津田塾大学は東京にある女子大で、人気のある大学です。
早慶上智やGMARCHなどと比べるとやや知名度は下がりますが、女子大の中では難易度・人気共にとても高くなっています。
そんな津田塾大学では文系学科の英語の配点が高く、特に文系の人は力を入れて対策しなければいけません。
文芸学部の英語は他の教科と比べて、2倍の配点になっています。
ここでは津田塾大学の英語で合格点を取るために、傾向と対策を詳しく解説していきます!
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目次
津田塾大学の英語の傾向とレベル/難易度
津田塾大学の英語は文芸学部(英語英文学科/多文化・国際協力学科/国際関係学科/数学科/情報科学科)と総合政策学部(総合政策学科)で問題の形式が分かれています。
文芸学部の英語の問題の方が、総合政策学部よりも難易度は易しくなっています。
総合政策学部は文芸学部よりも偏差値が高く、日本語で論述する問題の割合がかなり高いです。
文芸学部では英語長文・会話・英文法・語彙・英作文(和文英訳)がバランス良く出題されています。
難問・奇問がたくさんあるような構成ではありませんが、どの問題もそれなりの難しさがあります。
和訳問題や日本語で説明する問題、和文英訳問題など記述問題も多いので、早い段階から対策をしておきましょう。
記述問題は配点が高いので、日ごろから積極的に取り組んでいき、ニガテ意識を持たないようにしてください。
総合政策学部の英語は文芸学部よりも難易度が高く、150~200字ほどで長文の解説をする問題や、250字ほどで要約する問題など論述問題で求められる文字数がとても多いです。
英語での記述ではない分、難易度は少し下がりますが、それでも英語長文の十分な理解と文章力が必要になります。
マーク式の問題と比べて深い理解を問われますから、「なんとなく」勉強を進めないようにすることが大切です。
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津田塾大学の語彙問題の対策法とコツ
津田塾大学では空所補充型の語彙問題が多く出題されています。
語彙は純粋な英単語だけでなく、英熟語や副詞、前置詞なども問われているので幅広く勉強をしておきましょう。
文芸学部では単語のスペルを書く問題も出題されているので、基礎・基本の英単語を覚えるときは、スペルまで気を付けて暗記してください。
特別に難しい単語が問われているわけではないので、基礎~GMARCH/関関同立レベルまでの語彙を覚えていればOKです。
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津田塾大学の英文法の対策法
津田塾大学では英文法の並び替え問題が頻出。
整序問題では「英文を正しい構造に並び替える」意識がとても大切で、主語・述語・目的語・補語といったルールに沿って英文を作っていきましょう。
空所の前後の部分を参考にして、主語や述語などの組み合わせを見ていきましょう。
英熟語や構文が狙われるケースも多いので、これらは訳を覚えるだけでなく、例文を自分で作れるようにするところまで取り組むことが大切です。
英文法を深く理解できていることは大前提になるので、講義形式の参考書をしっかりと勉強してください。
「英語整序問題精選600」は整序問題に特化した問題集で、並び替え問題の演習が足りていない、ニガテだという人は取り組むと良いですね。
津田塾大学の会話問題の対策法
津田塾大学の文芸学部では会話問題が出題されていますが、難易度はさほど高くありません。
会話文をしっかりと理解しているかを中心に問われるので、会話のストーリーを追っていきましょう。
会話文を読む際には「登場人物の感情」「会話の雰囲気」をイメージしながら、臨場感を持つことが大切です。
基本的に設問は会話の流れと並行で進んでいくので、「設問を読む→答えを探しながら会話文を読む→次の設問へ」というサイクルを繰り返していきます。
この解き方を実践していくと、スピーディかつ正確に解いていけるのでおすすめです。
会話問題を読んだうえで英文を書く問題が出題されていて、配点も高いので対策が必要です。
まずは会話のストーリーを理解した後、日本語で文章の構成を考えていきます。
最初から英語で文章の構成を考えてしまうと、どうしても文章の質が低くなってしまいます。
日本語で質の高い文章を考えてから、表現できる英語でアウトプットしていきましょう。
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津田塾大学の英語長文の対策法
津田塾大学の英語長文は文章量が多いので、文章を整理しながら読み進めなければいけません。
まずは1文1文をしっかりと読めるようにしていきましょう。
英文を読むためには英文法を深く理解できていることが大前提なので、講義形式の参考書で英文法を勉強してください。
