チャート式基礎からの新々総合英語の勉強法とCD音声の使い方！レベル/難易度と評価/評判【東大京大早慶】

英文法の辞書のような頼れる参考書、「チャート式総合英語」について詳しく解説していきます！

筆者

チャート式新々総合英語とは？

新々総合英語はForestやEverGreen、ビジョンクエスト、ブレイクスルー、デュアルスコープのようないわゆる「文法書」。

英文法の細かい内容まで書かれている、分厚い参考書です。

英文法の辞書のような位置づけになるので、学校や予備校の授業で分からないことがあった時や、問題の解説を読んでも理解できない時に役立ちます。

下の写真のように中身はカラフルでイラストもあり、とても見やすいので勉強を進めやすいです。

文法の解説だけでなく「TRY問題」と「EXERCIES問題」も収録されているので、学んだ内容がしっかりと定着しているかも確認できます。

実際に参考書の中身を見てから買おう

有名どころの文法書は内容にさほど違いはないので、実際に書店で手に取ってみる、もしくはインターネットで検索して「どれを使いたいと感じるか」で決めるのが良いでしょう。

参考書は情報の質もそうですが、「自分のモチベーションが上がるか」という観点もとても大切です。

「明日から頑張れそうだ！」と思えるのであれば、表紙が自分の好みという要素も、意外と重要になります。

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チャート式新々総合英語のレベル/難易度

ForestやEvergreenなどと比べると、レベルはチャート式新々総合英語の方が高いです。

例文で使われている語彙の難易度も高いので、英文法にニガテ意識がある人には、難しいと感じるかもしれません。

東大や京大、早稲田慶應・GMARCH・関関同立といった難関大学を志望する受験生向けの文法書と言えるでしょう。

英文法の細かい部分まで理解できるので、いわゆる難問にも対応できる可能性が上がります。

チャート式シリーズには黄チャート「デュアルスコープ総合英語」と白チャート「ラーナーズ高校英語」があります。

自分のレベルに合ったものを勉強していくと良いでしょう。

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チャート式新々総合英語を使う前に

情報量の多いチャート式新々総合英語は、よーいドンで文法を勉強し始める受験生には向いていません。

情報量が多く説明も堅いのでかなり苦労するでしょうし、時間も必要以上にかかってしまうでしょう。

それでいて下の写真のように、かなり分厚くて読み切るのが大変です。

特に初学者の方や、高校1年生、高校2年生の人が取り組もうとすると、途中で挫折してしまって英文法にニガテ意識を持ってしまう人も出てくるかもしれません。

講義形式の参考書と併用しよう

英文法の勉強を始めるときにおすすめなのは、講義の参考書です。

文法書と比べると細かい情報がカットされている分、語り口調で、予備校の講義のような形で文法を教えてくれます。

講義の参考書で英文法の全体像や要点をしっかりと覚えながら、チャート式新々総合英語などの辞書型の参考書に取り組みましょう。

難関大学を目指すための講義の参考書は、「深めて解ける！英文法INPUT」「英文法の核」などがおすすめ。

まずは基礎的なところから勉強したいという場合は、「大岩のいちばんはじめの英文法」「成川の「なぜ」がわかる英文法」「関正生の世界一わかりやすい英文法」あたりがおすすめです。

文法は「理解」と「演習」の両立が大切

講義形式の参考書の英文法を理解しながら、問題集でアウトプットして演習力をつけるという流れが、英文法の勉強の基本になります。

問題を解くの中で分からない部分をより深く理解するために、チャート式新々総合英語に頼っていきましょう。

英文法の勉強をする際にいきなりNextStageやVintage、スクランブルといった、問題集に取り組む人がとても多いです。

しかし問題集はあくまで理解した内容をアウトプットするためのものであり、そもそも英文法が理解できていないと、答えを丸暗記するだけになってしまいます。

英文法は「理解」と「演習」の両方が重要であり、骨組みをしっかりと理解したうえで、1問でも多くの問題を解いていくことで、細かな知識まで対応できるようになっていきます。

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チャート式新々総合英語の使い方＆勉強法

以下の２つのポイントを意識して、この参考書に取り組みましょう。

辞書として活用しよう

英文法のことで何か分からないことがあったらすぐに、新々総合英語を開きましょう。

「予備校や学校の授業を受けているとき」、「問題集や過去問を解いているとき」、「参考書の解説を読んでいるとき」などなど。

新々総合英語は細かいところまで書かれていますから、悩みが解決されるだけでなく、知識量が増え、ニガテが得意に変わるでしょう。

ポイントとなる部分にはマーカーなどを引いておいて、何度も復習してください。

分からないことがあるたびに新々総合英語を開いて知識を深めれば、英文法がどんどん得意になっていきます。

特に重要な部分はノートにまとめるなどしておくと、スキマ時間でいつでも復習ができます。

細かい情報までインプットすることができるので、難関大学の試験で難問が出題されても、対応できるケースが増えるでしょう。

ニガテな部分を補強できる

またチャート式新々総合英語は解説がとても細かいので、自分が苦手な分野をピンポイントで勉強するのにもおすすめ。

例えば仮定法がニガテであれば、仮定法の章だけ集中して深く勉強していけば、理解を深められます。

苦手な分野も集中して勉強していけば問題なく克服できますし、得意分野に変わることもあるでしょう。

チャート式新々総合英語を読んでも分からない部分は、インターネットで検索してより詳しい情報を集めるようにすると、解決できることも多いです。

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チャート式新々総合英語のCDの使い方

チャート式新々総合英語にはCDが付属しているので、こちらの音声も効果的に使っていきましょう。

新々総合英語の例文はどれも、英文法の重要事項を含んだとても大切な文。

例文を聴いていれば自然と、文法の重要事項を体で覚えられるんです。

通学時間や暇な時など、スキマ時間にCDを流しておきましょう。

最終的には例文を丸ごと覚えている状態が理想的ですね。

感覚的な理解へつなげる

英文法は日本語の用語で「理屈」で理解しているだけでは、対応できない問題も増えてきます。

英語長文を読む際やリスニングの時なども、英文法の理屈を思い出している時間はありません。

感覚的に英文法を勉強していけば、問題を見た時も「明確な根拠は説明できないけれど、なんとなくこれが正解だと思う」と判断できることも出てくるでしょう。

これは勘ではありません。

日本語で言えば「私（）スポーツが好きだ」の空所には「は」が入るというのは、文法的に説明するのは難しいけれど、それしかないと分かっている状態です。

チャート式新々総合英語のCDを活用して、重要な文法事項を勉強していれば、理屈と感覚の両方から英文法を学べるので、大きく英語力を底上げできるということですね。

例文の音読は得点に直結する

重要な英文法は入試では、英作文や並び替え問題でも狙われるポイント。

ただ英文法を理解しているだけでは、その文法を使って正しく英文を書き出すことはできません。

例文をCDを音読して暗記することで、その文を少し変えて色々な英文が書けるようになります。

重要な例文を覚えれば、文法の知識が吸収できるのはもちろん、様々な問題に対応できるようになるということです。

英語を話すことにもつながりますから、英会話やTEAP・英検などの4技能試験のスピーキングテストにも活きてくるでしょう。

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チャート式新々総合英語のレベルと使い方まとめ