高校を中退しても早稲田大学と慶應義塾大学に合格された方から、中退から合格までの流れを詳しく教えてもらいました。
メンタル面から勉強法まで、本当に参考になる内容です。
高校を中退した方や中退を考えている方には大きな希望になりますし、難関大学に合格するためのヒントになるでしょう。
目次
高校中退から早稲田大学に合格したサクセスストーリー
この方は高校1年生の1学期と、かなり早い段階で高校を中退されています。
世の中の全てに嫌気がさし1年ほど引きこもってしまいますが、高卒認定の取得を経て、予備校に通い、早稲田大学に進学されました。
以下はその方のサクセスストーリーを原文のままお伝えしていきます!
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高校を中退した理由
小学校のころは真面目な生徒でした。
成績が特別良いわけではなかったですが、そこそこ勉強にも自信がありました。
どれぐらい真面目だったかというと、漫画やゲームを全然しないほど。
中学校に入学し、コミュニティが広がりました。
小学校はどちらかというとおとなしいグループに属していたので、中学校で今までと違うタイプの友人ができたのは楽しかったんです。
学校が終わってからも友人たちとファーストフード店に入り浸ったりしていたんですね。
そんな時に、当時流行っていたゲームボーイを貸してくれました。
これが良くなかった。
小学校の時に全くゲームをしなかったのが反動となって、ここから漫画・ゲームの世界にどっぷりはまっていきます。
もともと何か一つのことにハマりやすい性格だったこともあり、漫画・ゲームにハマってからは授業中も教師の話は聞かずに、漫画やゲームの攻略本を読んでいました。
漫画を読んでいることがバレてこっぴどく叱られてからも、ノートに漫画を描くなど、授業はほとんど聞いていなかったですね。
当然、勉強についていけなくなりました。
日々の小テストはいつも追試。
中間テストは全ての教科で赤点。
期末テストは当てずっぽうで回答する気にもなれず、無回答で出したので、全教科ゼロ点。
進路指導室に呼び出され、期末の点数を問いただされました。
教師からは留年を勧められました。
教師の話を聞きながら「留年したら、学費が一年分無駄にかかるな」と親への申し訳なさでずっとうつむいていたのですが、うつむいていた私にしびれを切らしたのか、教師が「俺の評価にも響くからいい加減にしてくれ」とつぶやいたんですね。
結局、高圧的な教師の態度に嫌気がさし、教師への反発心だけで中退しました。
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高校を中退してから高校認定試験を受けるまで
中退した時は、後先考えずに中退したので、「これからは好きなことだけで過ごしていきていけるなあ」とのんきに考えていました。
落ち込んだというよりは、学校に行かなくていいという嬉しさでした。
その考えは三日で無くなります。
やることがない…。
好きなゲームもやり込んでしまうと、やることがなくなります。
漫画も読みきってしまって飽きます。
しまいにはやることがなさすぎて、ひたすら夕日を眺めたり床の木目を模写していたりしていました。
おそらく軽いうつ状態だったと思います。
何事にも体がだるい。
食欲もなくなりました。生活リズムも昼夜逆転です。
心配してくれる両親には当たり散らし、自室に引きこもりました。
立ち直るきっかけは、テレビで引きこもりの特集を見てからです。
テレビの中に未来の自分が映し出されているように思え、現状に強い危機感を覚えました。
「普通の人生のレールに戻りたい」という思いで、18歳の春、大学受験を決心しました。
受験を決心し予備校に入学
最初は独学でやろうかと思いました。
ですが、3日も経たずに予備校に通うことに決めました。
学費は両親に頼んで出してもらいました。
独学ではなく、予備校に通うことを決めた理由は、
・参考書に書いてある内容がさっぱりわからない
・自宅で勉強できる気がしなかった
という2点です。
結果としては早々に予備校に通うことに決めてよかった、と思います。
プロの講師が教えてくれるので、勉強が進むのはもちろんですが、
・社会につながっている安心感
・勉強できる環境
・同じような条件下で頑張る友人
この3点を得られたのが、精神的に非常に良かったです。
私が入学した予備校は、大学受験向けの大手ではなく、中退者が大学進学を目指すための予備校でした。
そのため、入学希望者には最初に面談がありました。
最初の面談で自分の話を聞いてもらい、共感してもらったのが入学を決意した大きな理由でした。
また、私と同じような高校中退者がその予備校に通って、大学に合格した手記などを見せてもらい、「ここでなら頑張れそう」と安心できたのも大きかったです。
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高卒認定試験は難しい?
