秋田大学の数学の傾向
配点について
理工学部の配点は学科によって異なるため、一例だけ挙げておきます。
(例:数学・生命科学科)
この学科の前期における合否判定得点振り分けに関しては、
①センター試験5教科7科目850点
②個別学力検査2教科
数学:250点、理科:150点 計400点
個別学力試験の数学が20%となっています。
理科の対策をしながらより配点の高い数学には力を入れたいですね。
問題の形式
試験範囲は数学ⅠAⅡBⅢの全範囲です。
試験はすべて記述式、90分となっています。
問題は大問で(1)~(8)まであります。
他学部と共通の問題冊子になっているので注意してください。
自分の受験学部がどの問題を解く必要があるのか、最初に表紙を熟読し確認しましょう。
理工学部の試験は例年、大問3題分です。
(ⅰ)~(ⅲ)の小問で構成されています。
選択問題はなく、全問必答となります。
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問題の傾向とレベル
秋田大学の入試問題はかなり明確です。
大学のHPに入試終了後、問題や解答を載せる大学はめずらしくないですが、ここでは問題意図まで公開をしています。
1題1題に大学からのメッセージが込められています。
例年数学の試験で、何がポイントになっているかをまとめると、
①法則・公式を正しく理解しているか
②数学的な活用能力があるか
③論理的な思考力・表現力があるか
ということを前提としているようです。
また、全体を通してわかりやすい問題が多く、教科書の内容・参考書の頻出問題が理解できていれば解けるようなレベルです。
応用力を問うような難問というより、基礎的な計算力や公式への理解力を図る問題の多い試験になっています。
頻出は「数学Ⅰ:確率」、「数学Ⅱ:図形と方程式」、「数学B:ベクトル」、「数学Ⅲ:微分法」、「数学Ⅲ:積分法」、「数学Ⅲ:極限」です。
しかし、どの分野においても標準的なレベルの内容なので、「難しい問題を解く」、というよりは「簡単な問題で取りこぼさないようにする」といった対策をしていくべき試験です。
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秋田大学の数学の対策&勉強法
対策&勉強法①小問(ⅰ)
とにかくわからない問題をなくすために、教科書を1からやり直して公式を確認するところから始めましょう。
秋田大学入試で特によく出る重要公式は以下の通りです。
・基本的な確率(独立な思考の確率、和事象の確率、余事象の確率)の法則・公式
・接線・法線の方程式と囲まれた面積
・三角関数の加法定理、円周角の定理
・二項定理
・ベクトルの内積、垂直条件
・複素数における定理・公式(共役な複素数など)
これらは必ず確認しておきましょう。
また、章末問題に取り組み、自分の習熟度を確認してください。
これで、大問の(i)をまずクリアすることが出来ます。
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対策&勉強法②大問(ⅱ)・(ⅲ)
手広くやる必要はないため、解説が丁寧に書いてある参考書を1,2冊準備すれば十分です。
大問(ⅱ)・(ⅲ)の問題を解くためには、①で示したように教科書で公式を確認するだけでなく、
・積分法の置換積分、部分積分
・数列の漸化式
といった数学入試で定石となっている問題を演習しておけば大丈夫です。
これらはどの参考書を使っても入っているので演習をしっかり行ってください。
また(i)・(ⅱ)は (ⅲ)への誘導問題なので(ⅲ)で行き詰まったらもう一度(i)・(ⅱ)の解答を確認してください。
秋田大学では、関数の概形をかく問題が出されます。
対数関数や絶対値のついた関数をかけるようにしておいてください。
実際の試験では大問3つしかないため、1つ解けないとかなり厳しい展開になってしまいます。
分野を絞って山を張るなどせずに、頻出問題以外にも取り組みましょう。
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対策&勉強法③過去問題を解く
5年分を試験前には必ずやっておきましょう。
90分という時間の使い方や答案の作り方になれておく必要があります。
時間をしっかりと計って解くのをおすすめします。
特に大問3題のみになるので、1回解いて終わりではなく、見直しの時間も必ず作ることが重要です。
90分で過去問を解ききるのではなく、おおよそ70分で1度解き、残り20分は見直し等で検算できるところはやる癖をつけておきましょう。
また、大学HPに問題意図がのっているため、過去問演習の際には必ず一緒に確認しましょう。
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