記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・MARCHも3つ受験し、全て合格(明治・中央・法政)
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
MARCHとは東京の難関私大・有名大をまとめたグループの通称。
MARCHというくくりにはいると、いわゆる「頭の良い人」と認識してもらえることが多くなります。
どの大学もネームバリューが強いので、就職活動でも力を発揮してくれます。
ここでは「MARCHの狙い目の大学・学部」と「MARCHに合格するコツ」の2点を詳しく解説していきましょう!
目次
MARCHが難化しているので、穴場を狙おう
MARCHまとめ
M=明治大学
A=青山学院大学
R=立教大学
C=中央大学
H=法政大学
(G=学習院大学)
MARCHは一度は名前を聞いたことがあるような、有名な大学が並びます。
MARCHに入学できれば、大学受験は成功と考えている受験生もとても多いです。
あなたも思うように他の受験生も、「なんとかMARCHには入りたいな」と思っていることでしょう。
それゆえ倍率は高く、簡単には入れません。
近年・私大が難化している
東京の私立大学に人気が集中してしまうのを防ぐため、文部科学省が2018年に、東京の大学の定員を抑制する方針を打ち立てました。
そのためただでさえ倍率が高かったMARCHが、さらに競争率が高くなり、合格の難易度も上がりました。
倍率が10倍を超える学部も出てきています。
難化しているからといって、MARCHを諦めたくはないですよね。
少しでもMARCHに合格できる確率を上げるために、受かりやすい穴場学部を狙っていきましょう。
学歴は一生ついてくる
学歴はこれから、一生ついて回ります。
学歴が問われる場面
・アルバイトの面接
・友達と再開したとき
・初対面の人と話すとき
・就職活動
・親戚と会うとき
人と話をするときに、「大学どこ?」というトークは、これから一生続いていきます。
そして大学名を伝えると、相手は無意識のうちに「この人は頭が良いな」、「この人は頭が悪いな」という判断をするでしょう。
これは学歴社会である日本では、仕方がないことであり、避けることはできません。
そんなときにMARCHの大学であることを伝えれば、「この人は頭が良いな」と思ってもらえる確率が高いんです。
これはもちろん、就職活動にも大きく影響してきます。
学部まで聞かれることはあまりない
「大学はどこなの?」と聞かれることはあっても、「学部は?」と聞かれることは、ほとんどありません。
話のネタで大学を聞くことは頻繁にあっても、さらに学部を聞かれた記憶はかなり少ないです。
大学名は話のネタの1つでしかなく、学部を聞いても話が広がらないですし、お互いにあまり興味もないからですね笑
つまり穴場のややマイナーな学部や、いわゆる下位学部であっても、MARCHに入ることができれば、「頭の良い人」の仲間入りができるんです。
学歴は一生の財産
私は早稲田大学に進学しましたが、やはり自分の学歴を胸を張って言えるというのは、一生の財産です。
「あんまり大学名、言いたくないなぁ」と思いながら一生を過ごすのとでは、大きな差があると思います。
「憧れの大学で過ごした4年間」は自分の思い出ですし、就職活動でも学歴には大きく助けられました。
だからこそMARCHを目指すのであれば、穴場・狙い目の学部を見つけて、なんとか合格できるように情報を集めていきましょう。
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MARCHの穴場・狙い目の2つの特徴
MARCHの中でも穴場・狙い目の学部の特徴は2つ。
①学部がやや専門的
1つは学部がやや専門的であること。
例えば経済学部や経営学部など、幅広い人が興味がある学部は、倍率が高くなりやすいです。
あなたも志望校・学部を決めるときは、こういった学部が頭に浮かぶのではないでしょうか。
逆に農学部や福祉系の学部など、やや専門的な学部は受験する人が限られるので、倍率が低い傾向にあります。
②キャンパスが地方にある
2つ目はキャンパスが地方に位置していること。
キャンパスが都心から離れている学部は、倍率が低くなりやすいです。
多くの人が「大学に入ったらキラキラのキャンパスライフを送りたい!」と思うことでしょう。
だからこそ都心にキャンパスがある大学・学部は倍率が高い傾向にあります。
都心から離れたキャンパスですと実家から通うことが難しい人も多く出てきますし、やはり倍率は低くなります。
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MARCHの穴場①法政大学の現代福祉学部
