構文を勉強するべきだと耳にはしたけれど、何をどう勉強すれば良いか分からない人も多いでしょう。
私も受験生の時は「英語構文ってたまに耳にするけど、何を勉強したら良いんだろう」と不安に思ったことがありました。
そこでここでは、「英語構文とは?」「英文法との違い」「正しい勉強法」の3点を詳しく解説していきます!
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
・TOEICは900点を超えている(東大生の平均が600点台)
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目次
私の英語の偏差値が1ヶ月で40から70まで伸びた話
私は現役の受験生の時、偏差値は40ほどで、日東駒専を含む12回の受験全てに失敗してしまいました。
その原因は配点が最も高い英語長文を、全く攻略できずに、大きく失点してしまったこと。
英語長文を攻略できない限り、どこの大学の英語でも高得点が取れず、受験に失敗してしまうんです。
浪人をして最初の1ヶ月間、「英語長文の読み方」を徹底的に研究して、英語長文がスラスラ読めるようになり、偏差値も70を超えるようになり、早稲田大学に合格できました。
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英語構文って何??英文法との違いは?
英語構文とは文の骨格を作る材料となるものです。
英文法の中の1つの要素に、英語構文があると考えてください。
英文法の中でも、特に暗記要素の強い、型を暗記してしまった方が効率が良いものが、英語構文と呼ばれています。
英語構文の例①
「It that構文」は聞いたことがあるかもしれません。
It is certain that he will win.
Itとthatの間に挟まれたものが、強調されるのです。
英語構文の例②
Not only Misaki but also Ken wants to study English.
ここに隠れている構文は、
[Not only A but also B]=「AだけでなくBも」という構文です。
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英語構文は、暗記した方が良いの?
英語構文はここまでお伝えした通り、英文の骨格を作る重要なものです。
そのため英語長文を読んだり、英作文を書いたり、和訳をしたりと、色々なところで構文は必要になります。
私立大学でよく見るような英文法の問題でも、英語構文は問われます。
特にパーツを並び替えて文を完成させる、並び替え問題(整序問題)や英作文では、英語構文がカギとなっているケースが多いです。
重要な英語構文を骨組みにして、正しい英文を作ることを求められるんですね。
整序問題や英作文は配点が高いですし、絶対に落とせない問題です。
ここまでの内容を読んで「とにかく大学受験において、英語構文は頻出だ!」ということを分かっていただければ、それでOKです!
英語構文を勉強する時期はいつから?
「英語構文を始める時期は、いつからが良いですか?」というご質問を良く頂きますが、後回しにするメリットはありません。
後回しにすればそれだけ後のスケジュールが大変になってしまいますし、ニガテ意識も持ちやすくなります。
英語構文は覚える量がさほど多くないですから、1日数個のペースでも十分に終えられる量です。
後でまとめて勉強しようとすると「もう間に合わないからパスするしかない」となってしまうので、早いうちから勉強しておきましょう。
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英語構文の覚え方のコツ!最速暗記法
ポイント
①まずは英文法を勉強する
②英語構文を暗記する
③徹底的に復習
④実践で活かしていく
4つのステップに沿って、詳しく勉強法を解説します。
ステップ①まずは英文法を勉強
英語構文は英文法の一部なので、まずは英文法を一通り勉強してから取り組みましょう。
基本的な内容が学べる英文法の講義形式の参考書(世界一わかりやすい英文法の授業など)を通して、英文法を学んでください。
その上で英文法の問題を解きながら、英語構文も勉強していくと良いでしょう。
ステップ②英語構文を勉強
暗記をメインにした上級者向け参考書であれば「解体英語構文」。
たくさんの英語構文を覚えられますが、解説はやや少ないです。
一方で「リンケージ英語構文」は収録されている構文が少ないですが、解説がとても詳しいです。
1冊目にリンケージ英語構文などに取り組んでから、どんどん幅を広げて構文を暗記していくのが良いでしょう。
それができれば、難関国公立・早稲田慶應レベルの英語構文もバッチリです!
