中央大学経済学部の世界史の対策法
中央大学経済学部の世界史の傾向と難易度
問題構成については、年度と実施日ごとに変化があります。
とは言え大問は2題か4題で、小問は40題前後です。
試験時間は60分ですので、単純計算すると1問あたり1分30秒で解くことになりますが、論述問題がありますのでそれ以外は1分弱で解かなければなりません。
問題形式は、単答記述が大半です。
また、論述問題が必出です。
記号選択問題も出題され、語句選択や正誤問題、事項の時系列整序問題が出題されています。
地図問題が出題されたこともあります。
出題される地域は、年度・実施日によって異なるため、特定できません。
欧米は例年大問で一つ出題されています。
欧米のうち、近年はアメリカの出題が多いです。
ただし、主要国だけでなく、周辺地域からも出題されることがあります。
たとえば、東欧諸国が大問一つに充てられたことがあります。
アジアについては、中国だけでなく様々な地域から出題されます。
たとえば、アフガニスタンやベンガル地方などです。
イスラーム世界といった広域的な出題がされたこともあります。
時代については、これも年度・実施日によって先史から現代までさまざまです。
たとえば、古い時代では人類の誕生が出題されたことがあります。
分野別では、政治・経済史・文化史とこれも幅広いです。
政治史が中心ではありますが、学部の性格上、経済史も頻出です。
たとえば、中世ヨーロッパの商業圏が大問一つに充てられたことがあります。
また、テーマ史が出題されることがあります。
たとえば、「インド=ヨーロッパ語族の歴史」や「暦」、「歴代アメリカ合衆国大統領」が出題されています。
難易度は教科書レベルが大半です。
たたし、単答記述や正誤問題の文で、やや詳細なものが出題されることがあります。
たとえば、教皇子午線を定めた教皇の名前を答えさせる問題や、「フランスのアンリ4世は、晩年のラファエロの保護者であった」という誤肢が出題されたことがあります。
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中央大学経済学部の世界史の対策&勉強法
対策&勉強法①論述問題を練習しよう
論述問題は必出です。
年度・実施日によって異なりますが、字数は40~150字程度で、複数題出題されることが多いです。
また、指定語句がある場合もあります。
その場合、指定語句を制約とは考えないでください。
指定語句を設問の要求に沿って配列すれば、ほぼ自動的に論旨は固まるものです。
たとえば、「孫文による革命組織創立から辛亥革命に至る過程について」、「袁世凱、臨時大総統、1894年、1905年、1911年」の語句を用いて、100字以内で述べる問題がそうです。
字数が多くないので、簡潔にまとめる訓練をしましょう。
ただし、「以下の語群の中からもっとも適切なものを5つ選び」という選択問題の要素を含む出題がされることがあります。
たとえば、「以下の語群の中から最も適切な語句を5つ選びだし、それらをすべて用いてスエズ戦争(第2次中東戦争)の主要原因について150字以内で述べなさい。」「スエズ運河の建設、スエズ運河の国有化、スエズ運河の株式買収、ナギブ、サダト、ナセル、ムバラク、アスワン=ハイダム、ナイル川、ヴィクトリア瀑布、第三勢力、西側諸国、イスラエル、インド、中国、ユーゴスラヴィア」というような。
この場合、語句の丸暗記ではなく、その内容や前後関係を把握しておく必要があります。
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対策&勉強法②時系列をおさえておこう
上記のように、時系列の整序を問う問題が出題されます。
たとえば、「前1世紀のローマに関する次の出来事を古い順に並べ替えなさい。」というような。
選択肢に、やや詳細な内容が含まれることがあります。
「クラックスがパルティア遠征で戦死した」など。
教科書の本文はもちろん、側注や脚注、用語集の解説にも目を通しておきましょう。
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対策&勉強法③現代史をおさえておこう
現代史は頻出です。
上記の論述問題もそうです。
また、選択問題では中華人民共和国とソ連の関係を問う設問と、戦後の台湾の歴史が同年度・同実施日に出題されたことがあります。
正誤問題でANZUSとAPECを判別する問題が出題されたこともあります。
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対策&勉強法④記述問題は正確な表記を心がけよう
記述問題は、上記のとおりやや詳細な出題がされることもありますが、基本的な設問が大半です。
たとえば、「<新大陸>においてポルトガル語が公用語とされた国があるが、それはどこか」というような。
書き間違いで点を落とさないように正確な表記を練習しておきましょう。
紛らわしい用語や間違えやすい漢字には、特に注意をしてください。
対策&勉強法⑤地図にも目を通しておこう
上記のように、地図問題が出題されることがあります。
たとえば、「以下の地図中で、リューベックおよびリガに対応するもっとも適切な番号を記しなさい」というような。
教科書や資料集の地図に触れておいてください。
対策&勉強法⑥計画的な学習を心がけよう
論述問題の練習には、ある程度の時間が必要です。
また、現代史は後回しにされがちです。
さらに上記のとおり、テーマ史が出題されることがあります。
通史は早めに終わらせておきましょう。
過去問を解くことはもちろん重要です。
また経済学部はもちろんのこと、他学部の過去問もできる限り解くようにすると良いでしょう。
直前の対策として、経済学部以前に試験が実施された学部の問題を入手して解くことも有効です。
似たような問題が出題されることがあります。
2018年度は経済学部の試験日が2/14・15ですから、文学部(2/10)、商学部(2/11)、法学部(2/12・13)の問題を解くことが可能です。
大学全体としては教科書水準の出題が多いですから、まずは教科書を先史から現代まで、本文はもとより即注・脚注、図版の解説まで精読しておきましょう。
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