神戸大学の合格体験記!合格するには?神大に合格したい受験生は必見!浪人して神戸大合格


1年間の浪人を経て、神戸大学に合格した人にインタビューをさせて頂きました!

先輩はどのようなスケジュールで、神戸大に合格したのでしょうか。

 

神戸大学の合格者の紹介

私は現役で神戸大学の工学部情報知能工学科に受験するも、不合格となってしまった過去があります。

どうしても神戸大学に行きたかった私は、もう一年頑張ることを決意し、宅浪という道を選びました。

 

そして二度目の受験で、神戸大学の工学部情報知能工学科に合格。

一年遠回りをしてしまいましたが、無駄な一年ではなかったと思います。

 

神戸大学は5教科7科目の対策が求められる、王道の国立大学。

合格に至るまでの道は決して楽な道のりではありませんが、しっかりと勉強を積み重ねれば合格することができる大学だと思います。

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どのようなスケジュールで勉強したか

 

神戸大学で求められる学力のうち、その大部分は基礎分野の徹底によって得られます。

また、神戸大学の入試ではいかに多くの基礎的な問題を落とさずに点を取れるかが合否を大きく分けるので、基礎を確実なものにするのは必要不可欠です。

 

一度目の受験で自分の基礎力の危うさに気づいた私は、不合格となってしまったその日から基礎学力の徹底を行いました。

具体的な手順は以下のとおりです。

 

1,友達や先輩などに基礎を身につけるのに最適な参考書は何か、手当たり次第聞き回る。

2,おすすめされた参考書をインターネットなどで調べる。

3,実際に書店に足を運び、何時間もかけて参考書を選ぶ。

 

こうして厳選した参考書を使い、基礎力の徹底を春から秋ごろまで各教科まんべんなく進めていきました。

その後は過去問や問題集、模試などを通して実践的な学力を身につけて本番に望みました。

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神戸大学の受験科目について

 

神戸大学の工学部の二次試験で課される科目は、

「英語」「数学(数学Ⅲまで)」「物理 or 化学 or 生物」

となっており、まずはこの三教科の勉強から始めるのが吉です。

 

このとき、いきなり難しい問題に取り組むのではなく、まずは基礎を確かめるために簡単な問題からやっていく方が良いです。

英語なら単語や文法問題、数学なら教科書の例題レベル、理科は教科書レベルの知識が入っているかなどを一つ一つ丁寧に確かめていくことで、まずは自分の基礎の抜け落ちている部分を把握します。

 

基礎の抜け落ちは、そのまま入試本番での点の取りこぼしに繋がります。

必ず基礎レベルの問題を落とすことがないようにしてください。

 

二次試験で使わない「国語(現代文・古文・漢文)」「社会」に関しては、秋ごろから知識を入れていっても大丈夫です。

しかし、古文や漢文に関しては思ったより覚えることが多く、直前まで後回しにしてしまうと後々痛い目を見ます。

古文と漢文に関しては気持ち早めに対策を始めるのが良いです。

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神戸大学の英語の対策法

 

神戸大学の二次試験の英語はかなり難しいです。

ですが、何か特別な対策をする必要はほとんどありません。

 

英語の勉強は

単語→文法→長文読解→英作文

という順番で学習を進めていくのが大切です。

その際、完璧にして次に進むのではなく、ある程度基礎が仕上がったと感じたら次に進んでいきます。

 

しかし、次に進んでも、それまでの段階の勉強もある程度は続けてください。

例えば文法の学習が一通り終わり、長文読解の勉強を始めたとしても、文法の確認は定期的に行うということです。

こうして何度何度も必要な知識に触れることで、自分の中に確かな英語力として蓄積されていき、最終的に神戸大学の英語にも対応できるようになります。

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神戸大学の数学の対策法

 

神戸大学の数学は他の科目と比べ、そこまで難易度が高くはありません。

そのため、基礎の徹底がより重要であり、基本的な問題は絶対に落とすことができません。

 

数学は網羅系の問題集を使うのが良いです。

網羅系の問題集としてよく名前が上がるのは『青チャート』ですね。

しかし厚みがあり、それだけでやる気が削がれるという方は『基礎問題精巧』なんかもおすすめです。

 

