センター試験の英語のリスニングの対策法
目次
センター試験のリスニングの傾向と難易度
センター試験のリスニングは文字にすると誰でも分かるような、本当に簡単な内容ばかり。
リスニングを対策している受験生が少ないので、易しい内容に設定されています。
逆に言えばある程度しっかりとリスニングの対策をしておけば、満点を狙う事も難しくありません。
センターリスニングは英文が2回読まれる
センター試験のリスニングは英文が2回読まれます。
問題が易しいので、すべての問題を1回目の音声で解く意識で挑んでください。
そして1回目で聴きとれなかった場合は、聴きとれなかったポイントを絞って、そこにより集中して聴きましょう。
2回とも同じように聴いてしまうと、結局同じ部分が分からなかったという事になりがちですからね。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
リスニングの力を向上させる方法
センター試験のリスニングは英文も設問もとても簡単なので、難しい対策は必要ありません。
耳で聴いた音と頭にインプットした文字を一致させることで、聴きとれる英語が増えていきます。
最初の段階では頭に英語の知識はたくさん入っているけど、その知識と音声が一致しないので聴きとれないという状態。
対策としては「オーバーラッピング」がおすすめ。
センター試験の英語の音声を聴き、英文を見ながら、音声に少し遅れて音読をしていきます。
頭の中にはいっている知識と音声が結びついていくので、聞こえる音がどんどん増えていきます。
この作業をひたすら繰り返していき、カバーできる範囲を最大限まで広げて、本番に挑みましょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
第1問:会話の理解を問う問題
2人の会話を聴き、その会話の内容に合う選択肢を選ぶ問題。
この設問を解く一番のポイントは「先に設問を読む」こと。
先に設問を読み、聴きとらなければいけないポイントを理解してください。
そうすればメリハリをつけて音声を聴けるので、正答率が上がります。
特に設問にキーとなる語句があったら、チェックをつけてください。
例えば[man]という語句があれば、男性の行動に注目しながら音声を聴きます。
[woman]と[new job]と言う2つの語句が設問にあれば、女性の仕事について問われているので、そこに注意しましょう。
グラフやイラストの説明をする設問も出題されますが、こちらは「違い」に注目してください。
4つのグラフやイラストを見比べて、どの部分に違いがあるかを判別し、鉛筆で大きく印をつけましょう。
そうするとその部分に注意して英文を聴けるので、正答率が上がります。
また2人の会話の情報を、登場人物別に整理しましょう。
仮に登場人物をAとBとすると、Aの情報とBの情報を分けておくことで、文章の内容が理解しやすくなります。
情報がごちゃ混ぜになってしまうと内容が理解できなくなってしまい、設問の正答率も下がってしまいますからね。
第2問:会話の正しい応答を答える問題
短めの対話の最後の英文がカットされていて、その文を選択肢から選ぶ問題。
この問題は何よりも「会話のストーリーを理解する」ことが大切。
最初の1文からどのように会話が展開されているかを理解し、その流れにあった選択肢を選びましょう。
慣れてきたら「こんな文が入りそうだな」と予想を立ててから選択肢を見ると、選択肢にまどわされなくなり正答率が上がります。
>>偏差値が1ヵ月で40から70に!私が実践した「たった1つのワザ」はこちら
第3問:長めの対話
第3問から難易度が上がります。
長めの対話に対して3つの設問が用意されていて、それぞれに答えていきます。
英語の音声が流れる順番と設問の順番は対応しているので、上から順に解いていきましょう。
解き方は以下の通り。
STEP①まず3つの設問を見て、問いを理解する
STEP②1つ目の設問と選択肢を見ながら音声を聴く
STEP③1つ目の設問の答えが分かったら、2つ目の設問と選択肢に目を移す
STEP④2つ目の答えが分かったら、3つ目の設問へ
先に設問を見て、まずは問いを把握します。
それからは耳で音声を聴きながら、目で設問と選択肢を見ながら解いていきます。
第1問と同じで、設問にキーとなる語句があった場合は必ずチェックをつけて、注意して聴きましょう。
1問目は前半、2問目は中盤、3問目は後半に答えがあることが多いので、答えが分かったらメモをして次の設問へと移ってください。
地図やイラストが用意されている場合も、解き方は同じ。
設問を先に見てから、1つずつの設問に答えていきます。
1点違うのは地図やイラストに関する英文が読まれたら、そちらに目を移すこと。
設問のヒントが聴こえたら地図やイラストの方にメモをしましょう。
この問題は設問・選択肢・地図(イラスト)の3つを見ながら音声を聴かなければいけないので、最も難易度が高いです。
何度も過去問演習を繰り返して、慣れておきましょう。
また「対話の場面」という、これから流れる音声の背景が日本語で書かれている問題があります。
こちらは音声を聴くうえで大きなヒントになりますから、必ず最初に目を通してください。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
第4問:ナレーション
第4問は対話ではなく、1人の人物が英文を読み上げていきます。
問題の解き方は第3問と全く同じ。
対話と違ってザーッと英文が流れていきますから、より設問で問われることに注意して、メリハリをつけて音声を聴きましょう。
対話ではないので[man],[woman]といった登場人物を問う設問がなくなり、聴くポイントを判別するのが難しくなりますから、さらに難易度は上がります。
設問内のキーとなる語句にチェックをつけることを忘れないようにしてください。
センター試験の英語のリスニングの対策法まとめ
センター試験はオーバーラッピングでリスニング力を上げて、過去問演習で慣れる。
この作業を繰り返すだけで満点が取れるようになるほど、易しい問題です。
十分に対策したか否かで大きく差がつく問題ですから、早い段階から少しずつ勉強しておきましょう。
プラスアルファの内容になりますが、慣れてきたら音声を1.5倍など通常より速く設定して何度も聴くことで、とても効果的なトレーニングになります。
通常の音声を聴いたときに「遅すぎ!」を思うほどに。
時間がある受験生はぜひ試してみてください。
>>センター試験の英語で180点以上を取りたい受験生はこちら➡
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら