※この記事は東京大学に合格された方に執筆して頂いたものです。
東京大学合格への勉強法
複数の教科をどう勉強していったか
東京大学法学部に合格するためには、マルチに勉強ができる必要があります。
文系だからと言って数学ができなくていい、なんてことはありません。
そして、万全の態勢で二次試験に挑むためには、勿論1次試験(センター試験)でもしっかり点数を確保しておく必要があります。
好きなものを勉強するのは簡単ですが、それでは穴を作ります。
好きな教科を勉強したら、苦手だと思う強化を勉強する。
そうして、一週間単位でスケジュールをしていました。
スケジュールと言っても、全科目名が書かれた紙を一枚用意し、勉強したら正の字の一を書いていく。
それで、勉強の穴がないかをチェックしていくだけです。
問題集を解く、教科書を読む、なんでもいいのでどの教科についても記憶をフレッシュにし、必ず一つの教科を始める前に、どこを勉強したか思い出す。
そうして、まず、科目の得意、不得意のアンバランスをなくしていくことが重要です。
東京大学の二次試験をどう攻略したか
二次試験の点数は、浪人時代の一年に飛躍的に伸びました。
と言ってしまうと、予備校頼みに聞こえますが、やはりモチベーションの向上に予備校や講師陣はなくてはならない存在です。
しかし、当然各科目に対する自分なりのやり方は浪人時代に見えやすくなってきました。
数学はとにかく自分に引き出しを作るべく、問題と解答は空で書けるくらい繰り返す。
英語は時間が足りなくならないよう、常に文章を読むときは時間を区切り、文法問題は迷わないようにこまめに積み重ねる。
世界史は山川の教科書を暗記するのがベースとなりましたが、世界史、日本史に関しては、キーワードを使って論述する部分が大きいので、そこはストーリーを書き慣れる練習が必要でした。
一番答えがわかりにくい国語はやっかいですが、とにかく問題を見て焦らない癖をつけるため、過去問はほぼ全問制覇する。
過去問、予備校の模試などは全て暗記するくらいのつもりで、気が向けばしょっちゅう見ていました。
東京大学に合格するうえで一番大切なこと
これさえあれば大丈夫、というものが誰もが欲しいと思います。
私の場合はありました。
試験当日、「落ちるはずがない」という自信がありました。
試験会場である駒場キャンパスの門の前に、予備校のスタッフ、先生がいるのを目にしたとき、もうすでに私は泣いてしまいました。
すっかり安心しきっていたのです。
更には、あまりに余裕があったのか、世界史の試験には必須な鋏を忘れたことに気づいたのですが、まったく試験には影響しませんでした。
堂々と「鋏を忘れてしまいました」と、手を挙げると、隣の受験者に借りるように指示があったので「すみません」と頭を下げながら鋏を借りました。
動揺するどころか、「いつものドジをこんなところで」くらいの気持ちしかなく、緊張の欠片もなく問題に向き合うことができました。
そして、全試験終了後、何を思ったか。
「これで落ちるはずがない」
数学はほぼ完全回答に近かったと思います。
世界史の論文も、すらすらと問題なく字数をうめることができました。
国語はいつもの通り難問でしたが、国語に関してはこれが正解だ!といえる受験生はほぼいないと思っていたためなんの気にもしていませんでした。
英語に関しても時間が足りなくなることはなく、不安はありましたがこれができなかった、という思いはなかったのです。
「これで落ちたら、それはもう東京大学に向いていないと、それだけのことだ。」
すっきりそう思えるほど、清々しい思いでした。
他人から見たら傲慢に思えるとは思いますが、それまで私は自他認めるほどに勉強をしてきました。
できることは全てやった。
これ以上ない程努力した。
そう言い切れる時、自信が生まれます。
そのくらい勉強して、自信を持つこと。
それが、一番大切なことです。
東京大学に合格した週間の喜び、大学生活
合格発表を見に行った時は、なんだかふわふわした気持ちでした。
落ちた気はしないけれど、本当に合格したかどうかは見るまで分からないからです。
自分の番号を掲示板に見つけた時、終わったな、と思いました。
喜びというより、安堵でした。
けれどその当時は、多くの予備校の仲間とともに歩んできたので、彼らがどうなったか、ということも気になり、自分ひとり喜べない気持ちでいたというところもありました。
結果的に、一緒に切磋琢磨してきた仲間のうち、一番一緒に入りたかった仲間は5人中5人とも不合格となり、どこか複雑な気持ちのまま入学をしました。
けれど、喜ぶ、喜ばないは、大学生活には影響しません。
実際、東京大学文化一類に入るということは、その先もひとりでどんどん勉強をしていかなくてはならないのです。
私も2年になるころにはすでにロースクール用にダブルスクールを始めていましたし、それが普通でもありました。
ただ、周りはみんな頭がよく、遊ぶのも勉強するのも上手な人がたくさんいます。
周りを見渡しながら、また新たな目標を設定し、ぶれることなく、楽しく進んでいく道は選べるはずです。
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