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記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・3冊の解釈系の参考書を手元に用意して、中身を見ながら比較
・大量の参考書を保有する「参考書マニア」
・これまでに2,000人以上の受験生を指導
解釈系の参考書がたくさんありますが、ここでは有名な「基礎英文問題精講」「ポレポレ英文読解プロセス50」「英文解釈の技術シリーズ」の3つに絞って、比較をしていきます。
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目次
解釈系の参考書に取り組む前に
私は現役の時は全く英語長文が読めず、日東駒専とMARCH全てに落ちてしまいました。
一方で1年間浪人をして、「英語長文の読み方」を徹底的に研究した結果、英語長文でガンガン得点を稼ぎ、MARCHや早稲田大学に合格することができました。
浪人してからわずか1ヶ月で、英語の偏差値が43から70を超えるまでに伸びたんです。
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基礎英文問題精講とは
基礎英文問題精講は難しい英語の文章をたくさん読み、精読力を磨くための参考書。
下の写真のように和訳形式の問題が中心になっています。
難易度はMARCH~早慶、難関国公立ほどで、かなり難しいです。
「基礎」という名前がついていますが、共通テストよりも圧倒的に難易度は高いです。
それでいて解説もあまり詳しくなく、全訳を参考にして自力で理解しなければいけません。
「たくさんの英語の文章を読んでおきたい」という人には、とてもおすすめの参考書です。
一方で詳しい解説をもとに、英文を読むノウハウを学びたいという人には、向いていないと言えるでしょう。
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ポレポレ英文読解プロセス50とは
「ポレポレ英文読解プロセス50」は西きょうじ先生の参考書で、受験生に大人気の1冊。
受験生であれば一度は耳にしたことがあるタイトルで、私も浪人生の時に取り組んで、英語の成績を伸ばしました。
英文解釈系の参考書の中でも、最も難易度が高い部類に入りますので、初中級者の人が気軽に手を出すべき参考書ではありません。
ポレポレは下の写真のように、英文を読んで解説を理解するという流れで進んでいきます。
難しい英語の文章を読むときにつまずく、「省略」や「倒置」などのポイントに絞って解説されています。
1文1文を精読するというよりは、「解釈が難しい文章に出会っても、文脈を理解したうえで正しく読める」ようにするための参考書。
MARCHレベルの英文は読めるけれど、早稲田や慶應などの難しい長文を読むときに、上手く読めない時が多いという人におすすめです。
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英文解釈の技術シリーズとは
英文解釈の技術シリーズは1文1文の精読力を伸ばすための参考書で、学んだ文法や語彙の知識を読解に活かすトレーニングができます。
下の写真のように英文の文構造が詳しく書かれているので、「なんとなく」英文を読んでいた人にとっては、とても効果的です。
レベルは4つに分かれているので、自分に合った難易度を選びましょう。
各参考書の大まかなレベルは、以下の通り。
基礎レベルの内容から、最難関大学レベルの内容まで、幅広く取り扱っています。
最もレベルが低い「超入門英文解釈の技術60」であっても、それなりに難易度は高いです。
最難関の「英文解釈の技術100」になると、ポレポレや基礎英文問題精講よりも難易度が上がります。
「英文解釈の技術100」は東大・京大を受験する方以外は、必要ないとも言われています。
「1文1文の英文を、文構造を理解したうえで正しく読めるようになりたい」という人はぜひ取り組んでみてください。
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英文解釈の参考書に取り組む注意点
今回紹介した中でも、ポレポレや基礎英文問題精講はかなり難易度が高いです。
MARCHレベルでは安定的に合格点を取れるようになり、共通テストでは8割以上取れるようになって、さらに上を目指すときに勉強してください。
特にポレポレなどは周りの受験生もたくさん使っているはずですから、「とりあえずポレポレをやろう!」と、気軽に手を出してしまいがち。
しかし背伸びをして難しい参考書に手を出しても、理解できないので時間のムダになってしまいます。
英文が読めない人はレベルの易しい英文解釈の技術シリーズに取り組み、精読力を鍛えてから解釈系の参考書に取り組みましょう。
大学受験はとにかく基礎の基礎から固めていき、徐々にステップアップすることが大切です。
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3種類の参考書でどれが一番良いのか
どの参考書が一番優れているということはなく、それぞれ「目的」と「レベル」が異なります。
ご自身の実力を分析し、そして弱点を補強するために必要な参考書を選んでください。
実際に書店に足を運んで中身を見て、中身を見て判断するようにしましょう。
解説の量やレイアウトにも人それぞれ好みがありますから、名前だけを聞いて購入するのはおすすめしません。
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英文解釈の参考書の比較まとめ
ポイント
・基礎英文問題精講はたくさんの英文が読める
・ポレポレはつまずきやすいポイントを学べる
・英文解釈の技術は精読力を鍛えられる
・実際に書店に足を運んで参考書を選ぼう
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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