国際基督教大学/ICUの英語で合格点を取る対策&勉強法
国際基督教大学の英語の傾向と難易度
ICUの英語は2部構成で、最初にリスニング試験(約30分)を行い、引き続きリーディング試験(60分)と進んでいきます。
リスニングの試験は受験のレベルで言えば、最上級の難易度です。
リーディングと同じくらいの比重で勉強していかないと、ほとんどの問題が分からないという可能性が出てくるでしょう。
リーディングに関して言えば全体的な語彙や長文などは特別に難しいわけではありませんが、時間の制限がかなり厳しいです。
短い時間の中で素早く「この文章は何が言いたいのだろう?」と、全体の要旨をつかむ能力が試されます。
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リスニング試験
ICUのリスニング試験には、ICUという大学の特徴が現れています。
難易度が高く、試験の直前に勉強したようでは間に合わないので、長い期間をかけて、毎日の生活の中で英語に触れる機会を増やしていかなければいけません。
リスニングの試験が無い大学も多い中で、あえて難しいリスニングの試験を課しているという事は、この程度のリスニングをクリアできる力がなければ、ICUに入学してから困るということでしょう。
ICUに入ってからも授業にしっかりとついていって、成長できる学生を欲しているわけです。
受験のための勉強と考えすぎずに、将来の自分のことも考えてリスニングの力を伸ばしていきましょう。
リーディング試験
リスニングの試験はかなり難易度が高いですが、それと比べるとリーディングの試験はやや難易度が下がります。
ただそれでも60分と言う時間の中で、かなりの文章量の長文を読み解いていかなければいけません。
英文にどれだけ慣れていけるかがカギになるでしょう。
試験の本番までにできる限り多くの長文を読み解き、正確かつスピーディに英文を読めるようにしておく必要があります。
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国際基督教大学の英語のリスニングの対策
国際基督教大学のリスニングの音声は、音声が1回しか流れず、スピードが速いです。
また後半に進むにつれて音声もかなり長くなるので、とても難しくなっています。
一般的な大学入試のリスニングの試験と比べると、はるかにレベルが高いです。
問題は大きく3つに分かれていますが、形式はあまり変わりません。
聴いた音声に対する設問に対して、正しい選択肢を選びます。
後ろに進むにつれて音声が長くなり、設問の数も増えていきます。
長い音声を聞いているときに話を見失ってしまうと、関連する設問を全て落としてしまう可能性があります。
とにかく集中して、なおかつミスをしてしまってもすぐに頭を切り替えることが大切です。
引きずってしまうとそこからどんどん、連鎖的にミスをしてしまうようになってしまいます。
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Part1の対策法
Part1は、一問一答形式。
短めの会話に対して設問と選択肢が書かれていて、正しいものを選ぶ問題。
設問を見て問われる内容を把握してから、音声を聴くようにしましょう。
慣れてきたら4つの選択肢にもサッと目を通せるようにしてください。
「これから男の人は、どこにいくんだろう」「図書館?木の下?カフェ?それとも教室?」
と言うように、頭の中で考えるイメージです。
そうすると音声を聴く前に、なんとなく「男の人は本を読みたいのかな?そしてその場所を問われるんだろうな」と予想できるケースも多いです。
とにかくテンポが速いので、「読む→聴く→解く」のペースを速くしていかなければいけません。
何度も過去問演習をして、このペースに慣れておきましょう。
また考えすぎてしまうと次の音声が流れてしまうので注意してください。
うまく切り替えながら進んでいくことが大切です。
Part2の対策法
Part2は、part1よりも長めの会話が流れます。
設問も1つから2つに増えます。
こちらも先に設問を先読みしましょう。
問われるポイントを集中して聴いておかないと、サーっと音声が流れていって頭に何も残っていないという事になりかねませんからね。
余裕があれば選択肢にも目を通せればなお良いですね。
基本的に音声の順番と設問の順番は並行で進んでいきます。
最初は1つ目の設問と選択肢を見ながら音声を聴き、該当の箇所が流れたら2つ目の設問と選択肢に目を移してください。
