目次
合格体験記の執筆者の自己紹介
私は、現在東北大学工学部に通う大学二年生です。
地方の私立高校出身で、高校卒業後一浪して東北大学に入学しました。
東北大学に入学したと言うと、よく人からは真面目だとか優秀だと思われるのですが、実はそんなことは全くありません。
少しだけ自分について話させていただくと、恥ずかしながら僕は元々勉強が好きなタイプではなく、中学生の頃はさほど勉強ができる方ではありませんでした。
中三の頃になると人並みに焦り、そして人並み以上に勉強しました。
するとコツコツがんばった甲斐があり、見事成績は上がり、一応県内で一番良い高校に余裕を持って受かる程度の学力を身に付けることができました。(と言っても、田舎なので偏差値は大したことはありません)
ところが、結論から言うとこの高校受験に僕は失敗しました。
かなり余裕を持っていたにもかかわらず、直前の気の緩みと本番で実力が出せなかったことにより、僕はこの受験に失敗し、結果として第二志望であった私立にいく事になりました。
この時はとても辛かったです。
その後、高校受験の反省を生かし高校で僕は猛勉強を重ねました。
とにかく高校受験に失敗したことが悔しかったので、その悔しさをバネにがんばりました。
その結果として僕は、一浪はしたものの自分の本来のレベルよりも高いレベルの大学に来ることができたと思っています。
今回は、そんな僕の高校での勉強について紹介します。
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東北大学合格へのスケジュール
ここで最初に皆さんに最も伝えたいことは「高校受験と同じ気持ちでいたら確実に落ちる」ということです。
高校受験は、正直に言ってしまうと1、2年生の間にさほど勉強していなくても、要領の良い人であれば受験生になってから、もしくは部活動を引退してから本腰を入れて勉強すればなんとかなるかと思います。
実際、私も成績だけ見ればそうでした。
しかし、大学受験は全くそうではありません。
この高校受験での成功体験こそが、世の中の多くの高校生をダメにしていると思います。
大学受験においては、その難易度も必要な勉強量も高校受験とは桁違いです。
高校受験でなんとかなった、という経験は大学受験ではなんの実績にもなりません。
もし知り合いや先輩に同じように大学受験もなんとかなった人がいたとすれば、それはその人の元々のレベルが高い天才肌なだけかと思います。
自分を同じように捉えるのは自由ですが、あとで困るのは自分です。
大学受験で最も大切なことは、「計画性」です。
繰り返す通り、大学受験は勉強量も科目数も多いのできちんと計画を立てて勉強しないと、受験直前に必ず破綻し、浪人もしくは志望校を大きく下げることになります。
僕は、高校一年生の時に三年間分の計画を大体立てました。
そして高校三年間はこの計画に沿って勉強していました。
もちろん計画はうまくいかないこともあります。
予定通りでないこともあるかと思います。
実際、計画を立てていても僕は浪人してしまいました。
それでも無計画に勉強するよりは遥かに良いかと思います。
この計画を立てる際に大事なことは、受験本番の日付から逆算することです。
例えば二次試験は2月末、一次試験は一月頭と決まっているのだから、12月に入ったら一次試験の過去問演習に集中したい、ならば11月中までに一次試験は解ける学力が欲しい、ならば2年生の間に…と言った風に、ゴールから逆算していけば今自分がすべき勉強の種類やその量がわかるかと思います。
僕が実践していた詳しい各教科ごとのスケジュールは後述します。
東北大学合格への各教科の勉強法
僕は理系なので、意識的に勉強していた理系科目と英語について記述します。
東北大学の英語の対策
英語に関しては、とにかく早く勉強をスタートすべきかと思います。
高校の英語は、文法に関しては高校1年生で一通り内容は学習し終わり2、3年生ではその復習と演習ばかりです。
なので、その気になれば1年生の時点で完成させることが可能です。
3年生になってから単語学習を始めるようでは間に合わないので、1年生のうちから少しずつでいいので単語学習を進めておくと良いと思います。
もう一つおすすめなのは、英作文の勉強をすることです。
英作文は、単語力が問われると思われがちですが実はそうではありません。
与えられた日本語をいかに自分の持っている単語だけでうまく表現するか、と言う力が養われるので、とても力がつきます。
中学までの英語は簡単なので、高校の英語でも同じように真面目にやらずつまずく人が多いので気をつけてください。
高校の英語はそれなりに時間のかかる科目です。
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東北大学の数学の勉強法
大学受験で一番悩む人が多い科目が数学です。
数学こそ先述した計画性が問われます。
理系で、特に難関大学を志望している人は、数学Ⅲの問題演習及びそのパターン把握に時間を割かなくてはいけません。
三年生になってからはこの演習に時間を割きたかったので、二年生の間までに数学Ⅰ〜Ⅲ及びA、Bの教科書内容の履修を終えました。
もちろん高校の授業がそんなに早いわけはないので、自分でひたすら予習し、授業や学校の定期テスうとは復習として利用していました。
正直、1、2年生の間は迷ったらとにかく数学の教科書内容の予習を進めておけば良いと思います。
