【関学日本史】関西学院大学の日本史の対策&勉強法!過去問の傾向と難易度/レベルも


関西学院大学の日本史の出題傾向

 

全問マーク式で、大問数は5題。

試験時間は2科目で120分です。

特徴的なのは、〔Ⅰ〕に正誤問題10問があることです。

一問につき2文の正誤を判断しなければならないので、細かい部分まで理解しておく必要があります。

また単語の選択問題だけでなく、文章を選択したり、年代や数字を選択したりする問題があるのも特徴的です。

毎年大問の中に一つは史料問題も入っているので、史料に慣れておく必要もあります。

 

内容は、原始から現代まで幅広く出題されます。

全体的にみると、古代と近代の割合が大きいです。

政治史や外交史はもちろんですが、文学史も頻繁に出題されます。

宗教や美術作品など教科書の範囲内からたくさん出ます。

またキリスト教の大学なので、キリスト教やそれに関連した問題も出題されます。

よって、宗教関係はしっかりと確認しておく必要があります。

史料問題に出てくる史料は教科書に載っているような基本的なものからマイナーなものまで、広範囲にわたって出ます。

史料の読み方を知っておくだけで違うので、練習したほうがいいです。

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関西学院大学の日本史のレベル

 

難易度は標準かそれより少し難しめと言えます。

基本的に出題される内容は教科書に書いてあるものが多いですが、正誤問題など細かい知識が整理できていないと答えられない問題もあるので、その点は気を付けなければなりません。

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関西学院大学の日本史の対策のコツ

 

日本史は教科書をベースに暗記を進めていくことが一番の近道です。

教科書を何度も読み込み、似ている単語や区別しづらい単語は表にして書き出すなど、自分なりに工夫して知識を身に付けましょう。

実際に問題を解いて、答え合わせをする際に、わからなかったところ、間違えたところ、あいまいだったところは全て教科書で再度確認するように心掛けて下さい。

そのときに出てきた単語や文章を教科書にアンダーラインを引くことで、自分が何度間違えたかよくわかるようになります。

やりこんでいくと、出やすい単語やテーマ、時代が分かってきて、同じページばかりを開くようになります。

ここまでくると、知識はだいぶ定着してきています。

 

正誤問題の対策法

 

関西学院大学の問題では、正誤問題を攻略することが大切です。

正誤問題は一問につき問題文が2文あり、それぞれ2行くらいの分量なので、細かな知識が必要になります。

この問題は慣れも必要ですが、それよりも正確に知識を身に付けておくことが大前提です。

教科書をしっかりと読み込んで、小さな間違えに気付けるようになりましょう。

正誤問題は誤文を判断できるかどうかが重要です。誤文だと判断できれば、その次にどの部分が間違っていて正しい答えは何かを自分なりに考えます。

これを繰り返していくことで、判断がスムーズにできるようになります。

 

あとは過去問演習を繰り返すことが重要です。

「正誤問題はこういったところにキズ(ミス)をつけてきやすい」というパターンをある程度把握しておきましょう。

そうしないと知識は入っていてもミスに気付かないというもったいないミスを頻出してしまいます。

 

資料問題の対策法

 

史料問題は、どの史料が出るか予想ができないので、まずは教科書に出ている史料に目を通し、何の史料なのか、言いたいことは何かなどを確認します。

よく出る有名な史料は、文章中の重要な用語なども暗記します。

また脚注の部分も出題されることもあるので、目を通します。

実際に問題を解くようになると知らない史料もたくさんあるので、解説を読んだり、史料集で確認したりするとよいでしょう。

初見の史料は何について書いてあるか把握するために、キーワードを探しながら読んでいきます。

教科書に掲載してある史料を読むことで史料に慣れておけば、初見の史料でも落ち着いて読めるようになるので、まずは教科書の史料を読み込むことをお勧めします。

 

文学史の対策法

 

文学史は教科書に載っているものをまずは覚えます。

それでも覚えられない場合は、文学史をまとめてある参考書を使ったり自分なりにまとめたりして覚えてみてください。

日本史で覚えた文学史の知識は、古典などでも使えるので一石二鳥です。

最後に、教科書の内容を頭に入れたら、実際に過去問で練習していきます。

慣れることも必要なので、違う学部や日程の問題も解いて、徐々に慣れていってください。


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