記事と筆者の信頼性
・難関大学に日本史受験で合格した人が記事を執筆
・早稲田大学卒の予備校講師が、さらに分かりやすく編集
・編集者は予備校講師として、2,000人以上の受験生を指導
そもそもテーマ史とは?
テーマ史とは読んで字のごとく「テーマごとに絞った出題をする問題」のことです。
大学入学共通テストでも出題されますし、早稲田大学の社会学部や文化構想学部、立教大学、その他にも多くの大学で出題されています。
テーマ史では「政治史」や「外交史」、「土地史」、「女性史」などが扱われています。
テーマを絞った出題という意味では「文化史」もテーマ史の一種になりますし、さらには、「茶史」や「宗教史」、「沖縄史」など、かなり細かくテーマを絞ったものも出題されます。
つまり「時代」の区切りではなく、「テーマ」の区切りでまとめられるものを、「テーマ史」と呼ぶんですね。
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テーマ史の勉強を始める前の注意点
テーマ史の最大の特徴は「時代をまたいだ出題」です。
たとえば「政治史」の場合、同じ大問の中で鎌倉時代、室町時代、江戸時代からまんべんなく出題されます。
テーマ史は全ての時代からまんべんなく出題されるため、苦手な時代があると得点が伸びなくなってしまいます。
テーマ史で高得点を取るには、通史の勉強を完成しておかなければいけません。
自分の志望する大学でテーマ史が出題されるとしても、焦らずにまずは通史の勉強に取り組んでいきましょう。
目安としては、共通テストで安定して8~9割取れるようになったら、テーマ史の対策へ入っていくと良いですね。
苦手な分野を残してしまうと、その部分はテーマ史でも失点してしまう可能性があるため、補強しておかなければいけません。
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テーマ史の効率的な勉強法
通史の勉強が終わったら、次はいよいよテーマ史の勉強ですが、何か新しく覚える必要はありません。
テーマ史は通史で覚えたことが、時代をまたがって出題されているだけなので、共通テストで安定して8~9割ほど取れる力があればOKです。
テーマ史であっても、基本的な問題には十分に対応できる力がついています。
テーマ史を本格的に対策するのであれば、テーマ史に特化した参考書や問題集に取り組んでいくと良いですね。
「講義形式の参考書」でテーマ史を深く勉強して、問題集でアウトプットするという流れです。
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テーマ史の対策におすすめの参考書
「石川晶康 日本史Bテーマ史講義の実況中継」は有名な石川先生の参考書で、テーマ史を詳しく解説してくれます。
語り口調で分かりやすく解説されているので、これまでの内容の整理の意味も含めて、取り組むと良いでしょう。
テーマ史の対策におすすめの問題集
オススメの問題集はZ会の「攻略日本史テーマ・文化史 整理と入試実践」。
章ごとに頻出のテーマがまとまっていて、知識を整理できます。
重要語句は赤シートで隠せるようになっているので、暗記の効率もとても良いです。
たくさんの実践的な問題も解けますので、これまで学んだテーマ史を得点につなげていきましょう。
知識が入っていても、アウトプットにしっかりと取り組んでおかないと、本番では上手く回答できません。
問題集を進めていくと、なんとなく解きにくい分野や時代が出てくると思います。
その時にはいったんテーマ史の勉強を置いて、通史の勉強に戻りましょう。
自分の苦手な時代を復習しなおしてから、再びテーマ史の勉強に戻ってください。
テーマ史は整理しながら勉強しよう
テーマ史では、1つの大問でいくつかの時代が同時に出題されるため、整理しながら覚えておかなければいけません。
通史の暗記が甘いと、「あれ、この人どっちの時代の人だっけ?」「この絵とあの絵はどっちが先に描かれたんだっけ?」となってしまいます。
特に元禄文化や化政文化など、時代が近いところは混同しがちです。
問題集で時代をまたいだ出題に慣れることで、区別がつくようにしておきましょう。
間違えた問題は、該当の問題だけでなく、周辺知識も含めしっかりと復習することが大切です。
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テーマ史は写真など、様々な角度から補強しよう
文化は資料集などで、絵や建築物の特徴も確認するようにしましょう。
史料問題などの対策にもなりますし、色々な角度から暗記することで記憶に定着しやすくなります。
また問題の中に知らない言葉が出てきた際は、山川の用語集などで確認するのも効果的です。
特に早稲田大学など難関大学では、用語集に載っている細かな知識が問われることもあるので、難問への対応力が上がります。
少し大変な作業ではありますが、日本史は深く、広く、様々な角度から覚えていくことで、成績が伸びていきます。
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テーマ史の勉強法のまとめ
テーマ史のステップ
①通史を仕上げる
②テーマ史の参考書で整理
③テーマ史の問題集を解く
③ニガテな時代を復習する
④テーマ史の問題集に戻る
上記のような順番で、どんどんテーマ史の勉強を進めていきましょう。
テーマ史の参考書や問題集は何冊も取り組む必要は無く、1冊ずつで十分。
取り組んだものをしっかりと固めたら、志望校の過去問に取り組みましょう。
過去問に入ってみて「もっとこうした方が良い」など、弱点が見つかれば、さらに補強してください。
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