記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の優秀者として掲載され、早稲田大学に合格
・手元に「読解を深める現代文単語」を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
英単語の勉強は、どんな受験生であっても避けては通れませんよね。
では「現代文単語」はどうでしょう。
周りを見ても、あまり勉強している受験生は少ないのではないでしょうか。
私が受験生の時も「現代文単語って勉強した方が良いのかな?」と悩んだことがありました。
ここでは「現代文単語とは何なのか」と「読解を深める現代文単語の詳しい解説」の2点をお伝えしていきます。
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目次
そもそも、現代文単語って何?
現代文単語とは一般的に、現代文の中に出てくるワードの中でも、やや難しいもののことを言います。
例えば「パラダイム」、「アイデンティティ」、「イデオロギー」、「混沌」、「分節」など。
ただでさえ読みにくい入試の現代文に、知らない単語がたくさん入っていたら、読みにくいですよね。
そのため現代文単語を覚えると、今までより現代文が読みやすくなり、内容もより深く理解できるようになる可能性が高いんです。
現代文単語の重要性
大学受験生は誰しもが英単語を勉強しますが、現代文単語を勉強している人は30%ほどでしょうか。
取り立てて重要だと言われることは、あまり多くないですよね。
英語は勉強しなければほぼすべての英単語が分かりませんが、現代文はちらほら分からない単語が混じっているだけなので、ある程度は読めてしまいます。
だからこそ現代文単語は軽視されていますが、重要な単語が分からなければ得点できなかったり、文章が理解できなかったりするのは英語と同じ。
現代文の偏差値を伸ばしたいのであれば、現代文単語は勉強しておいた方が良いでしょう。
入試の得点にもつながる
現代文単語は、入試問題で設問として問われるケースも多くみられます。
例えば選択肢の中に現代文単語が入ってるケース、現代文単語を書かせる問題、現代文単語の意味を問う問題など。
ですので現代文単語を覚えておくと、現代文が読みやすくなるだけでなく、得点にも直結するんですね。
受験はボーダーラインの前後に一番多くの受験生が集まりますから、1点が合否を分けるということは全く珍しいことではありません。
現代文単語は覚えれば得点につながりますから、取り組んでおいて損はないでしょう。
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読解を深める現代文単語とは
読解を深める現代文単語は、桐原書店から出版されている現代文単語の参考書。
グループごとに現代文単語がまとまっていていて、スムーズに暗記できるようになっています。
下の写真のように、1つ1つの現代文単語に対して詳しく解説が書かれています。
入試を想定した問題を解くコーナーもあり、実践的に現代文単語を学べます。
改訂されたものがありますが、既に改定前のものを持っている場合は、必ずしも買い替える必要はありません。
背景知識を吸収できる
「読解を深める現代文単語」の大きな強みとして、背景知識を学べるという点が挙げられます。
下の写真のように、学ぶ現代文単語の背景が詳しく書かれています。
背景知識とは、現代文を読む上で補助知識となるようなもののこと。
例えばスポーツに関する文章を読むのであれば、スポーツに詳しい人の方が有利ですよね。
「読解を深める現代文単語」では学ぶ現代文単語を解説する中で、背景知識の幅を広げられるようになっています。
幅広いテーマの知識を深められるので、これまでよりも現代文が読みやすくなるでしょう。
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読解を深める現代文単語のレベル/難易度
読解を深める現代文単語を1冊しっかりとマスターすれば、大学入学共通テストはもちろん、東大京大早稲田、MARCH・関関同立といった難関大学の現代文単語もカバーできます。
現代文単語というのは、何冊もテキストを勉強するものではありません。
何冊も手を出して全てうろ覚えになってしまわないよう、読解を深める現代文単語を肌身離さず携帯して、何周もする気持ちで取り組みましょう。
「現代文の成績が上がらないから、現代文単語の参考書を変えてみよう」などコロコロ変えてしまうと、どんどん勉強の効率が悪くなってしまうので注意してください。
「いつから現代文単語を勉強すれば良いですか?」というご質問を頂きますが、高1や高2の人であっても、早すぎるということはありません。
早く勉強するに越したことはないですし、後回しにすればそれだけ入試が近くなってから苦労することになります。
早い時期から勉強しておけば、1日10分くらいの時間で、入試までに現代文単語を定着させられるでしょう。
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書店で他の参考書と比べよう
