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志望校を決めるときに、国公立大学にするべきか私立大学にするべきか、悩みますよね。
少し学力の高い高校だと「国公立大学は私立大学よりも優れている」、「国公立大学を目指すべきだ」という先生方も多いです。
一般的にも「国公立大学は私大より上だ」と考えている人も少なくありません。
私は早稲田大学を卒業しましたが、「国公立が必ずしも優れている」という考え方が、正しいものではないと感じるようになりました。
大学を卒業して一般企業への就職活動を経験し、予備校講師として長い間指導を続けてきた経験から、国公立大学と私立大学にはそれぞれの良さがあると確信しています。
また国公立大学と私立大学では入試のシステムが大きく変わりますから、勉強の進め方やスケジュールの立て方も全く異なります。
私もこれまで数多くの受験生を見てきましたが、意外と入試システムの違いを知らない人が多いことに気づき、この記事を書くことにしました!
志望校を決める際には「国公立大学と私立大学の違い」を、深く知っておかなければ後で苦労することになるので、ここからの内容をしっかりと読んで、正しい情報をキャッチしてください!
記事と筆者の信頼性
・筆者は模試の成績優秀者に掲載され、早稲田大学に合格
・予備校講師として、最新の受験のシステムを常にチェック
・国公立・私立の両方の受験生を指導
・これまでに2,000人以上の指導を担当
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目次
国公立大学と私立大学って何が違うの?
国公立大学と私立大学の違いを、簡単な表にまとめました!
様々な面で、国公立大学と私立大学には明確な違いがあるんですね。
ざっと表に目を通して、なんとなくこんな感じなんだなと理解してもらえればOKです。
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国公立大学と私立大学の運営元の違い
国立大学は国の資金で、公立大学は都道府県や市区町村の資金によって運営されています。
一方で私立大学は「学校法人」であり、各大学の経営者が資金を出して運営しています。
公共の予算で運営されている大学か、個人の予算で運営されている大学かという違いがあるわけですね。
公共の予算で運営されているからこそ、学費は基本的に国公立大学の方が安くなります。
この点については受験生の目線からするとそこまで大切なことではないので、頭に入れておいてもらえればOKです!
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国公立大学と私立大学ってどっちが難しい?
学校では「国公立大学の方が難しい」と言われることが多く、一般的にもそのイメージは強いかもしれません。
結論からお伝えすると「国公立でも私立でも、大学によってレベルに差があります」。
「国公立でも易しい大学もあれば、私立大学でも難しい大学がたくさんある」ということです。
実際の入試データを見て、国公立大学と私立大学の難易度を比較してみましょう。
沖縄の国立大学「琉球大学」の偏差値
※みんなの大学情報より引用
上の表を見て頂くと、琉球大学は国立大学ですが、医学部医学科以外は偏差値が50以下になっていることが分かります。
国公立でも偏差値が40後半から50前半の大学・学部は、意外と少なくありません。
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私立大学「慶應義塾大学」の偏差値
上の表が私立大学の中でも最も難しい大学の1つと言われている、慶應義塾大学。
偏差値は最低でも60を超えていて、難易度はかなり高いです。
琉球大学よりも慶應義塾大学に合格する方が、基本的には難しいといえるでしょう。
ここまでお伝えした通り、国公立大学と私立大学は必ずしも、国公立大学が難しいと判断できるものではないんです。
なぜ国公立の方が、私立より難しいと言われるのか
私立大学はいわゆる「Fラン」と呼ばれているような、合格することが難しくない大学も多数あります。
私立大学は学力の面だけで言えば、レベルが高い大学とそうでない大学で、大幅に差があるんです。
一方で国公立大学は公費で勉強することになりますから、どの大学も難易度は高くなります。
「国公立大学は全ての大学において一定の学力が求められ、私立大学は簡単に合格できる大学もたくさんある」ということです。
そのため「国公立大学の出身」となるとそれだけで、一定の学力があることの証明になるので、頭が良いと感じる人はとても多いでしょう。
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国公立大学と私立大学の試験の違いについて
国公立大学は教科数が多い
基本的に国公立大学は私立大学に比べて、多くの教科を勉強しなければいけません。
文系の受験生でも、数学や理科を勉強しなければいけないケースも多いです。
先ほど例に挙げた琉球大学の場合。
琉球大学の試験科目
琉球大学/人文社会学部/国際法政学科の前期試験の場合
一次試験「国語・地歴・公民・数学・理科・外国語」(5教科6~7科目)」
二次試験「英語」
私立大学では基本的に3教科受験であるのに対して、国公立大学は一次試験の大学入学共通テスト(旧センター試験)で、たくさんの教科を受験しなければいけないケースが多いです。
また私立大学と比べて受験のチャンスがかなり限られていますし、1回しか受けられない大学入学共通テストの出来が合否を大きく左右するので、一発勝負で失敗してしまうとかなり厳しい状況になってしまいます。
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私立大学はチャンスが多い
それに比べて私立大学はたくさんの大学・学部を受けられるので、チャンスはかなり多いです。
教科も3教科のケースが多いので、範囲を絞って勉強できます。
これを聞くと国公立大学の方が難易度が高いように感じるかもしれませんが、もちろん大学のレベルが上がれば上がるほど試験の難易度も高くなっていきます。
3教科に特化したうえで難易度が上がっていくので、特に上位の大学では悪問や奇問と呼ばれるような超ハードな問題が出題されることも珍しくありません。
私立大学は大学側が自由に設問を作ることができますから、大学の色を出したり、あえて難しい問題を出したりすることもあります。
私が早稲田大学を受験したときも、「こんな問題誰が解けるの?運で決まるじゃん!」と言った問題も、少なからず出題されていました。
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国公立大学と私立大学、どっちを志望するべき?