私は数学が人一倍苦手だったので両方の問題集を使いましたが、どちらを使っても数学の基礎力を身につける事ができると思います。

そして、一周するだけでなく、ぜひ二周目以降もしてください。

というのも、神戸大学の二次試験ではこれ以上のレベルの問題集に手を出すのは正直オーバーワークになり、時間がもったいないからです。

それよりは一冊を「この問題集のどの問題が聞かれても答えられる!」というレベルまで仕上げるほうが合格に近づきます。

 

神戸大学の物理の対策法

 

物理の勉強は公式の理解が大事です。

公式の丸暗記にはいずれ限界が来ますし、本番の緊張の中でど忘れすることもあります。

なので、まずは『物理のエッセンス』などの易しめの参考書で物理の基礎を固めるのがおすすめです。

 

しっかりと物理の公式について理解できたと感じるようになったら、次に『良問の風』といった、受験の問題としては基礎~標準の問題に触れていくのが良いと思います。

このレベル帯の問題集で公式の使い方や問題の解法などの知識を深め、似たような問題に出くわした時に手が動くように仕上げるのが大事です。

 

その後はいよいよ神戸大学の過去問に挑戦しましょう。

解けなくても大丈夫です。

神戸大学はどういう問題を出すのか、傾向どんな感じかなどを掴んでいく方が重要だからです。

神戸大学の物理は他の大学とは変わった点があり、早い段階で過去問を解き、神戸大学独自の物理の問題に触れていくというのがおすすめです。

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神戸大学の化学の対策法

 

化学は「理論化学」「無機化学」「有機化学」「高分子」

といった4つに大きく分けることが出来ます。

 

なかなか化学の勉強に割く時間がとれず、特に「高分子」の分野を疎かにしてしまう人がいますが、それ早めたほうがいいです。

というのも、神戸大学の化学の試験では「高分子」の分野を、結構大きめの配点で出題されることが多いからです。

 

他にも、「有機化学」では構造決定の問題が毎年のように出題されていますし、理論分野での計算問題も頻出です。

細かなところの取りこぼしが重なると、最終的に大きな失点になってしまいます。

 

そのため、化学に関しては知識を入れながら、それと並行してどんどん問題を解いていくのが良いと思います。

『重要問題集』は難易度も問題の量も神戸大学の二次試験の勉強としてはちょうど良く、私はその問題集を何周も解いて望みました。

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神戸大学に向けた1年間のスケジュール

 

私は一年間の宅浪経ての合格です。

現役時代は、模試でも毎回E判定。本番もほとんど手応えがなく、落ちるのも当然の成績でした。

なので、不合格という結果もある程度落ち着いて受け入れられ、かなり早い段階で気持ちを切り替えて勉強に励みました。

 

しかしずっと勉強し続けるのが簡単でないことを、最初の一ヶ月で早くも痛感しました。

学校や予備校に行っていれば、周りで頑張っている人を見て勉強のモチベーションを保てるかもしれませんが、宅浪は常に一人です。

時間の成約もなく、一度だらけてしまえばそのまま勉強しなくなるのは火を見るよりも明らかでした。

 

そこで私は手帳を買い、「一年単位」「一ヶ月単位」「一週間単位」の予定を立てました。

スマートフォンで勉強時間を管理できるアプリなどもありましたが、受験期間中は少しでもスマートフォンを触る時間を減らしたかったため、あえてアナログの手帳で予定を立てていました。

 

結果として、アナログの手帳での予定管理は大成功でした。

どうしても勉強の気持ちが乗らず、挫けそうになったときに、手帳に記されている「過去の自分の頑張り」が励ましてくれるからです。

今までこれだけやってきたのだから、今日も頑張ろう!という気持ちになれ、怠けてしまうのを防ぐことが出来ました。

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神戸大学の合格体験記まとめ

 

ポイント

・神戸大学の問題と言え、まずは基礎の徹底から始める。

・国語や社会の対策は秋からでも大丈夫。

・英語は単語→文法→長文読解→英作文という順番が大事。

・数学は基礎的な問題を絶対解けるようにする。

・物理は公式の理解が重要。

・化学は知識を吸収しながら、問題も解いていく。

・手帳を用いてのスケジュール管理がおすすめ!

 

神戸大学に合格してから

 

正直、今でも受かったのが夢のように感じられるときがあります。

二次試験の出来が思ったよりも悪く、試験が終わった日から合格発表の日まで生きた心地がしませんでした。

しかし、無事にこうして合格することができ、一年の頑張りが報われたような感覚でいっぱいです。

挫折してしまいそうな時もあると思いますが、一年間頑張った人だけが見られる景色が必ずあります。

頑張ってください!


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