京都大学の雰囲気
京都大学(以下京大と略します)は「自由」な学風を誇る大学です。
大学としては「自重自敬」に基づいた学問の自由な発展を目指しています。
しかし学問上だけでなくこの自由な雰囲気は学内の至るところに溢れています。
まず、京大本部周辺には時代錯誤の立て看板が乱立しています。
学生運動の時代を彷彿とさせるこれらのものがまだ健在です。
受験シーズンになると、元々折田先生という偉い先生の像があった場所に毎年違うオブジェが突如として現れます。
仮装した学生が卒業式に出席しているのは有名ですね。
更に、京大には時々機動隊と衝突している熊野寮という寮があるのですが、熊野寮の寮生が京都一の繁華街四条河原町付近で綱引きをしたり、京大の時計台を占拠したりしています。
時計台が占拠された暁には、一般の学生も時計台に上ることができます。
さて、自由な学風の京大は授業も他大学に比べるとかなりゆるいです。
昨今、大学の授業が休講になると、土曜や祝日に補講を行う大学も増えていますが、京大にはそのようなシステムはありません。
土日祝日は休みです。
ちなみに創立記念日である6月18日は授業だけでなく、附属病院の外来診療まで休みです。
そして、大学が設定している補講可能日は前期と後期1日ずつしかありません。
入学後全員が一度は通うことになる吉田キャンパスの近くには、鴨川が流れています。
ロケ地などで有名な鴨川デルタもあり、鴨川は京大生が授業をサボる名所となっています。
余談ですが、京大では授業に出ず(出ていても!?)成績表に可が多い学生のことを「かかろっと」と呼びます。
ドラゴンボールのキャラクターではありません。
可がたくさんある(a lot)ということでかかろっとと呼ばれているのです。
また、京大では学生の立場が比較的強いのも特徴の一つです。
学部によっても違うのですが、例えば理学部では先生に対しては〇〇さんと「さん付け」で呼び、飲み会の場などでは、先生に対してタメ口で話したりします。
理学部の例は極端ですが、それでも昨今は経済的に恵まれている学生が増えていることもあり、はっきりと自分の考えを持っている自信のある明るい学生の多い大学です。
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京都大学の学食事情
京大の学食は、関西にある共学の大学の中で一番美味しいと言われています。
そんな京大の学食ですが、大学内には吉田キャンパスに5つ、桂キャンパスと宇治キャンパスに1つずつの合計7つの学食があり、少しずつ味やメニューそして器の大きさが違っています。
7つの食堂の中で一番美味しいと言われているのは、吉田キャンパスにある北部食堂です。
北部食堂の調理方式は、注文してから一つずつ調理してくれるスタイル。
注文してから食べられるまでの時間は長くなりますが、できたてのご飯が食べられます。
北大路通りに面したルネでは、ケバブやパフェなど珍しいメニューが並んでいます。
この他に、理系の学生の多くが通うことになる桂キャンパスでは、晩御飯の時間帯にオリジナルメニューを提供していたり、院生や研究員の多い宇治キャンパスでは、留学生も多いためハラールメニューやベジタリアンメニューがあります。
ちなみに学食での人気メニューは「ささみチーズカツ」です。
これは全てのキャンパスで食べられる定番メニューです。
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京都大学とその周辺にある施設事情
京大とその周辺には、学食の他にも色々な施設があります。
本部のある吉田キャンパスには学内にタリーズコーヒーがあります。
また、街中にあるので周辺施設には恵まれています。
京大では大学院に進学する学生が多く、在学年数が増えるにつれて学食のメニューに飽きてきて、外食する機会が増えます。
吉田キャンパス周辺で学生に人気があるのが、タイカレーの「こあのすけ」、「餃子の王将」、ガッツリしたメニューが人気の「ハイライト」と「丸二食堂」、洋食レストラン「まどい」、中華そばの「にぼ次郎」などです。
美味しいパン屋さんも多く、出町柳駅前にある「柳月堂」や「Friandise」は学生ばかりでなく教職員にも人気です。
大学の飲み会もキャンパス周辺で行われ、もつ鍋の「京亀」や鍋料理の「天寅」はよく使われています。
大学の周辺には昔ながらの銭湯もいくつもあります。
さて桂キャンパスの方ですが、こちらは街の中心部からかなり離れています。
しかしその代わりキャンパス内の施設が充実しています。
キャンパス内にあるパン屋さん「リューヌ」は地元の人がわざわざ買いに来るほどの人気店です。
その隣にはこじゃれたカフェ風のワンプレートランチのお店「Half Moon Garden」があります。
学食の隣にもカフェ「アルテ」があります。
学内にはジムや仮眠がとれるアロマまで備え付けられたヒーリングルームもあります。
またキャンパスの近くには「仁左衛門の湯」という温泉もあります。
平等院鳳凰堂で有名な宇治市にある宇治キャンパスでは、実は前総長の時にスタバを作る計画があったそうです。
しかしその計画は立ち消え、キャンパス内にはセブンイレブンができました。
キャンパス内にコンビニがあるのは宇治キャンパスだけ。
また、キャンパス内には「きはだ」というカフェレストランがあります。
こぎれいなレストランなので、懇親会の会場などにも使われています。
更に宇治キャンパスの目の前には、「たま木亭」というパン屋さんがあります。
このたま木亭、実はかつて食べログパン屋ランキングで1位を獲得したことのある超人気店でいつも大行列ができています。
宇治キャンパスは住宅街にあるため、他にも「中路ベーカリー」という美味しいパン屋さんやスーパーも近くにあり、便利なところです。
そして学内には「女性専用ルーム」という女子学生と女性の教職員だけが使える部屋があり、仮眠室やシャワー、キッチンが完備されています。
京都大学の学祭
京大の学祭はNFと呼ばれています。
November Festivalの略です。
11月の23日前後の週末に吉田キャンパスで行われています。
奇術研究会のマジックショー「Magic Castle」やお化け屋敷などの出し物が人気があります。
前夜祭もあり、前夜祭でも屋台が出ます。
また、学祭は学外のお客さんがたくさんやってくるので、出会いの場にもなります。
余談ですが、京大は男子学生の数が圧倒的に多いため、男子学生は学祭だけでなく、他大学の学生も入れるサークルやバイト先で知り合った女の子と付き合うことが多いです。
学祭は吉田キャンパスだけのイベントですが、宇治キャンパスでも毎年秋にキャンパス公開というイベントが行われています。
このキャンパス公開は受験生向けのオープンキャンパスとは異なり、市民に開かれた大学にしようという目的で行われており、小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで地元の人たちが大学の見学に訪れます。
京大生に馴染みの神社
さて、吉田キャンパスの隣には吉田神社という神社があります。
この神社を毎年たくさんの受験生や試験前の学生が訪れるのですが、ご利益がないことで有名です。
入試や学期末試験前には、上京区にある学問の神様で有名な北野天満宮にお願いした方がよさそうです。
その代わり、吉田神社は厄除の神様が祀られていて、節分祭が有名です。
この日は正門前の通りは屋台で埋め尽くされ、とても賑わっています。
福当たりの抽選券付き(一番いい賞品はトヨタのヴィッツです)の福豆が人気です。
また、この日出る屋台の手相占いはよく当たると評判です。
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