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早稲田大学スポーツ科学部の入試方式が変更に
早稲田大学スポーツ科学部の入試は、2021年度から大きく変更になりました。
大学入学共通テストで英語と、国語か数学の試験を受験し、学部独自試験は小論文のみ。
早稲田大学スポーツ科学部の対策のメインは、これまでは一般入試だったのに対して、大学入学共通テストに変わったんです。
上記の最もオーソドックスな形式がA群で、大学入学共通テストで4教科4科目(英・国・数(数ⅠA)・選択科目)を受験するB群もあります。
こちらは国公立大学を受験する人が、併願で受けるケースが多くなるでしょう。
早稲田大学スポーツ科学部の4技能試験/民間外部試験利用について
早稲田大学スポーツ科学部では、英検やTEAP、IELTSなどの4技能試験のスコアの利用が導入されていません。
これは政治経済学部などでも同様で、大学入学センターで民間外部試験の導入が延期された状況に、合わせる形になりました。
受験者間での不公平が無くなりますから、受験生は安心して受験に挑めるはずです。
早稲田大学スポーツ科学部の英語を対策するうえで
第一志望が早稲田大学スポーツ科学部で、第二志望がMARCHや関関同立など私立大学である場合。
大学入学共通テストよりもMARCHや関関同立の一般入試の方が、問題の難易度は高いので対策が難しくなります。
早稲田のスポ科の対策のみを考えて、共通テストへ向けた勉強ばかりをしていると、その他の私立大学の難しい問題に対応できない可能性があります。
まずは共通テストで8割を取ることを目標にして、基礎を固めていきましょう。
リスニングの配点がセンター試験よりも大きく上がったので、リスニングの対策にも十分力を入れなければいけません。
共通テストで8割取れるようになればある程度は基礎が固まっているので、MARCHや関関同立の過去問とも戦えるようになっていきます。
そこから共通テストで9割~満点を目指しつつ、MARCHや関関同立の過去問で合格点を取れるように勉強を進めていきます。
MARCHや関関同立を共通テスト利用で合格しようとすると、一般入試よりも求められる基準が高くなるので、あまりおすすめしません。
受験できる回数も共通テスト利用だと1回になりますから、一発勝負になってしまいますからね。
早稲田大学スポーツ科学部に向けて共通テストの対策を進めていき、本番までにMARCHや関関同立を抑えられるくらいの実力がついたら、共通テスト利用も視野に入れると良いでしょう。
「共通テストでは基本的に英語の文章を読む問題しか出題されませんが、英文法は勉強した方が良いですか?」という質問をよく頂きます。
英文法は英語を学ぶうえで根幹になる部分ですから、長文にもリスニングにも影響してきます。
英文法を勉強しないという選択肢はあり得ません。
NextStageやVintage、スクランブルのような英文法の問題集もこれまで通り解いて、理解を深めることをおすすめします。
その他の私立大学や国公立大学の二次試験でも、英文法の問題は多く出題されますからね。
早稲田大学スポーツ科学部の英語の傾向とレベル/難易度
ここからは以前までの、早稲田大学スポーツ科学部の英語の傾向や対策を詳しく解説していきます。
過去問を使ってトレーニングをするときのために、読んでみてください。
早稲田大学スポーツ科学部の英語は長文3題に文法2題の合計5題。
長文はさほど長くなく、制限時間も90分あるので、時間の縛りはさほど厳しくありません。
長文や文法の難易度もさほど高くなく、基礎・標準レベルの力をガッチリ固めておけば、合格点を取れるでしょう。
大問1,2,3:英語長文の対策法
傾向としてはスポーツや人類に関する文章が多く、テーマは理解しやすいでしょう。
時間制限もさほど厳しくないので、「正確に英文を読んでいく力」が大切になります。
1文1文の英文を丁寧に読み取る力が身につけば、問題なく合格点が取れるでしょう。
精読力を鍛える方法については、「精読力UP!スラッシュリーディングのやり方」をご覧ください。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
問題の解き方
早稲田大学スポーツ科学部の英語長文は、「設問の答えが文章のどの部分に書いてあるか」が分かりにくいのが特徴。
そのためパラグラフを1つか2つ読むごとに、設問を解いていきましょう。
解けるものを解いたら、また1~2パラグラフほど読んで、設問に挑戦します。
この作業を繰り返すことで、スピーディかつ正確に問題を解いていけるでしょう。
パラグラフの要点を選ぶ問題の解き方
早稲田大学スポーツ科学部では、パラグラフの要点を選ばせる問題が出題されます。
この問題を解くポイントは、「先に選択肢を見ない」こと。
まずは長文を読みながら、1つ1つのパラグラフの要点を20字ほどでメモしていきます。
先に選択肢を見てしまうと、頭の中がこんがらがってしまいますからね。
「第1パラグラフの要点はこんな感じだけど、それに近い選択肢はどれだろう」と言うように選んでいくと、正答率が上がりますよ。
過去に早稲田大学の法学部でも同じ形式の問題が出題されていて、スポーツ科学部のものよりも難易度が高いので、演習しておくと良いでしょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
同じ意味の語彙を選ぶ問題の対策法
早稲田大学スポーツ科学部の英語長文では、同義語を選ばせる問題が出題されます。
正答率を上げるために、基礎~標準レベルの英単語はもちろん、応用レベルの英単語まで覚えておくと良いでしょう。
語句の意味が分からなかった場合の対処法として、日ごろから分からない単語が出てきたときに、辞書を引かずに自力で推測するトレーニングをしておきましょう。
自分の推測した訳と正しい訳にズレがなくなるよう、日ごろからトレーニングをしてください。
推測ができるようになれば、早稲田大学スポーツ科学部で頻出の空所補充問題も、同じように解けるようになりますよ。
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大問4:英文法の対策法
早稲田大学スポーツ科学部の英文法は、難易度が高くありません。
接続詞、副詞、英単語、英熟語をしっかりとインプットしたうえで、英文法も深く理解すれば、問題なく解けるでしょう。
逆に言えば基本的な英語の知識は網羅しておかなければいけないので、日ごろからコツコツ勉強を重ねていくことが大切です。
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大問5:正誤問題の対策法
早稲田大学ではスポーツ科学部に限らず、文法の正誤問題が出題されます。
正誤問題は答えを見れば簡単なはずなのに、4つの中から1つ選べと言われると、どれも正解でどれも不正解なような気がしてしまうんです。
こればかりはたくさん正誤問題を解いて、慣れていくしかありません。
慣れれば「あ、この部分は狙われやすいから注意しよう」と言うように、正誤問題の傾向が分かるようになってきます。
「スーパー講義英文法・語法正誤問題」という問題集では、大量の正誤問題が解けるのでおススメ。
また早稲田大学の社会科学部や法学部でも正誤問題が出題されますので、過去問等を演習しておくと良いでしょう。
スポーツ科学部は4択なのに対して、法や社学は「ミスはない」という選択肢も入った5択なので、さらに難しくトレーニングには最適ですよ。
早稲田大学スポーツ科学部の英語の対策まとめ
早稲田大学スポーツ科学部の英語はこれまでお伝えした通り、2021年度から大幅に変わります。
これまでと勉強の戦略も変わってきますから、どのようなスケジュールで勉強を進めていくか、深く考えておきましょう。
早稲田大学スポーツ科学部の英語の過去問は質が高いので、ここまでお伝えした内容を踏まえて、過去問演習を行って英語力を底上げするのも効果的です。
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