記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元に英文読解ノートを用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
大学受験の英文解釈の参考書はたくさんありますが、今回紹介するのは「日本一成績が上がる!魔法の英文読解ノート」。
これまでの英文解釈の参考書とは大きく異なる、カラフルで読みやすいレイアウトになっています。
「魔法の英文読解ノートの特徴とレベル」「偏差値を伸ばす使い方」の2点詳しく解説していきます!
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目次
魔法の英文読解ノートとは?
魔法の英文読解ノートは代々木ゼミナールの講師、「中久喜 匠太郎」先生が手掛けた1冊。
難関大学の英文を読む上でつまずきやすいポイントを、75題の例文にまとめて解説してくれます。
カラフルでとてもきれいで、見開き1ページで1題が完結するとても見やすいレイアウトです。
下の写真のように、例題を解いて解説を読んでいく形式になっています。
構文の解説がとても詳しい
魔法の英文読解ノートは「構文の解説が詳しい」ことが、一番の特徴。
下の写真のように、「構造図」という項目で文の構造が細かく解説されています。
1文1文の構成が明確に解説されているので、疑問を残さずに勉強を進められます。
魔法の英文読解ノートのレベル/難易度
魔法の英文読解ノートはカラフルで楽しく勉強できる参考書ですが、難易度はかなり高いです。
私もこの参考書を購入して1ページ目を開いたとき、早稲田大学からの出展でびっくりしました笑
早慶上智・東大京大などの難関大学の英文が読めない人が、その壁を破るための1冊です。
魔法の英文読解ノートを1冊しっかり取り組めば、早稲田や慶應などの英文も読めるようになっていくでしょう。
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取り組む際の注意点!
魔法の英文読解ノートは例題を解いて進めていくので、例題を全く読めないようですと、正しい演習ができません。
偏差値でいえば60以上、MARCHレベルでは合格点が取れるような人でないと、消化不良になってしまうでしょう。
同じタイプの参考書である英文解釈の技術シリーズの中でも、易しいレベルのものから取り組んでステップアップしていくのが良いと思います。
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ポレポレ英文読解プロセス50との比較
超有名なポレポレですが、難易度は魔法の英文読解ノートとあまり変わりません。
ポレポレは魔法の英文読解ノートと違い、「文章を訳しながら勉強する」タイプの参考書です。
1文1文の構文の解説までは無く、解説はそこまで詳しくありません。
精読というよりは「難しい文章を読めるようになりたい」という人には、ポレポレがおすすめです。
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英文解釈の技術シリーズとの比較
英文解釈の技術シリーズは魔法の英文読解ノートと同様、1文1文に詳しい構文の解説があります。
魔法の英文読解ノートは例題が1文のみですが、英文解釈の技術シリーズは数文の文章を訳す形式になります。
「超入門英文解釈の技術60」「入門英文解釈の技術70」「基礎英文解釈の技術100」「英文解釈の技術100」と4つのレベルに分かれています。
「英文解釈の技術100」は魔法の英文読解ノートと同程度のレベルです。
英文読解にまだ自信が無い人は、レベルの易しい英文解釈の技術シリーズに取り組んでから、魔法の英文読解ノートにステップアップすると良いでしょう。
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魔法の英文読解ノートの使い方
以下の3つのステップに沿って取り組みましょう。
ステップ①例題を解く
まずは例題を訳していきましょう。
例題を訳す際のポイントは2つ。
2つのポイント
①訳を紙に書き出す
②語句のヒントを見ない
①訳を紙に書き出す
例題を解いて、訳は必ずノートなどの紙に書き出すようにしてください。
頭の中で訳を作るだけだと、解説を読んだ時に自分のミスがあいまいにしか分からなくなってしまいます。
やや大変ではありますが、紙に訳を書き出して、効果的な学習ができるようにしましょう。
②語句のヒントを見ない
魔法の英文読解ノートの例題の下には、例文に含まれるやや難しい語句の訳がかかれています。
しかし入試本番では当然、これらの訳は書かれていません。
入試でも分からない語句はたくさん出てきますが、それらを自力で「推測」する必要があります。
魔法の英文読解ノートでも、訳せる部分をヒントにして、分からない語句は自力で推測するトレーニングをしてください。
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ステップ②丸付けをして解説へ
丸付けをして、解説をじっくり読みましょう。
ミスした問題には必ずチェックをつけて、何周も復習するようにしてください。
文の構造を深く理解したうえで、正しく訳せるようにすることが大切です。
1題ずつ完璧にしていこう
取り組んだ1題を完璧に固めてから、次の例題へと進んでください。
1題ずつ力を伸ばして、着実にステップアップすることが大切です。
なんとなくどんどん進んでしまうと、力がつかないまま1周終えてしまいます。
1題解くごとに力がついていることを実感し、学んだことを活かして次の例題を解いてください。
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ステップ③何周も読み込もう
取り組んだ例文はひたすら読み込んでください。
これまでは「理屈」で理解して、構造を意識しながら読んでいきました。
ここからは徹底的に読みこんで、「無意識に理解しながら読める」ところまで極めてください。
入試は時間との戦いですから、無意識的に訳せるようになっていると、大きなアドバンテージになります。
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音読について
音読は英語を発しながら英文を理解することになりますから、黙読よりも大幅に難易度が上がります。
確かに音読はとても効果的ですが、魔法の英文読解ノートのレベルが高い英文を音読しながら理解するというのは、相当難しいです。
またCDがついていないので、正しい音声の確認ができません。
誤った発音で音読を繰り返してしまうと、リスニングやスピーキングに悪影響が出てしまいます。
魔法の英文読解ノートは黙読で徹底的に理解して、精読力を磨くことを意識した方が良いと思います。
音読をするのであれば英文解釈の技術シリーズなど、CDがついている参考書を勉強しましょう。
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魔法の英文読解ノートの口コミ・レビューまとめ
ポイント
・カラフルでレイアウトが見やすい参考書
・難しい1文1文を読む力を鍛えられる
・早慶レベルの英文が多く、難易度はかなり高い
・語句のヒントを見ずに、訳を紙に書き出そう
・何回も例題を読み込み、無意識に訳せるようにしよう
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