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part3の対策法
part3は1つのかなり長い講義の音声に対して、5つの設問と選択肢が用意されています。
難易度はかなり高いので、十分な対策が必要です。
音声が流れる前に5つの設問にサッと目を通して、問われる内容を把握してください。
そしてこちらも音声の流れと設問の流れは並行で進むことが多いので、上から順に設問と選択肢を見ながら下へ降りていく流れです。
聴こえた選択肢をすぐに選んでしまいがちですが、ICUのリスニングは少しひねられた問題が多いです。
何を問われているかを理解し、それに正しく答えられている選択肢を選ぶようにしなければいけません。
日ごろから常に、英語の音声に触れることが大切
ICUの難しいリスニングを聴きとれるようにするためには、長い期間をかけて毎日、英語を聴く習慣をつけることが大切です。
そうすれば長くて速い英語の音声に対しても、対応できるようになるでしょう。
音声にはさほど難しい単語は使われていないですが、それでも聴きとれないのは「聴いた音声を、頭に入っている知識と結び付けられないから」です。
目で見て覚えた単語が頭に入っていても、それがいざ音声でサッと流れると認識できないという事ですね。
普段の勉強ではスクリプト(音声を文字化したもの)を見ながら音声を聴き、音声と知識を結び付ける作業を繰り返すことが大切です。
聴いた音を正しい発音で音読すると、よりリスニングの力が伸ばせます。
自分で発音できるようでないと、聴きとるのは難しいですからね。
また日ごろから英単語や英熟語を覚える際には、発音もしっかりと覚えておくようにしましょう。
ICUの過去問を繰り返しとけば攻略できると言うものではないので、日ごろからリスニングの教材をたくさん勉強し、また趣味としても英語に触れる時間を増やしてください。
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国際基督教大学の英語のリーディングの対策
part1の対策法
part1はオーソドックスな、英語長文の内容の理解を問う問題。
時間の制限がかなり厳しいので、スピーディに読み進めていかなければいけません。
「設問を読む→答えを探しながら長文を読む→答えが見つかったら次の設問へ」と言うように、設問を解くために長文を読むという流れで進めていってください。
ピンポイントで設問に答えられるようになるので、スピードも正確性も上がります。
またスピーディに長文を読む際には、メリハリが重要になります。
簡単に読める文は左から右へサッと読んでいき、難しい文は立ち止まってゆっくり読む。
このサイクルを繰り返して長文を読み進めていくことで、正確かつスピーディに理解できます。
文章量もそれなりに多いので、「1文1文をただ訳す」のではなく、1文1文のつながりを理解して、ストーリーとして全体を理解しなければいけません。
その中で「筆者の主張」や「文章のテーマ」、「文章の要点」をつかんでいけるように、論理展開を追っていきましょう。
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part2の対策法
part2は空所補充問題。
この設問では「語彙力」と「推測力」が問われます。
さほど難しい知識は出てこないので、単語・熟語・副詞・接続詞などを大学受験のレベルの範囲内で、完璧に覚えておくことが必要です。
その上で英文を読んでいき、文脈に合った語彙を推測する力が求められます。
空所が出てきたら、先に選択肢を見ずに「こんな語彙が入りそうだな」と推測してください。
自力で推測してから一番近い選択肢を選ぶことで、推測の精度が上がります。
国際基督教大学の英語の対策法まとめ
ICUの英語の試験は、短期間で攻略できる内容ではありません。
日ごろから英語に触れる時間をできる限り増やして、英語と言う言語に慣れることが大切です。
ICUを志望しているという事は、将来的にも英語を使っていきたいという思いがあるでしょう。
受験の勉強も「受験のため」と考えずに、もっと先を見据えて能動的に勉強していってください。
「嫌だなー」と思いながら英語を勉強するのではなく、常に英語に触れていることが楽しいという状態にならないと、合格するのは難しいでしょう。
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