何個覚えれば良いか明確な基準はありませんが、日東駒専・共通テストレベルであれば100個。
MARCH・関関同立レベルであれば200個、早慶・難関国公立大学であれば300個が目安になります。
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英語構文を覚える際のポイント
英語構文を覚える時は、ただ訳を覚えるだけでは効果がありません。
英語構文は文の骨格となるため、英単語のように単体で問われることはほとんどないからです。
特定の英語構文が使われている文が、長文の中で出てきたり、その1文を和訳させられたり。
他には並び替え問題や英作文問題などで、骨格の作り方を問う形で出題されることが多いです。
例文を作れるようにしよう
英語構文を得点に直結できる形、それは「例文が作れるようになった」状態です。
1つ1つの英語構文に対して、自分で例文を作れるようになったら、どんな問題にも対応できるようになります。
並び替え問題や英作文、そして和訳問題なども解けますし、英文も訳せるようになります。
取り組んだ参考書のすべての構文で、例文を作れるようになったら完璧です。
難関国公立・早稲田慶應の英語でも、しっかりと英語構文を得点につなげられますよ。
どんどんアウトプット
暗記方法としてはノートに例文を書き出す、例文を何度も音読するなどといったトレーニングが効果的。
例文を丸ごとアウトプットしていくことで、自然と実践的に使えるようになっていきます。
例文を深く理解したうえで、「誰かに伝える」意識で取り組むと、さらに効果が上がります。
これは英作文や並び替え問題、スピーキングなどのテストでも大きな力を発揮するでしょう。
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英文法の例文の暗記も効果的
英文法の参考書にも、重要な例文が掲載されています。
例えば「仮定法を使った典型的な例文」、「比較で良く見られる例文」などなど。
こちらも構文と同様に英作文や並び替え問題で狙われる部分ですし、読解でもとても重要。
例文を音声を使って音読をしたり、ノートに書き出したりするトレーニングをしてみてください。
英文法をただ文字で読んで理解して、問題集を解いているだけではなかなか「感覚」の部分が磨かれていきません。
英文法は理屈で理解した後、もう一歩先のステップとして、たくさんアウトプットして「感覚的に理解する」ことも大切なんです。
感覚的に理解できるようになってくると、英文を訳す力も伸びますし、リスニングやスピーキングでも力を発揮するでしょう。
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ステップ③徹底的に復習
ニガテな英語構文を中心に、スキマ時間を活用して徹底的に復習をしましょう。
構文はただ訳せるだけでは効果を発揮しないとお伝えしましたが、構文を無意識のうちに訳せるように、そして自力でスラスラとアウトプットできるまでやりこまなければいけません。
1日に1回・2回でも構いませんから、何日も触れ続けることで、長期記憶に定着させていくことが大切です。
例えば1日2回触れただけでも、2ヵ月続ければ120回も暗記できることになります。
「感覚」で理解できるくらい、何度も繰り返し触れていかないとなかなか得点にはつながりません。
ステップ④実践で活かしていく
問題集や模試、赤本の中で、英語構文を活かせるようにしましょう。
実際に問題を解いていく中で、「構文の勉強法を修正しよう」「この構文がニガテだ」など、問題点が見えてきます。
それらを1つ1つ対処していくことで、英語構文が得点につながっていきます。
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英語長文の読解に活かそう
英語長文の中で構文が出てくると、せっかく覚えていても気づけないケースが多いです。
例えばit that構文を覚えていても長文の中で出てくると、itとthatの間に色々な要素が挟まってしまっていて、it that構文だと認識できないなど。
読み終えた長文は必ず全文を訳していき、「ここに構文が隠れていたんだな」とチェックしていってください。
そうすれば長文の中で色々な構文が出てきても反応できるようになり、長文の力が上がっていきますよ。
おすすめの英語長文の問題集
英語長文の問題集は「英語長文ハイパートレーニング」、「英語長文ポラリス」、「英語長文レベル別問題集」などがおすすめ。
これらの問題集はすべての英文に構文がふられているので、文の構造がしっかりと復習できるようになっています。
読めなかった部分に「勉強した構文が含まれていた」ということもあるでしょうし、そういったところを1つ1つ解決していくことで、英文の中で構文が理解できるようになります。
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英語構文の勉強におススメの参考書/問題集
おすすめの参考書①英語の構文150
英語の構文150は1つ1つの構文の解説がとても詳しく、英文そのものの文構造まで解説されています。
構文を暗記するのではなく、「理解する」ことができるようになっています。
入試問題と同じ形式の問題も付いているので、構文をどのように得点につなげるかも学べるでしょう。
CDもついているので、音声を使った音読のトレーニングもバッチリ。
構文の学習用の参考書としては、鉄板の1冊です。
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おすすめの参考書②リンケージ英語構文100
リンケージ英語構文100はほとんど英語の構文150と同じで、英語構文を深く学べる参考書。
こちらもCDがついているので音読ができますし、実践的な問題の演習もできるようになっています。
どちらが必ずしも優れているということではないので、書店やインターネットで実際に中身を見てみると良いでしょう。
参考書は「使いやすい」「頑張れそう」と思えるものを使って、モチベーションをあげていくことも大切です。
おすすめの参考書③英語構文必修101
英語構文必修101は赤シートで英文を隠せるようになっていて、暗記に特化した参考書。
コンパクトで持ち運べるようになっているので、スキマ時間にも勉強が進められます。
こちらもCDがついているので、音声を聴きながら勉強をしていきましょう。
英文を読むうえでも構文が活かせる作りになっているので、とてもおすすめです。
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おすすめの参考書④スクランブル構文とイディオム
スクランブル英文法・語法は有名ですが、構文とイディオムに特化したバージョンも出版されています。
こちらは一般的なスクランブルと同様に、構文やイディオムの問題をたくさん解けるようになっています。
入試本番での実践的な問題をたくさん解けるので、得点力が大きく上がるでしょう。
CDも付いていますから、ミスしてしまった問題は音読を繰り返すなどして、トレーニングをしてください。
おすすめの参考書⑤英文解釈の技術シリーズ
英文解釈の参考書の中では、最も有名なシリーズともいえるのが「英文解釈の技術」。
こちらは超入門英文解釈の技術60から、かなり難しいレベルまで色々なシリーズがあるので、ご自身のレベルに合わせて取り組むことができます。
重要な構文を含んだ英文を訳す問題に取り組み、その解説を読む形になっているので、1文1文の精読力を鍛えられるようになっています。
訳せなかった部分はしっかりとチェックをつけておき、何度も復習するようにしていきましょう。
おすすめの参考書⑥英文読解入門基本はここだ
こちらは英文解釈の参考書の中でも、最も易しい1冊。
基礎の基礎から英文を読む練習ができるので、中学生レベルの読解力を受験で戦えるラインまで持っていくことができます。
構文を暗記するという参考書ではなく、文法や構文を見極めて読み進めていく参考書です。
基礎的な英文の読解にも不安がある人は、ぜひ取り組んでみてください。
英語構文の覚え方/暗記法まとめ
ポイント
・英語構文とは、文の骨格を作るもの
・英作文や整序問題など、いろいろな問題で問われる
・例文を作れる状態まで極めれば、得点力がグッと上がる
・苦手な構文を中心に、何度も触れていくことが大切
・英語長文で構文を活かせるように、トレーニングしていこう
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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