福間の無機化学の講義の構成と概要
最近のセンター化学は大問ごとの出題単元はほとんど同じで、大問1,2に理論化学、大問3に無機化学、そして大問4以降に有機化学や高分子化学という構成となっています。
その中で無機化学も必ず出題されており、約25点の配点が必ずといっていいほどなされます。
センター化学の中でも特に化学に関する知識を要求される設問であり、細かい知識の漏れによって点数を落としてしまうことも多々あります。
しかし逆に考えれば、きちんと対策をしていれば確実に25点を獲得できるチャンスでもあります。
また私大でも無機化学は出題されるケースが多いです。
無機化学を短期間で習得する際におすすめする参考書が「福間の無機化学の講義(旺文社)」です。
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福間の無機化学の講義の特徴
本書はセンターレベルの無機化学を完璧にしたい人にはもってこいの基礎中心の参考書です。
二次試験や私大受験者に関しては別途対策が必要となりますが、二次試験の問題を解く上で土台となる基礎力をつけることができます。
知識の「詰め込み」ではなく「習得」ができる
無機化学といえば暗記だ!と思いただひたすらに覚えようとするが、うまくインプットできている気がしないという経験をされた方も多いかと思います。
確かに暗記することも必要です。
しかしそこに理解があるかないかではその効率は明らかに違います。
本書は3つの章で構成されていますが、第1、2章は化学結合や酸化還元反応に関する説明がされています。
それもただ共有結合は電子対を形成する結合である、といったことだけでなく、共有結合ができる理由や、配位結合とはどう違うのかなどまで詳しく解説してあります。
これらの解説によって、目に見えない原子がどのような挙動を示しているのかということがうまくイメージすることができます。
こうして理解することで、化学結合のような基礎的な知識を深く根付かせ、イメージしやすくしたうえで、他の暗記事項をうまく定着させられます。
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必要な知識を網羅出来る
アルカリ金属元素やハロゲンなどの族単位の特徴の解説はもちろんのこと、沈殿生成反応における沈殿物の色や気体の乾燥に用いる乾燥材の種類まですべてをカバーしてあります。
また気体のにおいや毒性、その製法と化学反応式に至るまで、受験で頻出の知識を網羅することができます。
知識量がものをいう無機化学において、最も重要な点であるといえます。
知識の整理がしやすい
前述したとおり、確かに書かれている知識の量は多いわけですが、ただ列挙してあっても暗記効率が低下してしまいます。
しかし本書ではそれらの暗記事項を覚えやすいように工夫して書かれています。
例えば水酸化物イオンや硫化物イオンとの反応の際、どのイオンが沈殿を生成し、どのイオンが沈殿を生成しにくいかなどなかなか覚えにくいものです。
そのためこの参考書では、各沈殿の原理について赤線などを使いながら強調しつつ説明し、覚え方のゴロも記述しています。
その他の暗記事項に関しても、ゴロが書いてあったり、表にしてまとめたり、練習問題を設けたりと、知識の定着のための工夫があちこちになされています。
また別冊付録として暗記事項のみをまとめた冊子があるため、復習にも使うことができます。
教科書のあちこちに散らばっている知識を一冊の凝集しているため、非常に有効に活用ができます。
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福間の無機化学の講義の使い方&勉強法
まず初めに第1,2章をしっかり読んでください。
前述のとおり、本書は知識を付けるための理解を勧めています。
第3章の内容をひたすら暗記するより、まずは基礎を理解し、定着することを優先するべきです。
次に第3章の内容をひたすら読みこんでください。
ここが一番肝となる部分です。
ただただ覚える必要がある内容もありますが、原理の解説やゴロなどにより暗記の手助けがなされているため、それらを活用しながら何度も何度も読んで暗記してください。
最後に付録の別冊で復習をしてください。
覚えたつもりでも、沈殿の色などは種類が多いため他のものと混同してしまうこともあります。
些細な間違いが貴重な一点を失うことにつながりますので、別冊を用いて何度も復習し、完全な定着を目指しましょう。
また、試験前に軽く見直すのにも使うことができます。
福間の無機化学の講義の使い方&勉強法まとめ
初めにも述べましたが無機化学は暗記が不可欠で、知識を効率よく定着させることが非常に大切です。
本書をお使いになられる方は、ぜひこの使い方を参考にしてみてください。
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