世界史におけるテーマ史とは?
「テーマ史」とは一つのテーマ、つまりキーワードが設定されていて、それに関連した事項についての問題で構成された出題形式です。
テーマ史と聞くと、難しそうと身構えてしまう方も多いかもしれません。
しかし、テーマ史という括り文章中に知らない単語が出てくることもありますが、出題される問題の回答自体は基本的なものが多いです。
つまり、しっかり基礎から固めていけばそれほど怖い問題ではありません。
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テーマ史の重要性
テーマ史の勉強を始める前に、「そもそもなぜテーマ史を勉強しなくてはいけないのか」という疑問ですが、実際に近年の出題傾向を見てみると、テーマ史の勉強の必要性は高まっていると言えるでしょう。
近年は私立の一般試験のみならず、センター試験でも「貨幣」「宗教」「作物」などといったキーワードをもとに各国に渡って関連した問題や、世界史における中心国以外の国(例えばアイルランドや東南アジア諸国)のテーマ史の問題が出題されています。
テーマ史はなかなか手のつけにくい問題でもあるので、しっかり対策をしておくことで周りに差をつけることができるでしょう。
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テーマ史攻略法
テーマ史の勉強の重要性について記述しましたが、「手のつけ方がわからない!」といって焦る必要はありません。
テーマ史の攻略に必要なのはまず基礎力です。
通史の勉強を丁寧に行い、歴史の流れを押えていることが重要です。
はじめの方にも述べたように、難しく思えるテーマ史でも問われるものは基本的なものが多く、ヒントは必ず問題の文章中にあります。
テーマ史のために特別に問題集を買うより、今までに身につけてきた基礎的な部分に関連付けて知識をつけ、それをコツコツ広げていくことがテーマ史攻略への鍵です。
テーマ史の勉強法
いよいよ具体的な勉強法についてです。
テーマ史習得に当たって理想の勉強の流れは、まず通史の勉強をし、時代の流れやつながりを把握しましょう。
特にヨーロッパ圏や中国史では王朝の変遷が激しく、王朝名を順番に覚えるのも一苦労だと思います。
しかし「隋と唐ってどっちが先だったっけ?」というような基本的な疑問に時間をかけてしまわないように、ここでしっかり流れを掴んでおくと、今後がかなり楽になるので諦めずに踏ん張りましょう。
王朝の順番などでは音読を繰り返しして音で覚えるのも効果的です。
通史がある程度完成したら、臆さずにどんどん演習や過去問を解いていきましょう。
世界史の勉強ではインプットが中心になりがちですが、問題を解いてアウトプットを行うことで自分がどれだけ理解できているか確認できるので進んで取り組みましょう。
特にテーマ史の大問でつまずくようであれば、自分がそのテーマや時代が苦手なことを認識し、重点的に復習しましょう。
その時に、図説がかなり役立ちます。
オススメの図説は帝国書院の「最新世界史図説タペストリー」です。
タテとヨコの歴史の理解がしやすいレイアウトになっていて非常に役立ちます。
ここでの図説の使い方としては、例えばそのテーマ史が「貨幣」についてであったら、問題中に出てきた時代の貨幣制度を参照します。
同時に、写真もよく見ておきましょう。
文化的なものもビジュアル化してくれているので文字よりも印象に残りやすくなります。
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テーマ史の勉強法のまとめ
このように、通史→演習、過去問→復習 の流れを繰り返しコツコツ進めるのが理想でしょう。
この流れはテーマ史以外でも同様かもしれませんが、特にテーマ史を攻略するために必要な段階は復習の部分です。
復習時に苦手を潰し、疎かになりがちな世界史の文化や政治面を、時代や事件と結びつけながら理解し、知識を広げていきましょう。
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