記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元に英文読解の原則125を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
英文読解の原則125とは?
英文読解の原則125は「英文を読む際につまずきがちな、125個のポイント」を教えてくれます。
例えば省略や強調、語句の例外的な訳し方など、英文が読みにくいと感じる原因となっているポイントを学べます。
下の写真のように左上に例題があり、それを解説していく形になっています。
和訳をする形になるので、「どこが苦手で英文が読めないか」が明確になります。
志望校で和訳問題が出題される人にはもちろん有効ですが、英文を読む力を伸ばすためにもとても効果的です。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
×解説があまり詳しくない
上の写真を見て頂いてもお分かりの通り、解説はさほど詳しくありません。
1文1文の構文の解説もないですし、「ポイント」と「全訳」で理解する形になります。
単語のまとめなどもなく、分からない部分は自分で調べていく必要があります。
英文読解の原則125のレベル/難易度
「解説が詳しくない」「英文の難易度が高い」という点から、対象となる受験生のレベルは高いです。
偏差値でいえば60以上、MARCHレベルで合格点が取れるようになっている人向けと言えるでしょう。
共通テストよりも難易度は高いため、基本的な英文は読めるようにしておく必要があります。
難しい単語もたくさん出てきますから、英語が苦手な人が取り組んでも、ほとんど理解できないはずです。
基本的な語彙や文法はしっかりと鍛えたうえで、英文の精読もできるようになってから取り組んでください。
入門英文解釈の技術70などに取り組んでから英文読解の原則125へ進むと、スムーズにレベルアップできるでしょう。
英文読解の原則125に取り組めば引っかかるポイントを乗り越えられるようになるので、英文を読む力が大きく上がります。
東大京大といった難関国公立大学や、早慶上智の英文も読みやすくなるでしょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
英文読解の原則125の使い方&勉強法
大まかなフローとしては「例題を解く→解説を読む→チャレンジ問題へ」という流れで進んでいきます。
ステップ①例題を解く
まずは例題を解いていきましょう。
例題を解く際には「各項目のタイトルを見ない」ことが大切。
タイトルを見てしまうとひっかけポイントがすぐに分かってしまうので、訳しやすくなってしまいます。
一度訳すことに苦戦し、そこを乗り越えるからこそ、重要な点に気づけるので、まずは自力で解いていきましょう。
下線が引いてあるケースもありますが、該当部分を見て訳そうとせずに、文章全体をヒントに解いていきます。
これは本番の和訳問題でも同じで、文脈を十分に理解し、分からない部分は推測していく力が必要です。
分からない語句や訳せない部分があっても、自力で推測できる力をつけていかなければいけません。
訳は全て書き出そう
訳す際には下線部だけでなく、必ず紙に訳を全て書き出してください。
頭の中で訳したり、下線部だけを訳したりしてしまうと、「どこが理解できなかったのか」が明確になりません。
大変な作業ではありますが、あいまいな勉強になってしまうと、力が伸びなくなってしまいます。
語注や辞書を見ずに解く
英文読解の原則125には少し難しい語句の注がついていますが、これは見ずに解いてください。
もちろん辞書を使って、語句を調べたりするのもNG。
入試本番ではもちろん辞書は使えませんし、難しい単語も推測しなければいけません。
日ごろから「分からない語句を文脈から推測する」という意識を持って、トレーニングをしてください。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
ステップ②解説を読む
訳し終えたら解説を参考にして、正しい訳し方を学んでいきます。
解説を読んで「どういう思考で訳さなければいけないのか」を理解し、重要なポイントはノートにまとめてください。
スキマ時間に復習することで、本番で同じミスをすることを防ぎましょう。
ステップ③音読する
ここまでで理屈で英文のルールを理解できているはずですが、本番では「これはこう訳して」と1つ1つ考えている時間はありません。
英文を無意識に正しく識別できるようになるくらいまで、定着させておかなければいけません。
スキマ時間などを活用して、何度も例文を読み返していきましょう。
黙読で完璧に理解できるようになったら、付属のCDを使って、正しい音声で音読をしていきます。
「初見で同じ構文の英文に出会ったときにスムーズに訳せる」状態にすることが、音読の目標です。
ステップ④チャレンジ問題へ
例題が完璧になったら、チャレンジ問題へと進みます。
チャレンジ問題は東京大学、東北大学、大阪大学などの難関国公立大学からの出題も多いです。
例文で理解した内容を活かして、類題を解いていきます。
学んだ原則をさらに定着させる意識で取り組んでいきましょう。
チャレンジ問題には上の写真の通り解説がほとんどなく、訳を参考に復習する形になります。
難易度もさらに難しくなるので、自分で努力をして理解していかなければいけません。
ここまでの流れで125個、全ての原則を定着させたときには、読解の力が大きく上がっているでしょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
英文読解の原則125が終わったら次は
1ランク上の解釈系の参考書へ
英文読解の原則125が終わったら、もう少し文章量が多く、難易度が高い解釈系の参考書へ進むと良いでしょう。
ポレポレや英文読解の透視図などがおすすめです。
これらはかなり難易度が高いので、難しすぎるようであれば、読解力を鍛えてから取り組んでください。
過去問演習にも取り組もう
英文読解の原則125が終わったら、過去問演習にも取り組んでみてください。
その中で「自分に何が必要か」を分析していき、新たな勉強に進んでいきましょう。
MARCHや関関同立レベルであれば、余裕をもって英文を読めるようになっているはずです。
早稲田や慶應であっても、戦える手ごたえがつかめるようになっているでしょう。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
英文読解の原則125の使い方まとめ
ポイント
・難しい英文を読むときにつまずきがちな、125個のポイントを学べる参考書
・基本的な語彙や文法、精読の勉強を終えてから取り組もう
・見出しを見ずに、自力で訳を紙に書き出していこう
・音読を繰り返して、無意識で原則を理解できるようにする
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら