記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・手元に速読英熟語を用意して、中身を見ながらレビュー
・大量の参考書、問題集を分析している「参考書マニア」
・予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
速読英熟語は、受験生なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
もちろんほかにも、解体英熟語、システム英熟語、英熟語ターゲットなど様々な英熟語帳の名前を聞いたことがあるかもしれません。
どの熟語帳を使えばいいかわからないという受験生が多いです。
そこでここでは、速読英熟語について徹底的に解説していきます。
「速読英熟語の特徴とレベル」「効率的に英熟語を覚える方法」の2点を学んでください!
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目次
速読英熟語とは
速読英熟語は英語長文の中で、熟語を覚えていく形式。
速読英単語と同じ形式で、下の写真のように構成されています。
熟語や構文の部分は色がついていて、集中的に覚えられます。
長文の中で熟語や構文を学ぶことで、「文章の中での使い方」を学べるのが強み。
知識を読解に活かせますし、丸暗記にならないので記憶にも定着しやすいです。
熟語だけでなく構文もカバー
速読英熟語は熟語だけでなく、構文もカバーされているという点が大きなメリット。
構文の勉強がおろそかになってしまう人が多いですが、受験では頻出なので、しっかりと勉強しておきましょう。
下の写真のように青色が英熟語、赤色が構文というように分かれています。
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速読英熟語のレベル/難易度
速読英熟語は大学受験において重要な英熟語・構文を、まとめて覚えられるようになっています。
超ハイレベルな熟語まではカバーされていませんが、日東駒専や共通テスト、MARCHや関関同立レベルであれば十分。
早慶上智・東大・京大レベルでも戦えるだけの英熟語は吸収できます。
大学受験は限られた期間の中で、コストパフォーマンスを考えて勉強を進めなければいけません。
難関大学に必要最低限の熟語だけを覚えられる速読英熟語は、とても効率的です。
英語長文を読む力も伸ばすことができるので、一石二鳥ですね。
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速読英熟語の暗記の3つのポイント
ポイント①例文を作れるように
大学受験で英熟語が問われる際には、英作文や並び替え問題など、自分で英文を作る問題がとても多いです。
これらは配点が高く落とせないので、日ごろから自分で例文を作れるようにトレーニングをしておきましょう。
例えばexplain A to Bという熟語であれば、「AとBのどちらが人でどちらがモノか」「どの前置詞がどの部分に入るのか」というところまで、覚えておかなければいけません。
ただ熟語の訳を覚えているだけでは、なかなか得点につながらないので注意してください。
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ポイント②熟語の成り立ちを理解する
英熟語を覚える際には「英熟語の成り立ち=語源」から覚えてください。
英熟語は語と前置詞がセットになっていて、それぞれの組み合わせによって意味が変わります。
例えば「look up」という英熟語は、「見上げる」という意味です。
look=見る up=上
直訳すれば「上を見る」という事になります。
それを噛み砕いて解釈すると、「見上げる」という意味にも取れますよね。
このように丸暗記ではなく、成り立ちを理解すると英熟語は覚えやすくなります。
「英熟語がどうしても覚えられない」という人は、ぜひ意識して取り組みましょう。
前置詞を埋めさせる問題にも対応できる
大学入試では下の図のような、前置詞を埋めさせる問題が頻出。
前置詞までしっかりと覚えていないと、この形式の問題には対応できないので、その意味でも成り立ちを理解することは効果的です。
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ポイント③ニガテな熟語を集中して覚える
速読英熟語を開いて、既におぼている英熟語や、成り立ちから推測できる英熟語はカットしていきましょう。
苦手な英熟語のみに絞って勉強を進めることで、効率的に暗記をできます。
特にニガテな英熟語には色ペンでチェックをつけるなどして、工夫をしてください。
心理的にも「これくらいの量なら覚えられそう!」という余裕も出て、暗記に対するアレルギーが無くなるでしょう。
覚えにくいと感じる英熟語は、自分が想像しているよりもずっと記憶に定着させるのが難しいです。
逆にすぐに覚えられる英熟語は、少し時間がたっても忘れていないものです。
自分が苦手な英熟語を重点的に暗記し、得意な英熟語はたまにメンテナンスするというような進め方をしましょう。
こうしたメリハリをつけた暗記をしていかないと、入試本番になっても苦手な英熟語がうろ覚えになってしまう可能性が高いです。
スキマ時間を活用して、暗記カードやスマホなども使って、何周も復習してください。
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速読英熟語の長文の使い方
速読英熟語には英語長文がついていますが、こちらは2通りの使い方があります。
①熟語や構文の使い方を学ぶ
勉強に費やせる時間があまりない人や、英語長文が苦手な人。
英熟語や構文の暗記をメインに考え、長文はあくまで語彙の使い方を理解するために参考にする程度でOK。
熟語や構文が使われている部分に目を通して、文の中でどのように使われるか、確認しておきましょう。
②英語長文の力を伸ばす
英語長文の力を伸ばしたい人は、積極的に活用しましょう。
まずは初見で英語長文を読んでいきます。
新出の熟語や構文が出てきても、すぐに訳を見てはいけません。
入試でも分からない語句はたくさん出てきますから、推測するトレーニングをしていきましょう。
この意識を持つだけでも、英語長文を読むための推測力は大きく鍛えられます。
また最後まで読み切ってから熟語や構文を覚えることで、使い方が理解できているので覚えやすくなります。
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速読英熟語のCDの使い方と必要性
速読英熟語のCDには、長文の音声が収録されています。
英語長文の音読をして、スピーキングやリスニングの力を鍛えたい人は、購入すると良いでしょう。
一方で英熟語を覚えるという目的で速読英熟語を使っているのであれば、CDは必要ありません。
熟語や構文の発音を知りたい場合は、電子辞書でピンポイントで調べた方が効率が良いです。
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速読英熟語が終わったら次は?
速読英熟語が完璧になれば、共通テストや日東駒専・MARCHや関関同立レベルであれば十分。
早慶や東大・京大レベルであっても、英熟語の量で言えば戦える実力はついています。
「速読英熟語じゃ足りないんじゃないの?」という受験生も多いですが、まずは速読英熟語を完璧にすることが大切です。
過去問を解き、さらに英熟語が必要だと感じたら「解体英熟語」で、速読英熟語に掲載されていなかった英熟語のみを覚えるようにしてください。
あくまでプラスアルファの学習であり、余裕があればという感じです。
解体英熟語はさらに熟語の数が多く、派生語も含めて熟語を追加することができます。
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速読英熟語の口コミ・レビューまとめ
速読英熟語は他の英熟語帳と比べて特徴があるので、ここまでの内容をもう一度読んで、ぜひ正しい使い方で進めてください。
英熟語帳はどれを使っても大差はなく、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
書店に足を運んで中身を見て、取り組みたいものを購入して勉強しましょう。
まとめ
・長文の中で熟語と構文を学べる参考書
・重要な熟語、構文を幅広くカバーできる
・前置詞に注意して、例文を作れるようにしよう
・苦手な熟語は徹底的に復習して、記憶に定着させる
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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