「現代文キーワード読解」、「ことばはチカラだ」、「読み解くための現代文単語」など、現代文単語の参考書はいくつかあります。
どの参考書もレベルはさほど変わりませんので、どれを使ってもしっかりと力は伸びていきます。
それぞれの参考書に特徴があるので、ご自身で書店で中身を確認して、勉強したいと思うものを選んでください。
参考書は人によって好みが分かれますから、名前だけで選ばずに、中身を見て自分に合ったものを選ぶことが大切です。
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読解を深める現代文単語の使い方
ステップ①まずは1周読む
「読解を深める現代文単語」は英単語帳のような丸暗記を目的としたものではなく、背景知識を吸収しながら覚えられる工夫がされています。
じっくり味わいながら読んで、今まで以上に現代文を深く理解していきましょう。
いきなり本格的に勉強しようとせずに、読み物として楽しく読み進めていってください。
知らない単語にチェックをつけよう
1周目を読み進める中で、知らなかった単語には、チェックをつけるようにしてください。
知らなかった単語を、これからピンポイントで覚えていくためです。
読解を深める現代文単語を読むことで背景知識は吸収できますが、意識的に暗記も行わないと、すぐに忘れてしまいますからね。
ステップ②チェックした単語を暗記する
チェックをつけた単語を暗記して、ボキャブラリーを増やしましょう。
覚える際には、読解を深める現代文単語の解説を読み、関連語とリンクさせて覚えてください。
そうすると深く理解して暗記できるので、記憶に定着しやすくなります。
実際に現代文を解くときには、同じテーマの関連語が複数出てくる可能性が高いので、関連語をまとめて覚えることは効果的です。
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ニガテな単語は徹底的に復習
どうしても覚えるのが難しい現代文単語に関しては、ノートや暗記カードにまとめて、スキマ時間に何周も復習するようにしてください。
英単語と比べて暗記に気合が入りにくい現代文単語ですが、うろ覚えになってしまったらせっかく勉強してもあまり意味がなくなってしまいます。
自分が覚えられていない現代文単語は、入試本番まで忘れないように定期的にメンテナンスしていきましょう。
ワードを書いて覚えよう
現代文単語は入試本番で、記述を求められる可能性があります。
カタカナの語や、やや難しい漢字は特に狙われやすいです。
記述型の問題は配点が高いので、現代文単語を覚えるときは、書きながら覚えることをおすすめします。
アプリを活用するのも効果的
「きりはらの森」というアプリに対応していて、こちらを使うとより効率的に勉強ができます。
下の写真のように、単語が暗記できているかテストができるようになっています。
スキマ時間にテストをすることで、抜けている単語のチェックをしておきましょう。
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ステップ③もう一度読み直そう
現代文単語を暗記したうえで、もう一度「読解を深める現代文単語」を読み直しましょう。
これまでは暗記に意識が向いていましたが、ここからは理解により意識を向けていきます。
イラストや関連語、参考資料など全ての情報をリンクさせて、色々な角度から情報を吸収しましょう。
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読解を深める現代文単語が終わったら次は?
大学入学共通テストや志望校の過去問、問題集を解いていて分からない現代文単語に出会った時。
ノートに新しく学んだ語句と意味、例文をまとめて書いておきましょう。
この作業を入試本番まで繰り返していくと、ノートに現代文単語のストックがどんどんたまっていきます。
その数だけ自分の知識の幅が広がっていき、背景知識も吸収され、現代文を読む力が伸びているはずです。
背景知識を意識的に吸収
現代文を読む際には現代文単語ももちろんですが、読んだ文章を通して背景知識を吸収する意識を持ってみてください。
色々なテーマの背景知識を吸収していけば、どんな文章を読んでも、スムーズに読み進められるようになっていきます。
問題集や過去問で読んだ現代文は解説をじっくりと読んで、インターネットを活用して、周辺知識の深めるようにしてください。
また余裕がある人は本などを通して、色々な文章を読む機会を増やしていくと、知識の幅が広がって現代文を読む力が上がっていきます。
学んだ背景知識は受験だけでなく、人としての「教養」として、一生役立っていくでしょう。
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読解を深める現代文単語のレビューまとめ
ポイント
・現代文単語を覚えると、文章が読みやすくなる
・1周目は読み物として楽しみながら読もう
・知らない単語にはチェックをつけて、集中的に暗記
・日ごろから背景知識を吸収して、知識を深めよう
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