※この記事は上智大学に合格された方に執筆して頂いたものです。
上智大学の各教科の特徴
上智大学の入試問題はときに「悪問である」と評されるまでに難問であることが多いです。
「どのように難しいのか」ということを知り、自分の得意教科とも照らし合わせて、どの教科を何割程度とっていくか、どのように勉強するか、などと対策をとっていくことが重要であると思います。
各教科に対して次のような対策をしました。
国語→得意(目安偏差値65~70)、英語→普通(同55~60)、日本史→苦手(同45)程度であることを前提に参考にしてください。
「国語で差をつけ、英語で平均を取り、日本史はみんなできない」、これで合格しようという作戦で、恐らく実際そのように点を取って合格したと思います。
科目ごとの具体的な勉強の仕方を紹介します。
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国語
論説は解答根拠が見つけづらいケースがしばしばある。
「この一文にあるように」という単純な根拠で解答できないこともあるので、内容の正確な理解が必要。
古文漢文もジャンルが多岐にわたるため、地力が問われる。
論説文は過去問演習以外には、特に何もしていませんでした。
悪問と標準的な問題の差が大きいので、合格点を取るのは難しくないように感じていました。
古文は、まず読み方・解き方になれるために、「吉野のパワーアップ古文」という教材を使って勉強しました。
プロ教師の古文の読み方・解き方をそのまま解説している教材で、設問数は10数題と少ないですが、わかりやすく、また実践的な解法を学ぶことができます。
そこで解法を学ぶうちに、文法と単語の大切さが分かってきます。
ですのでそこから学校で配布されていた文法書と単語帳の内容を詰め込んでいきました。
漢文は書き下し文にすれば古文になるので、句法をしっかりと覚えると、古文の実力に比例するように読めるようになっていきます。
英語
単語、文法レベルが高く、量も多い。
解答根拠は明確にあるので、処理速度が問われる。
語学に強い受験生が多いので、英語で失敗するとかなり厳しい。
1番力を入れました。
上智大学は英語が得意な人が集まるので、「英語が得意=平均」であり、英語が普通という人は差をつけられ、英語ができないと致命的になるからです。
まずは基礎となる単語でつまづかないためにも、単語帳の「センター試験レベル」までを覚え切り、次のステージまでかなりの精度で覚えていきました。
しかしそれでも試験レベルの単語は網羅はできません。
ただこのあたりまでを高い精度で覚えていると、単語の類推ができるようになってきます。
この作業も慣れが必要であるため、たくさんの長文を速く読む練習をしていきました。
単語帳は「システム英単語」、長文は「速読英単語」と「やっておきたい英語長文シリーズ」、「レベル別問題集シリーズ」を使っていました。
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日本史
マニアックな問題が多く出題されるため、ここで高得点をとるためには、極めて詳細な知識まで詰め込まなくてはならない。
高得点は初めから狙っていませんでした。
基本問題を落とさず、上智らしい超難問の類は落としても仕方ない、という考え方で挑みました。
教科書を読み、センター試験や大学の過去問を解きその都度知識を入れていく、という基本的な勉強をしていました。
「仏像の配列」など、本当にマニアックな問題がでますので、「日本史がかなり得意」という人もちんぷんかんぷんになることがあります。
難問に対応することを考えるよりは、英語や国語に勉強時間を費やした方が良いのかなと個人的には考えています。
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受験勉強中に感じたこと
受験勉強は周囲の環境が大事だと感じます。
僕は長期休暇期間は友達と朝から学校で自習をしていました。
友達と約束することで、勉強時間を毎日のように確保していました。
友達いることで、時には話し込んでしまうことや、遊んでしまうこともありました。
しかしそれも、ストレスを溜め込んでしまわないためにはとても良かったと思います。
また学校には先生がいるため、分からないところがあれば直ぐに聞きに行くことができたり、教室には人が少ないためのびのびとスペースを使えたりと、いい事づくめであったと思います。
友達に関しては、ときに流されないことも大切です。
「センター試験はもう余裕、もう私大の過去問解きまくるわ」「○○の過去問を何十年分やった」など、学校にいるとクラスメイトの受験勉強の進捗状況が嫌でも聞こえたりして、焦りが生まれることが多々あります。
そういう声に惑わされないようにしなければいけません。
どれだけ早く進もうが、どれだけ量をこなそうが、知識が定着していなければ意味が無いです。
そして、量やスピードを声高に自慢する人達が結果を出しているかと言うと全くそうではありません。
「せいぜい言っとけ」と思って自分のペースを守ってやっていたことが良かったと思います。
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上智大学の合格体験記まとめ
僕はセンターで理数を失敗し、五教科センター利用入試を滑り止めまでことごとく落としたためその時が1番辛かったです。
「浪人」がちらつき、とても焦りましたが、「理数から解放された」「センターも三教科を見れば全然悪くない」などポジティブな要素をみつけて、モチベーションを下げずに頑張りました。
上智大の試験は特殊な面もあり、初めから自分にとって訳の分からない問題は何問もでるだろうと思って臨んだため、試験中は分からない問題が立て続けにあってもそこまで焦らずに解き続けられました。
合否サイトを見る時は1時間くらい前からもういてもたってもいられない感じでしたが、パッと合格の画面が表示された時は1人で大きな声を出して喜びました。
上智大は受験日が早く、また合格発表日も早いため、ここでの合格のおかげで後の試験にかなり余裕を持って臨むことができました。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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