県立広島大学の英語で合格点を取る対策&勉強法
県立広島大学の英語の傾向
第1番と第2番と第3番で構成されています。
第1番は、比較的短いパッセージで構成されている英文の中に、下線部訳が2題あります。
下線部(1)の中には否定文を表す「hardly」と「without」の構文が適切に訳せるかどうかが問われています。
内容的には「日本は”international”という表現にこだわりすぎているというものなのですが、第1文と下線部の次の文章で、下線部が攻略できるのかがポイントになります。
下線部(2)は形容詞「commonplace」「commentators」といった比較的難しい英単語が含まれています。
また形式目的の「it」は「that」以下で詳しく説明されている構造が見極められるかどうかがポイントになります。
難度としては、ここの学部を受験する生徒には少し高く設定されています。
第2番は、かなり長い長文問題となっていて、9段落から構成されています。
設問は7問ですが、(1)か(5)までは日本語による問いになっていますので、それは英文を読むのにかなりのヒントになると考えます。
まずは設問のすべてに目を通すと、英文のテーマがどのようなものなのかがある程度わかるようになっていますので、それらを解法のヒントにできれば合格に近づきます。
ただ、かなり長い英文なので、設問ごとに解かないと、全文を読んでから設問に対応すると、前に書いていることを忘れてしまいます。
特に設問(6)は内容一致のTrue/ False問題になっていますので、段落ごとに対処していくと効果的です。
今年度の問題だと、物質文明は人間社会を豊かにしているのか?がテーマです。
このテーマについて、似たような英文を読んだことのある受験生にはかなり有利になります。
英単語集をある程度済ませた受験生は、英文が掲載されている問題集で、英文読解の経験値を増やすことをお勧めします。
また第2番の最後に、本文のテーマに沿って書く自由英作文があります。
これは難しい英単語を使って難しいことを書く必要はありません。
この年度のテーマは「真の豊かさとは何か?」が問題になっています。
典型的な回答パターンは、「お金よりも人を大切にすることが大切だ。」というような常識的なことを、簡単な英単語を使って書くことによって、スペルミスや動詞不在と言ったようなケアレスミスを防ぐことが可能になります。
そして最後の第3番ですが、センター英語の第2番と同じ形式の、文法と語法の選択問題となっています。
レベル的にはセンター英語よりも難度が低く設定されており、また3択問題となってます。
倒置や比較や動詞のニュアンスの違いなど、少し難度の高い問題も含まれていますが、センター英語で対策をしていれば、そんなに時間を取って対策する必要はありません。
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県立広島大学の英語の難易度
難易度としては、英単語レベルはそんなに難しくはないのですが、英語長文の内容が抽象的な社会問題となっています。
難しい英単語に出会ってもパニックにならずに、日本語の設問をうまく利用しながら、なんとかテーマに沿った和訳をしたいところです。
第2番の下線部には「transactions」という難単語も含まれていますが、3行下に「ownership」が出ていますので、同義語や反意語を利用した和訳も効果的なものとなります。
むしろその方が採点官も、良い印象を持ちます。
ただし基本的な英単語は必ず必要となってきますので、隙間時間を利用しながら、英単語の暗記学習は継続的に進めていくべきです。
県立広島大学の英語の対策&勉強法
オススメの勉強法としては、基本的な英単語を早い段階で済ませて、難単語の暗記に時間を使うようにしましょう。
未知の難単語が複数あると、英文を読み進めていく途中で挫折する可能性があります。
段落ごとに読む習慣は必要ですが、かなり長い英文を読む習慣を身につける必要があります。
また、英作文は自分では表現の間違いなどがチェックできないので、第3者に見てもらえるようにしましょう。
今年度の問題に特化してしまった傾向は否定できませんが、ここの学部の問題形式と英単語のレベルはほとんど変わっていません。
下線部の和訳については、英単語と文構造がわかれば、合格点は取れます。
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