1文1文の精読のトレーニングには、英文解釈の技術シリーズや世界一わかりやすい英文読解の特別講座などの参考書がおすすめ。
文章量が多い長文を整理しながら読むためには、パラグラフごとに要点をメモしていく方法が効果的。
また1文1文をただ訳していくのではなく、冒頭から最後まで1本のストーリーを追っていくように意識してください。
設問の解き方は会話問題でお伝えしたものと同様で、「設問を読む→答えを探しながら会話文を読む→次の設問へ」と解いていきます。
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空所補充問題の解き方
空所補充問題では空所の前後だけで解こうとせず、文脈をヒントにして解いていくことが大切。
空所にぶつかった時にすぐに選択肢を見るのではなく、自力で推測するようにしてください。
先に選択肢を見てしまうと、どうしても先入観が入ってミスをしやすくなってしまいます。
和訳問題の解き方
和訳問題も下線部だけで考えずに、文脈を理解することが大切。
和訳を求められる部分は訳しにくい箇所が含まれているケースが多いですから、訳せる部分を先に訳していきます。
訳せない部分は文脈をヒントにして、自分で推測していかなければいけません。
また訳を書く際には「機械が翻訳したような、不自然な訳にしない」ことを意識してください。
不自然な日本語だと採点者の人の印象も悪くなってしまいます。
文脈に合った自然な訳をかけるよう、日ごろからトレーニングをしていきましょう。
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日本語で説明する問題の解き方
この問題は文章の内容がしっかりと理解できていれば、問題なく解けるはずです。
文章のストーリーを追っていき、設問の内容に答えていきましょう。
最初はどのようにして回答を書いていけば良いのか、分からないと思います。
まずは解答や解説を見て「文章の内容をどのように使って、どんな回答を書いているのか」を分析してみてください。
次に同じ問題に出会ったときに、そこで学んだことを活かして、今度は自力で回答していきましょう。
この作業を繰り返していき、少しずつ回答の質を上げていってください。
要約問題の解き方
津田塾大学総合政策学部では、英語長文の要約問題が出題されています。
パラグラフごとに要点をメモして、重要な部分には書き込みを入れておきましょう。
長文を読みながら頭の中で内容を整理していき、簡単な要約を考えていきます。
そして長文を「冒頭」「中身」「結論」の3つに分けて、その大まかな流れを書き出していきましょう。
こちらも最初は要約文の書き方が分からない人は、先に解答や解説を見てイメージをつかんでから、本格的に解いていくのも良いと思います。
長文の内容が理解できていればさほど難しくないので、問題の形式だけ見てニガテ意識を持たないようにしてください。
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津田塾大学の和文英訳問題/英作文の対策法
津田塾大学の文芸学部では、和文英訳型の英作文が出題されています。
日本語の文章を英訳するという作業は、日本語特有の表現をかみ砕いていくところからスタートしていきましょう。
一見訳しにくいと感じる日本語が多いですが、英語に訳しやすい形に上手く直していくと、意外と知っている表現で書けるものです。
重要な英文法の要素を含んだ英文を書かされることが多いので、英文法は十分に理解してください。
ただ文法を理解するだけでなく、その文法を使って英文を書けるようにしなければいけません。
英文法の参考書に載っている例文は、音声なども活用して音読して、丸ごと覚えていってください。
例文が覚えられていれば、それを少し変形させて様々な英文を書けるようになります。
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津田塾大学の4技能試験/民間外部試験利用について
津田塾大学では現在、一般入試において英検やTEAP、IELTSなどの4技能試験のスコアの利用を導入していません。
受験生間での不公平がないようにという、大学側の配慮があるようです。
大学入学後は4技能のスキルを伸ばして、実践的な英語力を伸ばすという大学側の方針があるので、余裕がある人は4技能試験も受けてみると良いでしょう。
津田塾大学の英語の難易度と対策法まとめ
津田塾大学の英語はここまでお伝えした通り、対策にやや時間がかかる問題が多いです。
また一見難しそうに見える、受験生がニガテ意識を持ちやすい問題も出題されています。
早い段階から過去問の傾向を確認して、問題の形式に対応できるように普段から考えて、勉強を進めていかなければいけません。
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