藤田医科大学医学部の英語のレベル/難易度と対策法
目次
藤田医科大学医学部の英語の傾向と難易度
藤田医科大学の英語の形式は、医学部とそれ以外の学部(保健衛生学部・医療科学部)で大きく分かれています。
医学部の英語は他の学部と比べると難易度が高く、偏差値も大きく差があります。
藤田医科大学医学部の英語は「語彙」「英文法」「英語長文」「英作文(和文英訳)」の4つがメイン。
どの問題もさほど難易度が高いわけではなく、基礎・基本を徹底して固めていくことが大切です。
基礎力を土台にして、少し難しい問題も解いて慣れておけば、十分に合格点を取れるでしょう。
英作文や和訳、並び替え問題など対策に時間がかかる、配点が大きな問題も出題されているので、早い段階から対策をしておいてください。
藤田医科大学医学部の語彙問題の対策法
語彙問題はオーソドックスな空所補充型。
語彙の難易度そのものは高くなく、それよりも「前置詞」「副詞」「接続詞」が問われる点に注目してください。
英単語帳を勉強する中で、副詞や接続詞の章も必ず覚えるようにしましょう。
前置詞は例えばblame A ( ) Bとあった時に、かっこに入る前置詞が何であるかを、答えられるようにしなければいけません。
前置詞は例文やフレーズを活用して、「英単語とセットになる前置詞」まで一緒に暗記することが大切。
CDや音声を使って音読するなどすると、効果的に覚えられるでしょう。
このトレーニングができれば英作文や並び替え問題でも、正しい形で単語と前置詞を組み合わせられるので、得点に大きくつながっていきます。
藤田医科大学医学部の整序/並び替え問題の対策法
英文の一部が分解されていて、正しい形に並び替える問題。
1つの問題に2つの回答箇所があり、どちらも正解していないと点数がもらえない可能性があるので、正確に答えていきましょう。
この問題は日本語訳がついているので、まずはこれを見て作る英文をイメージします。
そして選択肢の中で熟語や構文など、組み合わせられるものがあったら先に組み合わせ、選択肢を減らしましょう。
選択肢が多いとどうしても迷いやすくなり、難しく感じてしまいますからね。
そこから空所以外の部分をヒントにして、「正しい文法のルールに沿って」、主語・述語・目的語などを見極めていきます。
例えば主語が単数である場合は、動詞に三人称のsが付くなどといった、基本的なルールがとても役立ちます。
最後に文章の意味などをヒントにして、微調整をして回答完了です。
並び替え問題に回答するためには、「英文法の知識」が必要です。
講義形式の英文法の参考書を使うなどして、文法を深く理解するようにしましょう。
ただ文法の問題を解いているだけでは、演習はできても、理解の部分が不足してしまうので注意してください。
藤田医科大学医学部は整序問題が独立して出題されますから、演習もしっかりとしておきましょう。
おすすめの参考書は「英語整序問題精選600」などで、意外と対策がおろそかになりがちな、整序問題をたくさん解けます。
藤田医科大学医学部の英語長文の対策法
英語長文は文章量が多く、なおかつ専門的なテーマが出題されるケースが多いです。
1文1文をしっかりと読めるようにしていき、そこから「論理的に」文章を読解できるようにしましょう。
まずは1文1文を読めるようにするために、「英文解釈の技術シリーズ」など、精読ができる参考書を勉強してください。
文型を理解し、正しく構文を取って読んでいかないと、文章の内容が頭に入ってきません。
精読ができるようになったら、文章量が多い長文を論理的に読めるようにしていきます。
パラグラフごとに要点を簡単にメモしながら読み進めると、長文の内容を整理しやすくなります。
「筆者の主張」や「文章の要点」を意識しながら、読み進めていきましょう。
その際に1文1文をただ訳していくのではなく、文と文のつながりを意識し、冒頭から1本のストーリーとして理解していかなければいけません。
ただ訳していくだけだと最後まで読み切っても、文章の内容が頭に入っていない可能性があります。
専門的な文章の出題が多いので、日ごろから医療に関するニュースや情報には関心を持っておきましょう。
またリンガメタリカなどで背景知識を吸収し、知見を広げるのも効果的です。
空所補充問題の解き方
長文の一部が空所になっていて、そこに選択肢から正しい語句を挿入する問題。
空所補充問題は空所の前後だけで考えずに、文脈をヒントにして解いていくことが大切。
選択肢を見る前に自分で入りそうな語句を推測して、一番近い選択肢を選ぶようにしましょう。
先に選択肢を見てしまうと、どうしても先入観が入ってミスしやすくなってしまいますからね。
パラグラフの挿入問題の解き方
英語長文のパラグラフが1つ抜けていて、正しい位置に挿入する問題。
この問題は空所の前後や、挿入するパラグラフの「接続詞」「副詞」「指示語」「代名詞」などに注目します。
例えば挿入するパラグラフに[he]などの代名詞があれば、その前の段落には男性が出てくる可能性があります。
[However]などから始まれば、前の段落とは逆のことが書かれていることになるでしょう。文章の流れを理解するのはもちろんのこと、文法的なアプローチも加えていくと、解きやすくなるはずです。
英作文(和文英訳問題)の解き方
和文英訳問題は英語長文の一部分が日本語になっていて、これを英語に訳す形式。
この問題は下線部だけで考えようとせずに、まずは長文を読んで、文章の全体像をつかんでください。
その内容をヒントに和訳をしていけば解きやすくなりますし、より質が高い訳を書けるようになります。
下線が引かれた部分はやや訳しにくい部分や、難しい語句が含まれているケースもあります。
だからこそ和訳をさせるわけで、少し分からないからといってすぐに諦めてはいけません。
まずは訳せる部分を先に訳して、それから文脈などをヒントに分からない部分を「推測」していきましょう。
この作業ができるようにならないと、和訳問題はいつまで経っても解けるようになりません。
訳を書く際には「機械が翻訳したような不自然な訳」にならないよう、気をつけてください。
無理やり直訳したような不自然な訳だと採点者の印象も悪くなってしまうので、文脈に合った自然な訳を書けるようにしましょう。
藤田医科大学医学部の英語の傾向と対策まとめ
藤田医科大学の英語は一見難しいようにも見えますが、英語力を基礎から固めていけば、十分に合格点が取れる構成です。
いきなり難しい参考書や問題集に手を出すのではなく、基礎から1つ1つ積み重ねて、合格点を狙っていきましょう。
対策に時間がかかる問題も多いので、「英作文」は特に早い段階から対策をしておき、少しずつ力を伸ばしていってください。
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