よく「国公立大学と私立大学、どちらを志望するべきでしょうか」というご質問を頂きます。
私の意見としては国公立か私立かというくくりで考えるのではなく、「自分がどこの大学に行きたいのか」で決めるのが良いと思います。
というのも受験勉強はどれだけモチベーションをあげて、入試本番までたくさん勉強できるかで合否が決まります。
モチベーションを上げるためには「どうしても行きたい」と思える志望校を持つことが、何よりも大切です。
例えば「国公立大学の方がかっこいい!」というだけの理由であっても、勉強を本気で頑張れるのであれば、それで全く問題ないと思います。
私は自分の高校から早稲田大学に合格している人がおらず、父親や兄も早稲田大学に落ちてMARCHに進学したので、「早稲田大学に合格してみんなを驚かせたい」という一心で、本気で勉強に取り組みました。
この強い思いがあったからこそ、自宅での浪人でも挫折せずに、最後まで勉強を進めることができたんです。
気になる大学のホームページを見て、キャンパスに実際に足を運んで、感情が揺さぶられるような大学を志望校にしてください。
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国公立大学と私立大学の併願はできる?
国公立大学を第一志望にしている受験生は、基本的に私立大学を併願することが多いでしょう。
大学入学共通テストが悪かった時に私立大学に狙いを変えたり、共通テスト利用で私立大学を抑えておくなど。
また国公立大学を志望する受験生で数学が得意な受験生は、英国数の3科目で私立大学を受験するというケースも多いです。
文系の受験生と数学で大きく差をつけて、私立大学の合格を狙っていきます。
私立大学の入試問題を見ると、世界史の中で日本史の知識を問うなど、多くの教科を勉強している受験生が有利になる設問が用意されていることもあります。
「国公立を第一志望としている、レベルの高い受験生を獲得したい」という意思が見えますね。
私立志望の人は国公立を併願にしにくい
一方で私立大学を第一志望にしている受験生が、国公立大学を併願にするケースはほとんどないでしょう。
国公立大学を併願にするために、志望している私立大学で不要な教科を勉強するのは、効率が悪いですからね。
共通テストで3科目しか受験する必要がない国公立大学もまれにありますので、そちらを併願するケースはありますね。
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国公立か私立かは、いつまでに決めるべき?
志望校を決めるのは簡単ではないかもしれませんが、できる限り早く、国公立にするか私立にするかを絞るべきです。
というのも5教科を広く浅く勉強するのと、3教科を狭く深く勉強するのでは、勉強の仕方が大きく変わってくるからです。
5教科を勉強していて途中から3教科に絞った場合、3教科に特化して勉強し続けていた場合に比べて成績は低いでしょう。
逆に3教科から5教科に増やす場合、受験する科目が増えるので、新しく覚えなければいけないことが多くなります。
国公立にするか私立にするかを早めに決めないと、遠回りをしながら勉強しなければいけなくなってしまうという事です。
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途中で国公立と私立の志望を変えることはできる?
国公立大学を志望している人が、私立大学に志望校を変えるのはそこまで難しいことではありません。
5教科7科目勉強していたところを3教科にするとなると、これまで学習した分がもったいなくはなってしまいますが、何とか巻き返せるでしょう。
一方で私立大学を志望している人が途中で国公立を志望するとなると、場合によっては勉強する教科数がかなり増えることになります。
これまでの計画を大幅に変えなければいけませんし、時期が遅いと間に合わなくなってしまう可能性もあります。
私立大学を志望すると決めたら、途中での変更はかなり大変ですので、そのことは頭に入れたうえで決断してください。
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学費はどれくらい違うの?
