大学受験用の英熟語帳は「速読英熟語」、「システム英熟語」などたくさんありますが、それぞれ用途や使い方は大きく違います。
あなたの現在の学力レベル、志望校などに合わせて、最適な英熟語帳を選んでいかなければいけません。
もし自分に最適でない英熟語帳を使ってしまうと、学力が伸びにくく、無駄に時間もかかってしまいます。
そこでここでは、
解体英熟語とはどんな英熟語帳なのか
解体英熟語はどんな受験生が使うべきなのか
解体英熟語を最も早くマスターする覚え方とは
の3点をお伝えします。
解体英熟語ってどんな英熟語帳なの?
解体英熟語を見たことがある方は分かると思いますが、非常に分厚く、英熟語の量もかなり多いです。
その分、大学受験において必要な英熟語は、ほとんどカバーされているといっても過言ではありません。
東大京大といった難関国公立・早稲田慶應レベルでも、英熟語で困ることはほとんどなくなるでしょう。
「それなら、どんな受験生も解体英熟語を勉強すればよいのでは?」と思ってしまうかもしれません。
しかし受験に必要な英熟語がほとんどカバーされているというのは、逆に言えば、出題頻度の低い英熟語もたくさん掲載されているという事です。
そして出題頻度の高い英熟語と、出題頻度の低い英熟語が、ごちゃ混ぜになってしまっています。
そうなると、ほとんど出題されない英熟語も、頻出の英熟語も同じように覚えてしまいます。
大量の英熟語を全て覚えるのは至難の業であるため、どちらもうろ覚えになってしまうのです。
結果として、英熟語に時間をかけても、成績の伸びにつながらないことも少なくありません。
むしろ頻出の英熟語に絞って、短時間で英熟語を覚えた受験生の方が、圧倒的に力はついているでしょう。
まずは基本的な英熟語帳から勉強すべし!
解体英熟語で、広く浅い知識を身につけないように、まず「速読英熟語」や「ターゲット英熟語1000」などで、頻出の英熟語を完璧にマスターしてください。
基本的には頻出の英熟語を覚えれば、難関国公立・早稲田慶應の英語とも戦っていけます。
志望校の過去問に取り組んでみて、もう少し難しい英熟語の知識が必要だと思ったら、解体英熟語に取り組んでいきましょう。
さらにレベルの高い英熟語を1つでも多く吸収することで、点数の底上げを狙います。
しかし解体英熟語はあくまで、最後の1点・2点を取りに行くための英熟語帳であり、必ずしも必要な英熟語帳ではないということを理解しておいてくださいね。
解体英熟語の使い方と覚え方
解体英熟語の覚え方のポイント①覚えていない英熟語のみを取り出す
頻出の英熟語帳を1冊終え、それでも英熟語が足りないと感じた場合は、解体英熟語を覚えていきましょう。
ポイントは、覚えている英単語を除外することです。
解体英熟語は非常に量が多いため、覚えるのに膨大な時間がかかってしまいます。
その時間を大幅に削減するために、すでに覚えている英熟語は除外し、解体英熟語の英熟語の量を減らすのです。
解体英熟語の覚え方のポイント②別売りのカードを使う
覚えた英熟語を除外するのにおススメなのが、別売りのカードです。
解体英熟語は別売りで、暗記カードが販売されています。
このカードを使えば、まだ覚えていない英熟語だけを、ピンポイントで覚えていくことができます。
分厚い本を一生懸命覚えるよりも、カードでサクッと覚えてしまった方が、負担も少なくなりますよね。
1,400円と値段もさほど高くないので、購入し、効率よく英熟語を覚えていくと良いでしょう。
解体英熟語の覚え方のポイント③CDや音声はないので注意
解体英熟語には、音声やCDがありません。
暗記するときには、音声で聴いた方が覚えられるという受験生も多いでしょう。
もし英熟語の発音が知りたい場合は、インターネットの無料の辞書や、電子辞書で聴いてください。
そうすれば問題なく、発音が確認できますよ。
解体英熟語の使い方&勉強法まとめ
・解体英熟語は、超ハイレベルな英熟語帳
・基本的な英熟語帳をまずは1冊、完璧にしてから取り組む
・覚えていない英熟語のみを、ピンポイントで暗記しよう
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