記事と筆者の信頼性
・難関大学に理系受験で合格した人が記事を執筆
・早稲田大学卒の予備校講師が、さらに分かりやすく編集
・手元にエクセル化学を用意して、中身を見ながらレビュー
・編集者は予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
エクセル化学とは
エクセル化学は学校で配られることも多い、基礎固め用の問題集。
どの分野も「基本事項→WARMING UP→基本例題→基本問題→標準例題→標準問題」という順に進んでいきます。
1つずつステップアップできるようになっているので、化学が苦手な人でも無理なく取り組めるでしょう。
解説がとても詳しい
エクセル化学は下の写真のように、解説の冊子が用意されています。
学校で配られる問題集は解説が詳しくないものが多いですが、エクセル化学は解説が親切。
解説の冊子だけでこれだけの厚さがあり、1問1問に対して詳しく解説が用意されています。
基礎をしっかりと理解して、抜けを作らないという意味でも、エクセル化学はとても効果的です。
エクセル化学の各項目の解説
・基本事項
教科書レベルの基礎知識が復習できるようになっています。
・WARMING UP
基本事項で確認したことを、穴埋め形式の問題で再確認。定期テストの勉強にも効果的。
・基本例題
基本事項を確認しつつ、計算をする問題が並べられています。空所補充型の問題で、数値を代入するなかで公式を復習します。
・基本問題
簡単な計算問題ではありますが、基本例題よりは実践的。過去問が採用されていることもあります。
・標準例題
レベルが上がり、より実践的な内容に入ります。基本を固めてから取り組みましょう。
・標準問題
ほとんどが過去問からの抜粋になっており、色々なタイプの問題が掲載されています。標準例題と同じく「考え方の基本」を固めることが目的。
・発展問題
東大や京大なども含む、かなり難易度が高い過去問の抜粋が多いです。標準問題と比べると、大幅に難易度が高くなります。
・エクササイズ
化学反応式や有機化学の反応経路などの知識を、自分で書き込んで確認します。
・論述問題対策
論述問題を解くにあたり、注意するポイントと練習問題。
・実験問題対策
実験の図、実験手順、器具の名前、使う試薬、攻略のポイントなど。
・発展知識
高校の範囲を超えているが、入試で出題される可能性がある、難易度の高い練習問題。
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エクセル化学のレベル/難易度
エクセル化学は化学の基礎の基礎の部分を固めて、大学受験に取り組む上での土台を作れる問題集。
基礎的な問題が多いですが、発展問題は東大や京大の問題も見られ、難易度も高いです。
エクセル化学を1冊きちんと固めれば、共通テストでも解ける問題が増えてくるでしょう。
目安でいうと共通テストで5~6割、偏差値でいうと50ちょっとが見えてきます。
「基礎」というと簡単な問題ばかりで、取り組んでも成績が伸びないイメージがあるかもしれません。
しかし受験では基礎的な問題が本当に頻出で、基礎固めができれば偏差値も目に見えて伸びてきます。
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難関大学の攻略には足りない
エクセル化学には発展的な問題も収録されていますが、数は少ないです。
難関大学の入試問題となると、エクセル化学1冊ではまだまだ対応ができません。
巻末に載っている記述問題や発展知識をうまく活用しつつ、エクセル化学を終えてからさらに難しい問題集へとステップアップしましょう。
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取り組む前の注意点
エクセル化学はあくまで問題集であり、基礎知識がインプットできていることが大前提。
知識がない状態で問題を解いても答えが出せないですし、解答・解説の丸暗記になってしまいます。
まずは講義形式の参考書で化学の基礎を理解したうえで、エクセル化学でアウトプットしましょう。
おすすめは「宇宙一わかりやすい高校化学」。
カラフルでレイアウトも見やすく、予備校の授業のようなイメージで化学を詳しく解説してくれます。
化学にニガテ意識がある人は、一気に化学が好きになるでしょう。
エクセル化学の使い方・勉強法
ステップ①基本事項の確認
エクセル化学には下の写真のように、各章の冒頭に基本事項のまとめが用意されています。
問題を解くうえで重要な要素が含まれているので、まずは確認しましょう。
少しでも理解が怪しいと感じたら、講義形式の参考書などで復習をしてください。
基礎知識に不安がある状態で問題に取り組んでも、成績は伸びていきません。
WARMING UPやエクササイズといった項目でも基礎を確認して、問題へと進んでいきます。
実験に関する知識も重要
各分野の問題が解けるようになることが最優先ですが、実験の問題も入試では出題されます。
実験の原理や目的だけでなく、実験器具の名称とその役割、実験での注意点などが問われやすいです。
実際に実験をしたかのように、実験の図が自分で書けるくらいになるように取り組みましょう。
学校で行った実験を思い出しながら、もしくはこれから行う実験を想定しながら取り組むと、より効果的な勉強ができます。
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ステップ②問題を解く
まずは自力で問題を解いていきましょう。
基本問題を完璧に理解して、標準問題、発展問題と進んでいきます。
実際にペンを使ってノートに回答を書き出して、アウトプットすることが大切です。
わからなくてもすぐに答えを見ずに、自力で考えるクセを付けましょう。
こうした努力が、入試本番での「発想力」や「粘り強さ」につながっていきます。
ステップ②丸付けをして解説へ
問題を解いたら丸付けをして、解説へと進みましょう。
特にミスをした問題は解説をじっくり読み、「問題が解けなかった原因」を分析してください。
ミスした問題は復習ノートに「問題番号」「自分の考え方」「ミスの原因」「今後の対策法」などを書いていきましょう。
化学の問題にはある程度の型が決まっているので、1つ1つニガテな問題をつぶしていくと、どんどん得点力が上がっていきます。
またミスをした問題には必ずチェックをつけて、後で復習できるようにすることも大切です。
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ステップ③復習
ミスをしてチェックがついた問題を、徹底的に復習していきましょう。
600問以上の問題がありますから、全ての問題を解きなおしていたら、膨大な時間がかかってしまいます。
苦手な問題のみを何周も復習することで、効率的に勉強をしていくことが大切です。
エクセル化学に掲載されている問題はどれも超重要で、受験においては絶対におろそかにできない問題ばかり。
特に基礎~標準の問題は1問もミスしないように、スキマ時間も活用して復習してください。
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ステップ④発展問題へ
ここまでの内容が完璧になったら、最後に発展問題へと進んでいきましょう。
なんとなく先に進んでいってしまうと、エクセル化学を最後まで終えても、力がついていない可能性が高いです。
標準問題で身につけた考え方が活用できるようになっているか、そして実際の入試ではどんな応用問題が出題されるかを確認しましょう。
発展問題が終わったら論述問題へと進むと、さらに理解を深められます。
解答には答案に盛り込むべきキーワードが書かれているので、自分の書いたものと見比べて、添削してみましょう。
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エクセル化学が終わったら次は
エクセル化学で基礎的な問題が解けるようになったら、市販の問題集へとステップアップしましょう。
おすすめは「化学基礎問題精講」。
共通テストで高得点、MARCHで合格点を狙えるようになる問題集で、無理なく進めるはずです。
ここまでくると解けない問題もたくさん出てきますが、そんな時こそエクセル化学に戻りましょう。
基礎の部分に抜けがないよう、常に知識をメンテナンスして、先へ進んでいかなければいけません。
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エクセル化学のレビューまとめ
ポイント
・化学の基礎固めに最適な問題集
・講義形式の参考書でインプットしてから取り組もう
・ミスした問題はチェックをして、徹底的に復習
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