神戸大学の数学の傾向とレベル
本学理系数学の試験問題は大問5問から成り、試験時間は120分です。
単純計算1問あたり24分で、難易度を考慮して考えると妥当な時間設定と言えます。
参考までに京都大学は6問150分で1問あたり25分、大阪大学は5問150分で1問あたり30分ですので、近隣の国立大学と比較して極端に時間配分が異なるということはありません。
解答の形式としては全問記述式で、解答の導出過程まで論理的に記述する力が求められます。
問題の難易度としては標準〜やや難と言ったところで、極端に難しい問題や奇問はほとんどありません。
数学が得意な生徒は高得点が期待できるでしょうし、逆に基礎の定着をおろそかにしてきてしっかりとした数学力が身についてない生徒は点数を取ることが難しいでしょう。
基礎学力の有無が如実に点差に表れるような丁度良い難度です。
従って対策としては、しっかりと基礎を定着させた上で問題演習に取り組む、といったオーソドックスな勉強法が最適と言えます。
合格ラインは学部にもよりますが、最低でも6割は確保したいところです。
問題の特徴としては、小問の数が多く、誘導がなされている問題も多いことが挙げられます。
前の小問が次の小問にどのように活かされるのかを意識しながら解答にあたりましょう。
数学Ⅲの分野からの出題は例年多く、毎年5問中3問前後は数学Ⅲでの学習内容を利用して解答する問題になっています。
中でも微積分についてはほぼ毎年出題されており、出題内容もグラフの増減を考察する問題から回転体の体積、曲線の長さを求める問題まで多岐に渡ります。
また複素数平面、楕円、極方程式もここ5年で一度ずつ出題されており、数学Ⅲについては幅広く学習しておく必要があるでしょう。
数学ⅠAⅡBではベクトル、確率、整数問題が頻出で、数学Ⅲと絡めた出題も見られます。
また、証明問題もほぼ毎年のように出題されているため、注意が必要です。
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神戸大学の数学の学習の指針
特殊なアプローチを必要とする問題はほとんど出題されないため特別な対策は必要なく、しっかりとした基礎力をつけることを意識して学習しましょう。
記述力をつけるために、日頃の学習からしっかりとした答案を作成するよう心がけてください。
神戸大学の数学の対策&勉強法
対策&勉強法①頻出分野は重点的に
数学Ⅲの分野からの出題が多いため、重点的に学習する必要があります。
毎年出題が見られる微積分の分野の学習は特に重点的におこなってください。
積分の分野では、体積を求める問題をはじめとして複雑な計算を必要とする問題も多いため、日頃の学習から複雑な計算をこなすなどして計算力もつけておかなければなりません。
また、同じく高頻度で出題の見られる確率、整数問題に関しては、ジャンケンやサイコロを利用したゲームなど問題ごとにルールを設定し、そのルールに基づいた事象を考察させる問題が多いです。
問題文を正確に読み取る日本語力と、図や表をかくなどして整理して考える力が必要ですので、日頃の学習から意識して鍛えるようにしてください。
学習のレベルとしては、青チャートの例題レベルの問題を確実に解けるようにしておけば典型問題の習得は十分ですので、そのレベルに到達したら入試問題集や過去問で実践的な実力を養成していってください。
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対策&勉強法②過去問演習
過去問演習では、しっかりと本番と同じ時間を計って取り組むようにしてください。
実際に試験を受ける際の時間の配分の仕方などをしっかりと練習しておくためです。
国公立大学の数学の試験では、満点を取る必要はありません。
取れる問題を確実に取るようにしていくことが大切なのです。
そのためには、自分には解けないと思った問題を思い切って捨てる勇気も時には必要です。
捨てる問題を見極める練習をするためにも、過去問は時間を計って、きっちり取り組むようにしてください。
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神戸大学の数学の対策&勉強法のまとめ
前述した通り、取れる問題を確実にとっていくことが合格への近道です。
少し考えてわからなければ一旦諦めて次の問題に行くようにするなど、上手に時間を配分する訓練を、過去問演習を通して行いましょう。
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