しいように感じるかもしれませんが、きちんと勉強していけば十分、合格点を狙えます。
早い段階で「語彙」「文法」「読解」「リスニング」の基礎をしっかりと固めて、過去問演習に入ってください。
独特で対策が必要な問題に、時間をかけられるようにスケジュールを立てていきましょう。
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神戸市外国語大学の英語長文の対策法
神戸市外国語大学の長文は、文章の理解を問う設問がメイン。
文章のストーリーを最初から最後まで、しっかり追っていくことが大切です。
1文1文をしっかりと読めるようにし、そして文章全体を理解できるようにしましょう。
5文型や仮定法、時制など基本的な英文法を理解したうえで、構文を理解して英文を読めるようにトレーニングをしていきます。
おすすめの参考書
短い文章の精読には、英文解釈の技術シリーズがおすすめ。
関連記事
長文の問題集では「英語長文ハイパートレーニング」や「英語長文ポラリス」などがおすすめです。
1文1文に構文の解説が書かれているので、長文を正確に読むトレーニングができます。
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論理的な読解力を身につける
1文1文を読む力がついてきたら、英語長文を論理的に読めるようにしていきます。
ポイントは下の3つ。
読解の3つのポイント
・長文の一番上のタイトルを初めに見る
・長文の「テーマ」と「要点」を意識しながら読む
・1つのパラグラフを読むごとに要点をメモしていく
この3点を意識しながら長文を読むことで、内容を深く理解できるようになります。
英語長文は冒頭から1本のストーリーが続いているので、最後まで追っていく意識で読んでください。
パラグラフごとに要点をメモして下のようにまとめていくと、内容を整理しながら読み進められるのでおすすめです。
指示語に注意して読んでいこう
神戸市外国語大学の長文では、指示語や代名詞を明らかにしたうえで説明させる問題が頻出。
日ごろから長文を読むときには、指示語などを「これ、それ」と訳すだけでなく、何を示しているかを頭の中で整理するクセをつけておきましょう。
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語彙問題の解き方
神戸市外国語大学の英語長文では、語彙力を問う問題が出題されます。
下線が引かれた語彙を知っていれば問題ありませんが、自分が知らない語彙を問われることもあるでしょう。
知らない語彙が出てきても、すぐに諦めてはいけません。
下線部の前後だけでなくパラグラフや全体の流れをヒントにして、「こんな意味の語句が入りそうだな」と推測してください。
推測した語句と一番近い選択肢を選びましょう。
先に選択肢を見てしまうと、どうしても先入観が入ってしまいますからね。
日ごろから難しい語句が出てきたときにも辞書を引かずに、推測するトレーニングを繰り返しておくと、推測力が鍛えられますよ。
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和訳問題の解き方
神戸市外国語大学の英語長文には下線が引かれていて、それを日本語に訳す問題が頻出。
和訳問題を解く際のポイントは2つです。
「文脈をヒントにして訳すこと」、「機械が翻訳したような不自然な日本語を書かないこと」。
文脈をヒントにして訳す
下線部だけを見て訳そうとせずに、文脈をヒントにして解いていってください。
下線部には訳しにくい部分や、やや珍しい単語が含まれていることは珍しくなく、難しい印象を受けるでしょう。
その時に文脈を理解できていないと、全く太刀打ちできなくなってしまいます。
訳せる部分を先に訳して、分からない部分を「推測」する力が求められています。
機械的な翻訳をしない
日本語訳を書く際には機械が翻訳したような、違和感がある直訳にならないようにしましょう。
和訳という作業はただ英語を日本語に無理やり訳せばよいのではなく、自然に読める訳を意識しなければいけません。
文脈を意識したうえで、採点者が読んだ時にスムーズに理解できる訳を書くようにしてください。
この意識を持てるようになれば自分自身もかみ砕いて英文を読めるようになるので、英語長文の内容も頭に入りやすくなります。
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神戸市外国語大学の英作文の対策法
自由英作文の対策法
神戸市外国語大学の自由英作文は、自分の意見を100語ほどで述べる形式。
基本的には「主張→理由付け→再主張」の流れで進められるので、骨組みは大きく変わらないでしょう。
英語で自分の意見を主張する時にどんな表現を使うか、テンプレートを用意しておき、それにそって英文を書いていくトレーニングを繰り返してください。
自由英作文のポイント
自由英作文を書く際には最初に、日本語で文章の構成を考えるのがポイント。
自由英作文はただ英語で文章を書けば良いわけではなく、質の高い文章を書く必要があるので、まずは構成を日本語で考えます。
日本語で伝えた時に「良い意見だな」と受け取ってもらえるような、スジの通った構成を作りましょう。
