記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元にFocus Finderを用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
フォーカスファインダーは、学校で配られることもある英文法の問題集。
NextStageやVintage、スクランブルなどと比べると知名度は劣りますが、負けず劣らずの名書です。
ここでは「フォーカスファインダーの特徴」「他の問題集とのレベルの比較」「偏差値を伸ばす使い方」の3点を中心に解説していきます!
フォーカスファインダーとは
フォーカスファインダーは、オーソドックスな空所補充形式の英文法の問題集です。
「文法」「語法」「イディオム」「単語・語い」「会話表現」「発音・アクセント」と幅広く解けるようになっています。
発音・アクセントの部分だけCDの音声がついているので、重点的に鍛えたい人は活用すると良いでしょう。
下の写真のように左に問題、右に答えと解説という作り。
ご覧通り、解説はさほど詳しくありません。
NextStage(ネクステ)やVintage、スクランブルといった、有名どころの問題集と形式は変わりません。
NextStage(ネクステ)の筆者である、瓜生豊氏が作っていますからね。
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「きりはらの森」のアプリに対応
フォーカスファインダーは「きりはらの森」のアプリに対応していて、下の写真のように「即戦テスト」というモードでテストができます。
4択形式で、ミスをしても解説は出てきません。
分からない部分はフォーカスファインダーで確認しましょう。
Finderで要点を確認
フォーカスファインダーには下の写真のように、「Finder」という項目があります。
文法の重要な部分を整理できるようになっていて、この部分は入試でも頻出です。
赤シートも活用しながら、必要な知識をインプットしていきましょう。
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フォーカスファインダーのレベル/難易度
フォーカスファインダーは基礎からスタートして、日東駒専・産近甲龍で合格レベルを取れるようになります。
MARCHや関関同立でも、解ける問題が多くなるでしょう。
偏差値でいうと大体、55くらいを狙えるレベルですね。
同じレベルで言えばスクランブルBasic、Engage、アップグレードなど。
NextStage(ネクステ)やVintage、スクランブルと比べると、レベルは下がる分、基礎をガッチリ固められます。
一般的な問題集は1300問~1600問ほどであるのに対し、フォーカスファインダーは948問と問題数も少ないです。
受験生が初めに取り組む英文法の問題集として、ぴったりですね。
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フォーカスファインダーの使い方
使い方ステップ①まずは英文法を学ぼう
フォーカスファインダーは問題集であり、理解した英文法をアウトプットするためのものです。
まずは仮定法や比較など、英文法の基本を参考書で学んでいく必要があります。
文法を理解していない状態で問題を解いても、答えを丸暗記するだけになってしまいますからね。
おすすめ参考書
・大岩のいちばんはじめの英文法
・世界一わかりやすい英文法の授業
・成川の「なぜ」がわかる英文法
これらの参考書は、予備校の授業を受けているような形式で、分かりやすく解説してくれます。
どれも基礎的な内容にフォーカスしているので、英文法が苦手な人にピッタリです。
講義の参考書でインプットした知識を、フォーカスファインダーでアウトプットすることで、英文法の力がグングン上がっていきます。
使い方ステップ②問題を解こう
英文法を理解したら、問題を解いていきます。
大切なのは「ミスした問題に必ずチェックをつける」こと。
フォーカスファインダーは1000問近くも問題がありますから、何周もしていたらすごく時間がかかってしまいます。
ミスした問題と、正解したけれど怪しい問題にはチェックをつけて、何回も解きなおしましょう。
そうすれば2周目、3周目はニガテな問題だけを復習できるので、勉強にかかる時間がグッと短縮できます。
下の写真は私が現役時代に使っていた、NextStageにチェックをつけたものです。
同じ問題でも3回もミスをすることも珍しくなく、「ミスする問題はそう簡単に克服できない」ということです。
ミスした問題はとにかく何周も復習して、二度と同じミスをしないようにしてください。
効率良くニガテを確実につぶすことで、成績は伸びていきます。
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ステップ③ニガテ分野の復習
フォーカスファインダーを解いて、ミスが多かった分野はあなたの苦手な分野です。
例えば仮定法でミスが多かった場合、講義形式の参考書でもう一度勉強しなおしましょう。
ForestやEvergreenなど辞書型の参考書で、ニガテ分野だけを徹底的に復習するのもおすすめです。
問題を全て解けるようになり、なおかつ苦手な分野も理解出来たら、フォーカスファインダーは完璧です。
フォーカスファインダーが終わったら次は?
フォーカスファインダーが終わったら、センター試験の大問2を解いてみましょう。
センター試験は既に廃止されましたが、文法問題はとても質が高く、演習用に効果的です。
安定して7割以上取れるようであれば、ここまでの内容がしっかり身についています。
さらに上のレベルを目指しましょう。
フォーカスファインダーと同様、講義形式の参考書と問題集を並行で使っていきます。
おすすめ参考書
・深めて解ける英文法INPUT
・英文法の核
おすすめ問題集
・Vintage
・スクランブル
講義の参考書と問題集を、それぞれ1冊やりこめば、大学受験の英文法は大の得意になるはずです。
早稲田や慶應、難関国公立の英文法とも戦える力が身につきます。
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フォーカスファインダーの使い方まとめ
ポイント
・初中級者向けの英文法の問題集
・必ず講義の参考書で英文法を理解しよう
・ミスした問題にはチェックをつけて、何度も解きなおそう
・全ての問題にミスなく答えられるようになったら、次のステップへ
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