早稲田大学先進/創造/基幹理工学部物理の出題傾向
試験時間は物理と合わせて120分、大問3つで配点は60点となっています。
問題は基幹・創造・先進で共通です。
過去3年の大問ごとの出題分野は以下のようになっています。
2015
Ⅰ 波動(光) Ⅱ 力学 Ⅲ 電磁気
2014
Ⅰ 電磁気 Ⅱ 力学 Ⅲ 熱力学
2013
Ⅰ 電磁気 Ⅱ 力学 Ⅲ 波動(波)
力学と電磁気は3年連続で出題されており、残りの一問は波動と熱力学からの出題、という傾向が見受けられます。
よって、全ての分野を満遍なく理解する必要があるでしょう。
また、あまり見ないような状況設定・力学と電磁気といった複合問題の出題・近似や微分の活用いった要素も相まって、非常に難度が高い問題が例年出題されています。
その上物理と合わせて120分という限られた試験時間での解答作成、と受験生に強いる負担はかなりのものとなっています。
勿論全ての問題が難問というわけではなく、基本的な標準レベルの問題も出題されます。
それらの問題をいかに取りこぼさずに、かつどれだけ発展的な問題に食らいつくことが出来るかによって合否が変わってくるでしょう。
正確で素早い計算力に加えて、解ける問題から解いてゆく取捨選択能力が試されます。
早稲田大学先進/創造/基幹理工学部物理の対策法!
早大物理の試験を突破する為には、以下のことを意識して勉強を進めていくことが推奨されます。
基礎を確実に固める
基本的なことではありますが、まず何よりも最初に全分野の基礎をムラなく理解し、標準的な問題は確実に解けるようにしておきましょう。
セミナー物理やリードαといった標準的な問題集はすくなことも完璧にし、全ての問題の回答プロセスを解説できるようにしておいてください。
公式を暗記することは大事なことですが、実際に起こっている物理や公式がどうなっているのか、ということを常に想像・理解しながら問題に取り組むことを重視して下さい。
図やグラフを駆使するのも良いですね。
早稲田では、あまり見ないような状況で問題を解くことが大半です。
何が起こっているのかを理解しないと問題を解くことは出来ず、ただ公式を暗記するだけで、その意味を理解していなければ太刀打ちできないからです。
応用力も身に付けよう
基礎力がついてきたと感じたら、重要問題集などの入試形式やそれに近い発展的な問題集をこなしていきましょう。
この時も問題を解きながら実際の物理をイメージするよう意識してください。
状況が複雑になればなるほど図やグラフの効力が増してきます。
積極的に使っていきましょう。
また解説を読み、少しでも疑問に感じたらすぐに先程の問題集や教科書に戻り、疑問点を潰すようにしていきましょう。
間違えてしまった時は、どのような方針で問題に取り組めば良かったのかを意識するようにしてみましょう。
過去問・模試演習を十分に行う
問題演習を十分に積んだ後は、早稲田の過去問や模試に取り組んでいきましょう。
早稲田は非常に問題にクセが強く、問題形式になれる必要があります。
文章量の多い問題、「初めて見る状況での物理を考えること」、「解答への方針を立てること」に慣れていきましょう。
特に対策が難しい近似や微分の出題も、量をこなすことによって解き方や出題の傾向が掴めてきます。
近似や微分は扱い方が難しい為、問われている内容自体はそこまで難解ではない場合が多く、逆に得点源に変えることも可能です。
模試の問題は本番の入試でも出題される可能性が非常に高い頻出・予想問題です。必ず復習しましょう。
同時並行で傾向が似ている他難関大の過去問を解くこともしていきましょう。
特に京都大学は早稲田と出題形式が似ています。
また東大・東工大などの理系最難関大の物理は新規な状況での物理を問われる問題が多く、物理的思考力を鍛えられます。
本番直前には時間を意識した上で過去問を解き、大問毎や物理との時間配分を決めておくことを必ず行っていきましょう。
自分の得意・不得意に合わせて時間配分を決めることで点数が大きく変わり、また本番で焦ることもなくなるためです。
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