大学入学共通テストの英語のリスニングが難しい!傾向と難易度!対策&勉強法


2020年度からセンター試験が廃止され、大学入学共通テストに移行されます。

それに伴い英語の試験は実用英語技能検定(英検)、TEAP、TOEFLなど、民間の試験に移行されることになりました。

今まではリスニングとリーディングの勉強だけで良かったのですが、スピーキングやライティングの勉強も必須になります。

→民間試験の導入は延期が発表されました。

今後も色々な点で変更があるかもしれませんので、インターネットなどでチェックしておきましょう。

 

大学入学共通テストでもセンター試験と同様に、英語の試験も行われます。

旧式のセンター試験の問題形式がリニューアルされるので、しっかりと確認しておかなければいけません。

大学入学センターの公式サイトで、新形式の試験のプレテストの問題を確認しておいてくださいね。

また定期的に志望校のホームページをチェックして、大学が大学入学共通テストと民間の試験をどのように扱うかを確認しておきましょう。

 

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リスニング試験の変更点と難易度の違い

リニューアルされた試験は、特に筆記試験の傾向が大幅に変わりました。

今までは当たり前のように文法や発音・アクセントの問題が出題されていましたが、全てが英文を読む問題に。

詳しくは「大学入学共通テストの英語の筆記試験の傾向と対策」をご覧ください。

一方でリスニング試験も形式は変わりましたが、大幅な変更は今のところありません。

センター試験と比べると少しだけ、複雑な問題が増えた印象です。

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第1問-Aの対策法

 

大問1-Aは短いナレーションが流れ、その内容に適する選択肢を選ぶ問題。

この問題はまず選択肢にサッと目を通し、「誰に対する情報を聴かなければいけないか」を把握しましょう。

そして該当する人物の情報にフォーカスして、音声を聴いてきます。

まれに2人以上の人物が選択肢に書かれているときがありますので、その場合はもう少し広く聴かなければいけません。

音声を聴く中で「ここが要点だな」と思うポイントをメモしておけば、簡単に答えられるでしょう。

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第1問-Bの対策法

 

短い音声が流れ、その音声と一致するイラストを選ぶ問題。

流れた音声を自分の頭の中でビジュアル化して、イメージを作りましょう。

そしてそのイメージと一致する選択肢を選ぶと、答えやすいですよ。

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第2問の対策法

 

大問2は対話の内容を聴いて、正しいイラストを選ぶ問題。

こちらは音声を聴きながら、消去法で選択肢を切っていきましょう。

例えば1回目の音声で2つの選択肢が消せれば、2回目の音声では残りの2つのイラストに集中して音声を聴くことができます。

また対話を聴きながら、自分の頭の中でビジュアルを作っていくという作業も大切になります。

 

第3問の対策法

 

大問3は対話に関する質問に適する選択肢を選ぶ問題。

簡単な状況の説明が日本語で書かれているので、必ず先に読んでイメージを作りましょう。

そして問題文も先に読んで、どこに集中して聴けばよいかを理解します。

その上で音声を聴いていくことで、正答率がグッと上がりますよ。

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第4問の対策法

 

第4問はグラフや表、イラストなどに関する英語の音声を聴き、問題に答えていきます。

イラストやグラフを見ながら音声を聴かなければいけないので、この問題は少し難易度が高いです。

音声を聴きながらイラストやグラフを見て、答えや手がかりを書き込んでいくことで情報を整理してください。

細かい情報も問われる上に音声も1回しか読まれないので、メモを取っていくことがカギになります。

 

第5問の対策法

 

大問5は2つの問題に分かれています。

1つは音声を聴いて、表やグラフを埋めていく問題。

もう1つは関連したナレーションの要点を問う問題。

 

表やグラフを埋める問題は、先に軽く設問に目を通して、空所にどのような種類の選択肢を挿入するのかを知っておきましょう。

その上で空所部分に注意しながら、音声を聴いていきます。

問題は1回しか読まれないので、メモを取ってください。

 

ナレーションの要点を問う問題は、重要だと思う情報をどんどんメモしていってください。

それでもメモを取ることに気を取られすぎずに、しっかりとナレーションの話を理解していかなければいけません。

最終的にナレーションを自分で簡単に要約できるような状態にできるよう、情報を整理しましょう。

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第6問-Aの対策法

 

第6問-Aは長めの対話に対して、2つの設問に答える問題。

まずは状況を先に読み、イメージを膨らませます。

それから設問を読み、聴かれるポイントを確認しておきましょう。

2人の登場人物の主張をそれぞれ問われるケースが多いので、2人の情報を分けて要点をメモしておくと良いですね。

 

第6問-Bの対策法

 

第6問-Bは3人以上の登場人物が出てくるケースが多く、情報の整理が求められます。

こちらも先に設問に目を通し、どこに注意して音声を聴かなければいけないかを知っておきましょう。

その上でそのヒントになりそうな部分をどんどんメモしていきつつ、話の全体像もしっかりとつかんでください。

 

リスニングの力を伸ばすために

 

大学入学共通テストに限らず、リスニングは「頭の中の知識を、聴いて理解できる」かどうかを問われています。

覚えた知識を文字だけでなく、音声として流れても理解できなければいけません。

単語や熟語を覚える際には、音声も一緒に覚えることが大切です。

またリスニングの問題を解いたら、スクリプトを見ながら音声を何度も聴き、文字と音声の認識を一致させてください。

さらに聴いた音声をマネして英文を音読することで、リスニングとスピーキングの力を伸ばしていくことができます。

解いた問題の音声を完璧に理解できるようになるまで、何度も繰り返し復習することが大切です。

問題を解くだけでは全く、リスニングの力は上がっていきません。

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