私の個人的な見解ではありますが、法政大学の現代福祉学部はMARCHの中でもかなり狙い目だと思います。
法政大学は市ヶ谷キャンパスと、多摩キャンパスに分かれます。
多摩キャンパスは都心から外れた場所にあり、市ヶ谷キャンパスの学部と比べると倍率や難易度は低くなります。
その上、現代福祉学部はやや専門的な学部になるので、さらに倍率や難易度が下がります。
2つの条件がそろっているので、法政大学の現代福祉学部はMARCHの中では狙い目・穴場と言えるでしょう。
現代福祉学部とは
現代福祉学部は「健康で幸福な暮らし)」を地域づくり・社会福祉の観点から実現する「福祉コミュニティ学科」。
臨床心理の観点から実現するために臨床心理学科の2つの学科に分かれています。
実際に公式HPを見てみて、自分が入ってから能動的に勉強に取り組めるかを確認してみると良いでしょう。
※穴場というのはあくまで、他のMARCHの学部と比べて合格難易度が少し低いということで、もちろん学部の価値について言及しているわけではありません。
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明治大学農学部も狙い目/穴場の学部
明治大学は都心にキャンパスがあり、キラキラしたイメージもあるかもしれません。
しかし農学部は神奈川県の生田という、都心から離れた場所にキャンパスがあります。
そのため明治大学を受験する学生の中でも、農学部を選ぶ受験生は少なくなっています。
問題の難易度そのものも、他の学部と比べるとやや易しい印象。
明治大学農学部の教育方針は、以下の通り。
「人間の永続性を追求する」という基本理念に基づいて、人類にとって重要な食料資源である動植物・微生物を対象とした生命科学、環境科学、食料科学および社会科学など広い範囲にわたる学理を明らかにすることを教育理念としています。(明治大学農学部の公式HPより)
農業関係のフィールドワークもあるようで、実践的な勉強ができるようになっています。
少しでも興味がある方は、ぜひ公式HPを見てみてください。
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中央大学経済学部も穴場。なぜ狙い目?
中央大学はまじめな校風で有名であり、社会的評価も高い大学です。
そんな中央大学の中でも、経済学部はかなり狙い目。
経済学部は人気の学部ですが、なぜ穴場になっているのでしょうか。
理由は大きく2つあります。
2つの理由
①チャンスが2回ある
②英語の難易度が易しい
チャンスが2回ある
経済学部は日程が2日間あるため、2回チャンスがあるんです。
そしてその2日間の日程は、問題形式が全く同じ。
つまり1つの問題形式を対策しておくだけで、2回分の試験に対応できるわけですね。
対策の手間が省けるという大きなメリットがあるので、中央大学の経済学部をおススメします。
そしてさらに一番人気の経済学科の合格点に達していなくても、経済情報システム、国際経済といった1つ下の学科の合格点に達していた場合、その学科には合格となります。
ちょっと点数が足りなくても、もう1つ受け皿があるわけですね。
英語の難易度が易しい
その上英語の難易度がかなり易しく、どうしてもMARCHの英語に太刀打ちできない場合でも、何とか合格点を取れる可能性があります。
英語のレベルでいえば、日東駒専や共通テストよりも易しいケースもあります。
どうしてもMARCHの難しい英語が解けない受験生は、中央大学経済学部にチャレンジしてみると良いでしょう。
英語だけでなく国語や選択科目もの傾向も、2つの日程どちらも全く同じなので、対策に時間がかかりません。
そのため滑り止めとして、MARCHを狙う受験生にもオススメです。
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法政大学の人間環境学部も穴場・狙い目
法政大学の人間環境学部は、人気の市ヶ谷キャンパスにあります。
しかし学部がやや専門的なので、経営学部や法学部などと比べると、難易度はやや低くなっています。
たしかに「人間環境学部」と聞いたときに、その学部で何を勉強するのか、イメージがつきにくいですよね。
「持続可能な社会の構築」をめざして、現代の文明を問い直し、幅広い知識と知恵で未来を拓く
と公式ホームページに書かれており、環境問題に関する学習もしていく学部になっています。
現代の社会において、とても重要な学習になるので、興味がある方は公式ホームページを見てみましょう。
MARCHに合格するための4つのポイント
ここまでMARCHの穴場をお伝えしてきましたが、もちろんどの学部も一定の学力が要求されます。
MARCHに合格するために大切な、「3つのポイント」を詳しく解説していきましょう!