結論からいうと、高卒認定試験はしっかり勉強すれば合格できます。
高卒認定試験は「合格してもらうための試験」であり、内容が高校1年生レベルなので、難しくありません。
学力も精神面もボロボロだった私でしたので、予備校に入学していきなり猛勉強!というわけではなかったのですが、何度か面談を挟んでもらい、勉強することに慣れてからは徐々にペースを上げていきました。
予備校の先生の指導のもと、3ヶ月みっちり対策勉強をすればすんなり受かりました。
高卒認定を取得してからの受験勉強
高認を取得してからは一気に勉強のペースを上げました。
1日16時間ぐらい勉強していたと思います。
勉強は、全く苦ではありませんでした。
今までの遅れをどんどん取り戻せている手応えと、やった分だけテストの点が上がっていくのは、楽しかったです。
偏差値は最初は21とかでしたが、ぐんぐんのび、最終的には偏差値83まで伸びました。
大手予備校が主催する模試でも全国順位一桁まで食い込むことができたのは、「やればできる」という大きな自信になりました。
18歳の春に一念発起し、夏から秋にかけて高認の勉強をし、秋から受験勉強を本格化させました。
18歳(現役の年齢)での合格はかないませんでしたが、そこから約1年かけてさらに受験勉強をし、早稲田大学と慶應大学に合格することができました。
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高校に通わなくても大学受験の勉強は大丈夫?
高校に通わない方が、むしろ勉強に集中できると感じました。
もし受験する学校を私立大学に絞った場合、3教科の勉強だけでOK。
普通の高校生でしたら、5教科7科目を満遍なく勉強しないといけないので不要な科目に勉強時間を取られることになります。
中退生にとって受験勉強のみにフォーカスできるのは、大きなアドバンテージになると思います。
私も最初は国公立志望でセンター試験対策も勉強していたので、5教科7科目を万遍なく勉強しましたが、結果手が回りませんでした。
もし中退から旧帝大クラスの難関国公立を目指すならば、2年は必要だと思います。
一浪後に私立受験に絞り、英語・国語・世界史の3教科に特化してからは、3ヶ月でその3教科の偏差値が20上がりました。
勉強だけでなく、高校に通わない不安はたくさんあると思いますが、私は中退のデメリットはほぼ感じませんでした。
・勉強に集中できる
・予備校に通えば友人もできる
・中退した方がむしろ自由だし、その後の人生経験において、這い上がったことが自信になる
考え方を大学進学にしぼれば、目標大学の模試判定がAが出ればその後は何してもいいんです。
実際私は、早慶の模試判定がAをキープ出来るようになってからは、受験勉強は置いておいて全く別の勉強をしていました。
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大学に通ってからなじめた?
高校中退し、引きこもり・うつ状態の私でしたが、大学に通ってからはどうだったかというと、最初のうちは「やっぱり人と話すのは苦手」で、馴染めているかどうかは微妙なラインでした…(苦笑)。
サークルは漫画研究会に入り、コミケなどにも参加して楽しかったので、それなりに大学生活を楽しむことはできましたね。
アルバイトで接客業を始めてからは、人と接する苦手意識が消え、普通にコミュニティに溶け込めるようになりました。
人とのコミュニケーション力だけは、参考書から学べるものではないですからね。
最終的には無事に大学を卒業することができました。
高校中退からの早稲田&慶應合格ストーリーまとめ
高校を中退することは、デメリットばかりではないという事が分かっていただけたでしょう。
高校の中退をおすすめするわけではありませんが、中退してもそこで終わりではないという事です。
実は管理人である私の兄も高校を中退した後にMARCHに進学し、今では大手企業のバリバリの営業マンとして活躍しています。
中退して自分に自信を失ってしまったからこそ、大学では運動部に入り、心身ともに鍛え上げていました。
中退することで見える自分の弱点を意識的に克服する気持ちが、本当に大切なんです。
高校を中退して全てを諦めるのではなく、明るい未来を切り開けるように頑張ってくださいね。
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現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
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筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
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