考えた構成を自分が表現できる英語の範囲内で、アウトプットしていきます。
おすすめの参考書
おすすめの参考書は「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」。
自由英作文に対して全く太刀打ちできない人でも、ゼロから勉強できるようになっています。
英作文のテンプレートも覚えられますし、それを使った演習もたくさんできます。
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和文英訳問題の対策法
英訳問題は日本語の文章の一部に下線が引かれていて、その文を英語に直す問題。
まずは日本語の文章をすべて読んで、文章の全体像をとらえましょう。
その上で下線部に注目します。
前後の文脈を考慮し、なおかつ文の意味を変えない状態で、英語に訳しやすい形に置き換えます。
日本語の文章は日本語特有の言い回しになっていますから、訳しにくいと感じるケースが多いんです。
だからこそ最初にかみ砕いて、分かりやすくしてから英語に直していくことが大切なんです。
書きやすくなった文を最後に英語に直して、英訳完了。
このタイプの英訳問題は、大阪市立大学や新潟大学、東北大学などで出題されます。
これらの大学の過去問も演習して、英訳問題に慣れておきましょう。
具体的なトレーニング方法
日ごろから基礎・基本の英単語や英熟語は、スペルまで覚えるようにしましょう。
そして狙われやすい重要な英文法、構文を含んだ例文を暗記して、自分で書けるようにしてください。
例えば仮定法を理解して訳せるだけでは、仮定法を使った英文は書けません。
例文を暗記すればその内容を少し変えてアウトプットして、問題に答えられるようになりますよね。
おすすめの参考書は「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」。
和文英訳型の問題をたくさん解けますし、解説もとても詳しいです。
「英文を書く」ということにニガテ意識がある人は、ぜひ取り組んでください。
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神戸市外国語大学のリスニングの対策法
神戸市外国語大学のリスニングは、問題文や設問が印刷されていないので音声だけが頼りになります。
音声は2回流れます。
解き方のステップは以下の通り。
解き方5ステップ
①音声を聴きながら、全体のストーリーを理解する
②ストーリーを理解しながら、キーワードと要点をメモする
③設問と選択肢が流れたら、可能な限りメモをする
④メモした設問で問われていることを中心に、2度目の音声を聴く
⑤答えとなりそうな部分をメモする
この5つのステップに沿って音声を聴き、問題を解くことで、正答率がグッと上がります。
音声を聴く際に設問が書かれていないので、ストーリーを自力でしっかりと追っていかなければいけません。
流れてくる内容を瞬時に頭の中で要約していくような形で、話の流れを見失わないようにしてください。
少しでも気を抜いてしまうと、音声が一気に流れていってしまいます。
そして1回目の設問と選択肢が流れた際に、可能な限りメモを取ってください。
少なくとも設問だけはメモできるようにしておけば、2回目に何に注意して音声を聴くべきかが分かるので、聴きとりやすくなるはずです。
2回目は「設問の答え」を探しながら、特に根拠となりそうな部分は集中して音声を聴いていきましょう。
気持ちの切り替えがとても大切
設問の回答に頭を悩ませていると、すぐに次の問題の音声が流れ始めてしまいます。
こうなると連鎖的にどんどん失点を重ねてしまい、点数を大きく落としてしまうでしょう。
そうならないように、分からない問題にぶつかっても良い意味で切り替えられるように、過去問演習を繰り返してください。
特徴のある出題形式ですので、何度も過去問を解いて自分の中で問題を解くルールを確立しましょう。
リスニングの解き方のルールが確立していないと、緊張する入試本番で大崩れしてしまう可能性がありますからね。
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英検/TEAPなど4技能外部試験(民間試験)
神戸市外国語大学では英検、TEAP、IELTSといった4技能の民間試験も一部で採用されています。
AO入試で加点されたり、推薦入試の出願資格がもらえたり。
高1、高2の方など入試まで期間がある人は、外部試験の対策をしておくのも良いでしょう。
神戸市外国語大学のリスニングやライティングの対策にもなるので、勉強しておいて損はありません。
詳しい入試の制度については、神戸市外国語大学の公式ホームページを必ずチェックして確認してください。
神戸市外国語大学の英語の対策法まとめ
神戸市外国語大学の英語は、対策に時間がかかる問題が多いです。
自由英作文や和訳問題、そしてリスニングなど。
大学入学共通テストの対策はなるべく早めに終えて、二次試験の対策を十分に行いましょう。
また日ごろから英作文やリスニングが二次試験で問われることを頭に入れて、少しでも活かせる形で勉強に取り組んでください。
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