金谷の日本史なぜと流れがわかる本は、クオリティの高い講師陣による映像授業でおなじみの東進ハイスクール・東進衛星予備校から出版されている「名人の授業」というシリーズのうちの一つです。
その中でも際立って有名な「金谷俊一郎」が書いている参考書です。
同じ東進ハイスクール、東進衛星予備校の講師である現代文担当の林修に次いでTVに出演しています。
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目次
金谷の日本史なぜと流れがわかる本の特徴
金谷の日本史なぜと流れがわかる本は「原始・古代史」「中世・近代史」「近現代史」の3冊に分かれており、別冊に文化史も扱っています。
特徴としてはその名の通り、歴史上の出来事と出来事の繋がりや因果関係が簡潔に、それでいてわかりやすく書かれてあります。
日本史初学者にも親切な参考書となっています。(小学生や中学生内容も危うい場合は、集英社からでている漫画にほんのれきしというものや、河合塾の超人気講師石川晶康先生著の教科書よりわかりやすい日本史というものを最初に使うのがおすすめです。)
さすがは名人の授業というだけあって、するすると頭に入っていきます。
実際に東進で授業を受けているかのような気分を味わえます。(ほかの名人シリーズも同様)
CDも付いているので、音声を使って勉強することもできます。
各章の最後に練習問題も付いてあり、歴史の大まかな流れの理解と基本的な用語をインプットするには最適な参考書です。
(この問題だけですべてのインプットをするのは厳しいですが、ほかの参考書(一問一答、スピマスなど)を使えばOKです)
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金谷の日本史なぜと流れがわかる本のレベル
金谷の日本史なぜと流れがわかる本のレベルは「超」入門編です!
日本史をイチから勉強するという受験生に向いています。
共通テストでしか日本史を使わないという、理系国立大学志望者のにも非常にお勧めできる参考書です。
日本史という科目を勉強し始めるにあたっては、これ以上はないと言い切れる入門書だと言えます。
日本史初学者が手を出す参考書と言ったらこれです。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本とスピードマスター日本史や同じ金谷先生の著書である東進一問一答の星3レベルを使いこなすことができれば共通テストの基本的な用語や時系列を聞いてくる問題には太刀打ちできます。
(目安としては共通テスト7割レベルまで到達可能です。)
しかしながら、Marchや関関同立などの中堅私立大学以上の入試問題に対応し、合格点をとるにはもっとレベルの高い参考書(石川の日本史実況中継など)が必要になってきます。
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金谷の日本史なぜと流れがわかる本の使い方と勉強法
この勉強法をしっかりと実践できれば、共通テストで高得点を狙ったり、大東亜帝国レベルの問題で十分高得点が狙えるようになります。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本と山川の詳説日本史Bと『東進出版日本史B一問一答 完全版』(またはスピードマスター日本史)の3つを組み合わせて勉強していきます。
(文化史に突入したら資料集必須!資料を見ながら学習することで記憶定着率が段違いです。)
具体的な使い方と勉強法としては、
①初めに本書で歴史の大まかな流れと時代背景、登場人物を抑えます。(自分で説明できるようになるくらいまで理解するのが理想。)
②次に、山川の詳説日本史Bでさらに詳しい用語、資料、流れを理解します。(特に重要資料確認は必須)
③最後に一問一答(星3だけで十分、余裕があれば星2もやるとより高得点が狙える)でひたすら暗記!!(スピードマスター日本史でも可)
④文化史は学校で配られた資料集を読みながら使う!(大仏などの写真を見ながら覚えていったほうが頭に入りやすい)
この手順を1つの章ごとに繰り返します。(ほかの教科との兼ね合いもありますが、一日2から3章ずつほど読み進めることをお勧めします。)
ただし、一問一答を使うときはただ答えを覚えるだけでなく、その問題に書いてある周辺情報も一緒に覚えていくのがおすすめです。そうすることでより深い知識も得ることができ、ただの答えの丸暗記ということも防げます。
単純ですが、日本史という科目を勉強するには「理解」→「暗記」というステップが欠かせません。
理解と流れを無視して無理やり頭に詰め込もうとするから「日本史は暗記科目だ!!」と言って苦手意識を持つ人が多いのです。
特に自称進学校(偏差値50~60)に通っている生徒さんにそのような傾向があるようです。
(学校の定期テストではこれで乗り切れてしまうんですよね、、)
なので日本史を「理解」する最初のステップである、「なぜ」と「流れ」を完璧に理解して土台を作っていきます。
それを理解してからでも難関大学(特に早慶上智)で必要になってくる細かい年号などを覚えるには遅くはありません)
ここはもちろん何度も何度も読み込んで、最終的には「他人にスラスラと説明できる状態」までもっていってください。
友達に教えるつもりで一人で授業をするように勉強するという方法が非常にお勧めです。
(宅浪の方は人形や壁に向かってしゃべるのもあり!!)
そこまでできたら「理解」のステップとしては十分です。
この作業は②③と同時並行で行ってください。
一問一答を解いている最中、「ここの流れどんなだっけなーとか、理解がたりてないなあー」と一瞬でも疑問に思ったら①に戻って復習しましょう。この作業を繰り返せば必ず頭に定着します。
東進一問一答の使い方もごくごくシンプルです。
最初は理解を終えた章からとりあえず解いてみる。(星3、余裕があれば2も)
その時、わからなかった問題に×印を付けます。(または付箋などをはる)
2回目は×印がついている問題のみを解く。
これの繰り返しを10回20回、30回と、受験が終わるまで繰り返しやっていきます。
嫌になるくらい繰り返し問題を解けば必ず完璧に近い形で覚えることができます。
最終的に×が多い問題や章は自分が苦手な分野だと一目見てわかるので便利です。
(実際、バツ印のところだけを受験日本番の日本史のテストの前の休み時間にみていたらちょうどそこの部分がでた!なんてこともあります。)
一問一答の使い方を例に出すと、一日目は、原始~平安まで二日目は、鎌倉から江戸まで三日目は、明治から現代までという風に大まかに区切ってそれを受験が終わるまで周回するというやり方もあります。
(明らかに覚えてしまっているものは飛ばして、バツ印ついてるところだけやれば一日ですべてのページを回せます。気合で回しましょう。)
ページの表面が擦り切れるまでやりましょう!!
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金谷の日本史なぜと流れがわかる本が終わったら次は?
金谷の日本史なぜと流れがわかる本を終えれば中堅大学(大東亜帝国レベル、日東駒専・産近甲龍レベル)、は6割程度、大学入学共通テストレベルは7割程度の問題は解けるようになります。
しかしながらMarch、そして早慶と呼ばれる難関私立大学を目指す場合はさらなる参考書が必要になります。
河合塾出版の石川の実況中継シリーズと呼ばれる難関大学用の参考書、そして一問一答の星1レベル、星なしレベルなどをこなしていく必要があります。
それらの参考書に手を出す前に、今回紹介した参考書をしっかりとこなせばスムーズにこれらのものにつなげることができます。
焦らずにしっかりと段階を踏んで勉強していくことが大切です。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本の使い方と勉強法まとめ
ここまでかなり強調しましたが、日本史において一番重要なのは丸暗記ではなく「理解」です。
歴史の流れをしっかりと理解することにより、難関私大が出しがちな捨て門や、ひっかけ問題といった問題以外はしっかりと答えられるようになるはずです。
好きになることが上達への最強の武器になります。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
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