センター試験が廃止され、英語の試験は4技能試験へと移行されることになりました。
私立大学でも4技能試験を導入する大学・学部も増えています。
とは言え「何がどう変わったか分からないし、結局何をすれば良いかもわかってない」という受験生が多いでしょう。
ここでは4技能試験について、詳しく解説していきます!
そもそも4技能試験とは?
これまではセンター試験の英語では、「リスニング」と「リーディング」の2つの力を問われていました。
しかし近年では「英語の勉強はできても、話せない日本人が多い」という問題点が挙げられています。
そこでリスニングとリーディングだけでなく、スピーキングとライティングも含めた4つの技能を測るテストへ移行することになりました。
民間の団体が実施している4技能試験を受験し、そのスコアを提出するという形です。
「TEAP」「英検」「TOEFL」「G-TEC」等が代表的なテストです。
一方で2023年度までは大学入学共通テスト(旧センター試験)でも、英語の試験が実施されます。
このテストは従来と同様、リスニングとリーディングの試験のみとなっています。
ご自身が志望する大学・学部がどの試験を採用しているかを公式サイトなどで調べて、4技能試験を受けるかを選んでください。
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4技能試験の対策&勉強法
4技能試験ではリーディングだけでなく、リスニング・スピーキング・ライティングの対策もしなければいけません。
大切なことは「日ごろから勉強する際に、4技能をバランス良く伸ばす意識を持つ」こと。
例えば単語を覚える際にも、暗記カードを使って目で見て覚えるだけでは不十分。
音声を聴いて発音して、スペルまで覚えていかなければいけません。
文法の勉強をする際には、例文の音声を聴いて何度も音読することで、スピーキングやリスニングの力にもつなげていくなど。
4技能は短期間で伸ばせるものではないので、日ごろの勉強を少し工夫していく必要があります。
これは大変な作業ではありますが、英語を学ぶという点ではとても有益で、受験を終えてからも活きる英語力が身につくでしょう。
また4技能をバランス良く伸ばしていくことで、英語の成績が伸びやすくなるという利点もあります。
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4技能試験はどれを受験するのが良い?
「TEAP」「英検」「TOEFL」「G-TEC」等が代表的なテスト。
まずは志望校や併願校の公式サイトなどを確認して、どのテストを採用しているかを必ず確認してください。
同じ大学でも学部によって採用しているテストが違うこともあるので、注意が必要です。
どのテストを受けても有利、不利はありません。
ただTOEFLに関しては、高校生にとっては少し難しすぎるように感じます。
一般入試とも形式が大きく変わりますので、私はTEAPや英検辺りが無難だと考えています。
まずは過去問をチェックしよう
4技能試験の中からどれを受けるかを決めたら、まずは過去問をチェックしてください。
そしてそれぞれのテストに向けて、何をどれくらい、どうやって進めていくかを考えましょう。
先にゴールを知っておかないと、きちんと力を伸ばしていくのは難しいですからね。
特にスピーキングやリスニング、ライティングはどのレベルまで求められているのかを先に知って、適切な勉強をしていかなければいけません。
英語の4技能試験とは?まとめ
・日ごろから常に4技能をバランス良く伸ばすことを意識しよう
・自分の志望校がどの試験を採用しているかを確認しよう
・まずは過去問を見て、勉強の方針を決めよう
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