物理基礎問題精講のレベルと特徴
受験物理で出題される典型問題を、バランス良く掲載した問題集です。
解説も非常に詳しく、問題の量も豊富です。
入試本番に必要な一番最初の「実践力」が身につきます。
これまでたくさんの受験生が愛用してきた「精講シリーズ」ですから、安心感がありますよね。
Amazonでの評価も高いですし、好評のレビューがたくさん寄せられています。
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対象となる受験生のレベル
「共通テストを受験する受験生、中堅国立大学2次や私立大学の受験をする受験生」が対象です。
共通テストで70点以上の得点を目指す受験生や中堅国立大学・私立大学の受験に適した問題集です。
受験で物理を利用する場合、最低でもこのレベルの問題を解けることが求められます。
タイトルに「基礎」と付いていますが、決して簡単な問題集ではありません。
高校物理の基本の部分は、ある程度できるようになっていて、偏差値は50を超えている人が対象です。
物理の実力に自信がない受験生は、「セミナー物理」に先に取り組むことをオススメします。
大学受験の最初の関門として、物理基礎問題精講に挑んでください。
到達レベル
「共通テストで70%~中堅国立2次・私大合格レベル」に達することができます。
偏差値でいえば55くらいまでは見えてくるでしょう。
物理に苦手意識がある方も、このラインまで乗ってくれば、かなり自信もついてきます。
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物理基礎問題精講の使い方&勉強法
大学受験で物理を利用する場合、この問題集に掲載されている105題の問題の解法は、100%理解し、解き慣れておきたい所です。
先ほどもお伝えした通り、「基礎」と言っても、決して簡単な問題ではありません。
相応の努力が必要であるという覚悟を持って臨みましょう。
使い方&勉強法①初見で問題にチャレンジする
受験物理の勉強は、解答・解説を読みながら、典型問題を頭の中に叩き込むことが必要になります。
受験勉強を始めたばかりの場合、この「物理基礎問題精講」の問題を読んでも、ペンが進まないかも知れません。
物理が取っ付きにくいと言われているのは、多くの学生が、1題の問題で1問も解けないからです。
問題を読んで、全く解法が思いつかなければ、すぐに解答・解説を読みましょう。
解答・解説を読んで、その解き方を理解します。
・どの公式を使うのか?
・どういった考え方で、公式を応用させるのか?
解答・解説のストーリー展開をじっくりと時間をかけて読み、理解しておきましょう。
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使い方&勉強法②解答・解説を読んで、ストーリーが分かったら
もう一度、問題文を読み直し、再び同じ問題を解いてみましょう。
一度、解答・解説を読んだので、ある程度の所までは解くことができるはずです。
これで正解までたどり着ければOKです。
正解までたどり着けなかったならば、もう一度、解答・解説を読みましょう。
そして、しっかりと理解した後で、再び問題を解き直します。
正解にたどり着くまで、「解答・解説を理解し、解く。解答・解説を理解し、解く・・・。」という流れで、正解に向かっていきます。
この流れの中で、自力で正解を導き出せるようにすることが大切です。
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使い方&勉強法③解答・解説を見ずに一気に解く
次のステップとして、解答・解説を見ずに、本番の試験だと思って解いてください。
解法を本当に理解しているならば、正解にたどり着くはずです。
ここでも途中でペンが止まってしまったら、再び、解答・解説を読みながら解くステップへ戻りましょう。
使い方&勉強法④日を空けて、再び解いてみる
数日後、同じ問題を解きます。
初めて問題を解いた時よりも、スムーズに解法が浮かび、正解にたどり着くことができるはずです。
この段階で解法を忘れてしまっては、意味がありません。
再び解き直し、典型問題を頭の中に定着させておきましょう。
もし、この段階でペンが止まってしまっても、再度、解答・解説を読みながら解く段階に戻り、しっかりと理解することが重要です。
受験物理は、難しい科目です。
しかし、1度解法が浮かべば満点が見えて来る科目でもあります。
厳しい道のりですが、頑張りましょう。
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物理基礎問題精講が終わったら次は??
中堅大学受験をする受験生は赤本を、難関大学を目指す学生は更に難しい問題集を勉強していきましょう!
中堅大学を目指す学生は、この1冊の問題集を終えれば充分です。
次は赤本を解き、受験する大学の出題傾向をしっかりと抑えましょう。
難関大学には「物理基礎問題精講」だけでは演習量がまだまだ足りません。
上のレベルの「物理標準問題精講」を解き、冬には赤本に取り掛かりたい所です。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
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