3年生になってからの演習は、いわゆる網羅系の参考書(青チャート、一対一など)を覚えることが大切だと思います。
私は現役の頃はこの覚えるという作業をしておらず、ただ問題量をこなすだけだったので失敗しました。
きちんと解いた問題をある程度分類して、解き方を覚えるのがベストだと思います。
東北大学の理科の勉強法
理科に関してはあまり特殊な方法は用いていません。
1、2年生の頃は授業のみで3年生からは自分で問題集を用いていました。
3年生から本腰をいれるでも構いませんが、授業の内容はしっかりと理解しておくこと、また3年生から理科に時間を割くために他の科目を1、2年生のうちにたくさん勉強しておくことが重要かと思います。
自分は物理が得意で反対に化学は苦手でした。
化学は覚えることが多いので、化学の勉強を早めに始めると良いと思います。
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東北大学合格へのメンタル面でのアドバイス
勉強が嫌になったり成績が上がらずに嫌な気持ちになることは誰にでもあると思います。
僕自身もたくさんありましたし、何度も心が折れかけました。
そんな時に僕がやっていたことは周りにいる「頑張っていない人」を見ることをやめ、意識的に「頑張っている人」を見ていました。
自分より努力していそうな人や、いなければ同世代の有名人などでも良いです。
頑張っていない人を見て安心するのは、ついついやりたくなってしまいますが長期的な目で見るとあまり良くないです。
僕は自分よりも頑張っている人を見て「自分はまだまだだ」と自分自身に言い聞かせ、自分を奮い立たせていました。
あとは、そもそもストレスが溜まりすぎないように、適度に自分の好きなことをして息抜きをしましょう。
ストレスを溜めてメンタルがやられてしまっては元も子もありません。適度な息抜きはむしろ効率を上げてくれます。
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東北大学の合格において最も大切なこと
最も大切なのは、切り替えを大事にすることです。
自分は結局受験期も浪人の頃も自分の趣味を止めることはしませんでした。
(もちろん時間を減らしたりはしました。)
どんどん勉強時間は増やすべきですし、趣味や自分のやりたいことの時間は減るかと思いますが、うまくメリハリをつけてやればなくす必要はないと思います。
移動時間を勉強にあてたり、うまく時間を使えるようになることが受験では大事です。
東北大学に合格した瞬間の気持ち
一浪したこともあり、成績的にはかなり余裕ではあったのですが、先述の高校受験の経験もあったのでとにかく不安でした。
それだけに、合格の瞬間はとても嬉しかったです。
また合格したこと自体も嬉しかったのですが、自分の合格を家族や親戚、友人や高校の先生などとても多くの人が喜んでくれたことが一番嬉しかったです。
合格すると改めて自分が様々な人に支えられていたのだと気付きました。
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東北大学の生活と雰囲気
他の大学を分かりませんが、普通かと思います。
あとは周りにいる人が皆頭が良いと感じます。
自分の高校も地元ではそんなに悪い方ではないのですが、大学の友人と比べるとかなり低い方で驚きます。
中には自分でも知っているような有名高校から来ている人もいて驚きました。
大学の雰囲気としては、落ち着いています。
二年生以降理系や医学部などでキャンパスが分かれるのですが、特に別れたキャンパスは静かで勉強に適しています。
一年生の全学部と文系が通う川内キャンパスは人も多く、サークルなどもこのキャンパスで行われるのでこのキャンパスの雰囲気はワイワイした雰囲気が好きな人に向いているかもしれません。
いずれにせよ、とても多くの人がいるので様々なタイプの人がいます。
東北大学の合格体験記まとめ
勉強をする理由は人によって様々だと思います。
将来の夢の実現に向けて高い志で勉強している人もいれば、ただなんとなく周りに流されながらしている人もいるでしょう。
自分は完全に高校受験の反骨心で勉強をしていました。
しかしそんな自分も、受験勉強を進め大学の学部を選ぶにつれてにだんだんと自分のやりたいことがはっきりとしてきました。
大学に進み、自分のやりたい勉強に進んだ今では、高校の頃に勉強を頑張っておいて良かったと心から思います。
将来何をするとか何になるとか全然イメージがつかないと思いますが、勉強をしておいて、学歴を手に入れておいて損なことはありません。
よく「勉強が全てではない」という言葉を聞きます。
この言葉をよき、勉強だけで人の価値は決まらない、だから勉強しなくて良いという意味に捉える人がいますが、それは大きな間違いです。
勉強だけで人の価値は決まりません。
それはそうなのですが、この言葉は正しくは、勉強だけではなくて他のこともできなくてはいけない、という意味です。
つまり、勉強をしているのは前提で、それプラスで何か出来なくてはいけない、ということだと私は捉えています。
高校生の間に是非勉強はもちろん、それ以外の何かも頑張って人間として成長しましょう。
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