国立大学の方が、私立大学よりも学費が安いのはイメージがつきますよね。
ではどれくらいの差があるのでしょうか。
入学から卒業までの入学金・授業料の合計 | |||
国立大学 | 私立大学 | 差額 | |
文系 | 242万5200円 | 385万9543円 | 143万4343円 |
理系 | 521万7624円 | 279万0624円 | |
医学部 | 349万6800円 | 2245万0682円 | 1895万3882円 |
※引用元:大学生の一人暮らしスタートNAVI
やはり国公立大学の方が学費が安いことは明白です。
文系、理系、医学部の順に学費に差が出るというデータになっています。
医学部ともなるとかなりの金額の差になりますので、学費を親御さんと相談して志望校を決めた方が良いでしょう。
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就職に有利、不利はあるの?
大学を卒業して実際に就職活動を経験した私の意見としては、一般企業で言えば国公立・私立の差よりも、偏差値やネームバリューで差がつくと考えています。
採用を担当する人の各大学へのイメージやその大学の偏差値から、志望者のランクを判断することが多いでしょう。
入試の試験がどれくらい難しいかという細かなところまでは、多くの人は知りませんからね。
またいわゆる学歴フィルターと言われる履歴書さえ通れば、就職活動では面接が一番の判断材料になりますので、偏差値の細かな違いで合否が左右されることはほとんどないと言えます。
私は早稲田大学を卒業して就職しましたが、就職先には国公立大学の出身者も多く、必ずしもどちらが有利ということはないように感じました。
一方で地方の国公立大学は、その地域での就職にはかなり強いと言われています。
各地方にある国公立大学はその地方ではトップクラスに優秀な大学と評価されますから、その人材が就職してくれるというのは、地元の企業にとってはとても嬉しいことですからね。
高校によっては「国公立大学こそ正義」と評価しているところもあるようですが、就職の面だけで見れば、必ずしも国公立大学が有利だということはありません。
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国公立大学と私立大学の授業や雰囲気の違い
私は早稲田大学に通っていましたが、国公立大学に通っている友達もいたので、情報を共有して雰囲気の違いを調査してみました!
国公立大学は私立大学の学生の人数を比べてみました。
早稲田大学は学部生の人数が2019年の時点で40,267人(早稲田大学公式サイトより)。
琉球大学は学部生の人数が2019年の時点で7,140人(琉球大学公式サイトより)。
単純な比較はできませんが、基本的には国公立大学の方が人数は少ないといえるでしょう。
国公立大学に通う友達の話だと、授業を受ける人数が少なく、質の高い授業を集中して受講できると言っていました。
一方で人数が多い私立大学は色々な人と交流することができますし、学園祭や部活、サークルなどの盛り上がりはかなり大きいです。
イメージではありますが国公立大学は真面目で勉強に集中する学生が多い一方で、私立大学の学生は色々なことにチャレンジして楽しむという印象で、カラーには違いがあるように感じます。
私立大学はスポーツ推薦や一芸入試など、勉強以外で入学している人も多いです。
一方で国公立大学では推薦入試の人の割合は少ないので、学力のレベルで言えば大きな差は無いでしょう。
その点から見ても、やはり私立大学の方が1人1人の個性の差は大きいかもしれません。
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国公立大学と私立大学のネームバリューについて
東大や京大など一部の大学を除けば、基本的には私立大学の方がネームバリューは圧倒的に強いです。
例えば東工大(東京工業大学)といえばかなり学力の高い大学ですが、関西圏の人は知らない人も多いのです。
私が通っていた早稲田大学では、もちろん受験勉強を必死に頑張ってきた人が多かったですが、そんな学生でも関西圏の人は東工大を知らない人も珍しくなく、かなり驚きました。
地方の国公立大学となると、その地方でのネームバリューは強いですが、全国で見ると知名度はかなり低くなってしまいます。
一方で日東駒専やMARCH、早慶上智といった私立大学は、全国どこに住んでいても名前を聞いたことがあると思います。
大学名を聞かれたときに誰もが知っている大学を言えるという点では、私立大学のネームバリューは強みですね。
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結論:国公立でも私立でも、大学によって様々な違いがある
ここまでお伝えした内容をもう一度、箇条書きで整理していきます。
ポイント
・国公立大学と私立大学は、必ずしもどちらが難しいということは無い
・私立大学の対策は深く狭く、国公立大学の対策は複数の教科をバランス良く
・私立大学を第一で考えている場合は、国公立大学を併願にするのは難しい
・効率的な対策をするためにも、私立と国公立のどっちを志望校にするか、早めに決めた方が良い
・学費は基本的に、私立大学の方が高い
・私立大学と国公立大学で、大学のカラーは変わる
・私立大学の方がネームバリューが強いケースが多い
国公立大学と私立大学にはそれぞれ特徴があり、どちらが必ずしもレベルが高い、評価が良いということは無いということ、分かっていただけたでしょうか。
そしてどちらを志望するかによって、勉強の方針が大きく変わるということも忘れないでください。
お伝えした通り「ここの大学にどうしても行きたい!」と思える大学を探すことが大切です。
その大学が私立大学か国公立大学かで勉強の仕方は変わってきますが、強い思いがあれば合格するために必死で勉強をして、合格を勝ち取れるでしょう!
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