中央大学法学部の世界史で合格点を取る対策&勉強法
中央大学法学部の世界史の傾向と難易度
問題構成については、例年、大問3題・小問50題強です。
試験時間は60分ですので、単純計算すると1問あたり1分強で解くことになります。
ただし、論述問題がありますので、それ以外は1分弱で解かなければなりません。
問題形式は、論述以外はマークシート方式と記述方式の併用です。
マークシート方式では、「正しければ①」「誤っていれば②」をマークさせる正誤問題に特徴があります。
また、語句ではなく、正文または誤文を選択させる問題も頻出です。
一方、記述問題は本文空欄補充と単答記述です。
論述問題は、10~35字の短文論述が例年2題出題されます。
時系列を問う問題や地図問題が出題されることもあります。
出題される地域は、大問では欧米とアジアで2:1となることが多いです。
欧米ではヨーロッパが大問の一つとなることが多いです。
アジアでは中国史が中心となっています。
時代については、古代から現代まで幅広く出題されています。
たとえば、古代から現代までの漢民族についての大問が出題されたことがあります。
ただし、現代史からの出題は、数問で多くはありません。
分野別では、政治・外交史が中心です。
ただし、学部の性格上、法学や制度に関する出題があります。
たとえば、大土地所有制についての正誤問題が出題されています。
また、文化史も多く出題され、大問一つが文化史に充てられた年度もあります。
難易度としては、ほとんどが教科書レベルの基本的なものです。
ただし、論述問題はもちろん、選択問題でも上記のように語句の正文または誤文選択問題が頻出ですので、語句の丸暗記では対応できません。
>>1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら
中央大学法学部の世界史の対策&勉強法
対策&勉強法①論述問題を練習しよう
論述問題は必出です。
たとえば、「アメリカ独立宣言には、発表前に削除された部分があるが、それは何について述べたものか。
その事柄を10字以内で答えなさい。」「均輸法について、35字以内で説明しなさい」のような。
字数が10~35字と少ないので、必要事項のみを簡潔にまとめる練習が必要です。
市販の問題集などを用いて、回数をこなしましょう。
>>1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
対策&勉強法②教科書内容をおさえよう
上記のとおり教科書内容がほとんどですが、とくに法律や条約、制度などは事項の名称だけでなく、内容を問われます。
たとえば、「平準法とはいかなる制度か。30字以内で説明しなさい。」という論述問題が出題されています。
また、選択問題でも「ヴェネツィアに関するつぎの記述のうち、誤っているものはどれか」という誤文選択問題が出題されています。
事項の名称の丸暗記ではなく、教科書の本文や用語集・資料集の解説も読んでおく必要があります。
対策&勉強法③正誤問題に慣れておこう
正誤問題も必須です。「つぎの記述は正しいか。正しければ①を、誤っていれば②をマークしなさい」という形式が特徴です。
たとえば、「ナポレオンの遠征に関するつぎの記述(あ~う)は正しいか。それぞれについて正しければ①を、誤っていれば②を」というような出題がありました。
また、複数選択する問題も出題されています。
たとえば、「7年戦争に関する記述として正しいものはどれか。2つ選んで」というような。
一般的な正誤問題も出題されます。
たとえば、「光武帝の事績等に関するつぎの記述は正しいか。正しいものを1つ選んで」という問題です。
まずは誤肢を選びましょう。
選択問題と同じく、教科書の本文などを読んでおく必要があります。
対策&勉強法④文化史をおさえておこう
政治・経済史が中心とはいえ、上記のように大問一つが文化史に充てられたことがあります。
小問については、アジアでは「儒学の主な経典である五経とは一般に何をさすか。そのうち3つは『易経』・『書経』・『詩経』である。
のこりの2つの組み合わせを1つ選んで」という、やや詳細な設問が出題されたことがあります。
ヨーロッパでも、ディケンズの同時代の文学者を答えさせる、これもやや詳細な設問が出題されています。
文化史は資料集などのまとめ表に目を通しておきましょう。
自分でまとめ表などを作成すると、なお効果的です。
対策&勉強法⑤記述問題は正確な表記を心がけよう
記述問題は、空欄補充問題と単答とがあります。
どちらも基本的な設問が大半です。
たとえば、「「国際法の父」とされたオランダの法学者は誰か」というような。
書き間違いで点を落とさないように正確な表記を練習しておきましょう。
紛らわしい用語や間違えやすい漢字には、特に注意をしてください。
対策&勉強法⑥地図や年表にも目を通しておこう
上記のように、地図問題が出題されることがあります。
たとえば、「文章(A~C)の島は、地図Ⅰ・地図Ⅱのどこにあたるか」と問うてシチリア島・セイロン島・クレタ島を答えさせるというような。
また、時系列を問う問題も出題されることがあります。
たとえば、「以下の出来事のなかで時系列的にみてもっとも遅いものはどれか」として「テルミドール9日のクーデタ」を答えさせるというような。
教科書や資料集の地図と年表にも触れておいてください。
対策&勉強法⑦計画的な学習を心がけよう
論述問題の練習には、ある程度の時間が必要です。
また、文化史は後回しにされがちです。
通史は早めに終わらせておきましょう。
過去問を解くことはもちろん重要です。
特徴の一つである正誤問題は、時間との勝負になりますので慣れが必要です。
また法学部はもちろんのこと、他学部の過去問もできる限り解くようにすると良いでしょう。
直前の対策として、法学部以前に試験が実施された学部の問題を入手して解くことも有効です。
似たような問題が出題されることがあります。
2018年度は法学部の試験日が2/12・13ですから、文学部(2/10)、商学部(2/11)の問題を解くことが可能です。
大学全般の傾向としては、教科書内容が大半なのですから、まずは教科書本文を古代から現代まで精読しましょう。
⇒1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた「秘密のワザ」はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら
現役の時に偏差値40ほど、日東駒専に全落ちした私。
しかし浪人して1ヶ月で「英語長文」を徹底的に攻略して、英語の偏差値が70を越え、早稲田大学に合格できました!
私の英語長文の読み方をぜひ「マネ」してみてください!
・1ヶ月で一気に英語の偏差値を伸ばしてみたい
・英語長文をスラスラ読めるようになりたい
・無料で勉強法を教わりたい
こんな思いがある人は、下のラインアカウントを追加してください!
筆者は現役時代、偏差値40ほどで日東駒専を含む12回の受験、全てに不合格。
原因は「英語長文が全く読めなかったこと」で、英語の大部分を失点してしまったから。
浪人をして英語長文の読み方を研究すると、1ヶ月で偏差値は70を超え、最終的に早稲田大学に合格。
「1ヶ月で英語長文がスラスラ読める方法」を指導中。
⇒【秘密のワザ】1ヵ月で英語の偏差値が40から70に伸びた方法はこちら
⇒【1カ月で】早慶・国公立の英語長文がスラスラ読める勉強法はこちら
⇒【速読】英語長文を読むスピードを速く、試験時間を5分余らせる方法はこちら