3つのポイント
①自分のニガテな教科の配点や難易度を分析
②できる限り出願数を増やす
③配点が高い英語長文を攻略する
①自分がニガテな教科の配点や難易度を分析
どうしても英語が苦手、古文が全く解けないなど、ニガテな教科・分野がある場合。
入試問題を見て、自分がニガテな教科・分野の配点や難易度をチェックしましょう。
ニガテな教科・分野が1つでもあると、そこの配点や難易度によっては、ほぼ合格が不可能になってしまうことがあります。
逆に自分が苦手な分野の配点が小さかったり、難易度が易しかったりすれば、自分にとっての穴場になる可能性があります。
大学受験では得意な教科で差をつけるよりも、ニガテな教科を合格点ギリギリまで伸ばす方が、ずっと難易度が低いです。
ですから自分のニガテな教科・分野を、何とか対処できる入試問題を採用している学部を探してみましょう。
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②できる限り出願数を増やす
当然ですがチャンスが多ければ多いほど、合格できる可能性は高くなります。
ですから金銭面との相談もありますが、後悔が無いよう1回でも多く受験することをおススメします。
その上で「自分にとって合格率が高い穴場・狙い目」の学部の受験回数を増やしていけば、さらに合格率が上がります。
私の友達でも法政大学を5学部も受験し、1つだけ合格できて何とかMARCHに滑り込めたというケースもありました。
「たくさんの大学・学部を受験すると、それぞれの対策がおろそかになる」という心配をしている方も多いでしょう。
とはいえ過去問を解くのに、そこまでの時間はかかりません。
色々な大学・学部の過去問を解くことも、もちろん自分の力になっていきます。
候補を10学部ほど挙げて過去問を1年分解き、そこから自分の合格の可能性が高い学部をピックアップして、本格的に対策を進めてください。
そうすれば受験する学部を増やしたからと言って、対策がおろそかになることはないでしょう。
MARCHの倍率が高くなっている今だからこそ、少しでも合格率を上げるためには、やはり出願数を増やすことが大切だと私は思います。
注意!前年の倍率が低い学部に飛びつかない
願書を提出する時には、前年の倍率を確認してから決める受験生がとても多いです。
前年の倍率が高いと、「他の学部を狙おうかな」と考えてしまいますよね。
そうなると前年の倍率が高い学部は倍率が下がり、逆に倍率が低い学部は人気になる傾向にあります。
前年の倍率だけを見て「ここが穴場だ!狙い目だ!」と判断するのは、とても危険です。
ですから前年の倍率をあまり気にしすぎずに、自分が志望する学部を出願した方が、後悔がないと思います。
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③配点が高い英語長文を攻略する
MARCHレベルの過去問を解いたことがある受験生は分かると思いますが、英語長文の難易度がとても高いです。
いくら受かりやすい穴場・狙い目の学部とはいっても、英語長文を攻略できなければ合格できません。
配点が高い英語と言う教科の中でも大部分を占めているのが英語長文なので、英語長文がしっかりと得点できないとMARCHに合格できる可能性は極めて低いでしょう。
難易度が低い英語長文であれば、単語を覚えてたくさん長文を解いていれば、自然と点数が取れるようになるケースも多いです。
しかしMARCHレベルからは長文の難易度がグッと上がり、「正しい読み方」を知ったうえでたくさんトレーニングしなければ成績は伸びていきません。
MARCHに合格したければ、合否に直結してなおかつ差がつきやすい英語長文を重点的に勉強していきましょう。
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MARCHの受かりやすい、狙い目と穴場まとめ
大学受験において大切なのは、「自分が納得してその学校に通えるか」というところです。
大学名だけにフォーカスして、自分が全く勉強したくない学部に通っても、大学生活は有意義なものにはなりません。
逆に学部だけを考えて、自分があまり行きたくない大学に通うと、大学名を一生隠すような生活を送ることになってしまうかもしれません。
「ここなら満足」と言える、自分の中での妥協点を見つけて、そこを受験するのが良いでしょう。
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まとめ
・MARCHが難化しているので、穴場・狙い目を探すことも大切
・キャンパスが都心から離れていると、倍率が下がりやすい
・専門的な学問を扱う学部も、倍率が低いケースが多い
・法政の人間環境・現代福祉、明治農学部、中央経済は狙い目
・前年の倍率が低いと、翌年は上がる可能性もある
・苦手な教科や分野の配点・難易度が低い学部を狙おう
・少しでも合格率を上げたいのなら、受験の回数を増やそう
・英語長文を攻略すれば、MARCHはグッと近づく
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
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